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【今週の一冊】『みそララ+』感想。移籍して連載再開し新装版刊行のお仕事コメディ!

 

みなさんこんにちは、【今週の1冊】として毎週、直近に読んだ作品(時には古い作品も!)をご紹介するマンガフルライターの神門です。

皆さんが作品を購入するご参考にしていただければと思います。

今回ご紹介するのは

『みそララ+』 

です。

 

『みそララ』は、もともと『僕らはみんな河合荘』を描いている宮原るり先生が『まんがタイム』で連載されていた作品です。

連載自体は2012年に第一部・完となり休載に入ったのですが、それが10年の時を経て2022年に掲載紙を移籍して連載が再開されました!

それを記念して、移籍先の少年画報社より既刊6巻に新規に描きおろしを加えて、『みそララ+』として新装版が刊行されました。

1、2巻が2月28日に発売され、この後、3月、4月に残りの3巻から6巻まで発売されていきますので、今まで知らなかった方も今回がチャンスです!

 

『みそララ』の作品内容は、主人公は麦田美苑。

美苑はもともと、ある商社で経理として4年間仕事をしていましたが、ある日突然に勤務していた商社が倒産して無職になってしまいます。

新たな就職先を探していた美苑が目を向けたのが、デザイン会社の「有限会社マース企画」。

もともと美苑はライター業に憧れており、決して規模の大きくないマース企画であれば経理の仕事をしつつライター的なこともできるのでは・・・

と、そんな憧れというか希望も抱きつつマース企画の面接を受けると、あっさりと合格!

しかし喜んでいるのもつかの間、マース企画は非常に個性的でキャラの強い社員ばかりで、入社したその日からトラブル続き!

それでも美苑はマース企画で、商社勤務時代には味わえなかった充実感を覚えながら日々を過ごしていきます。

そんな風に美苑を中心にマース企画の日々を描く、お仕事コメディ4コマ漫画です。

始まりはコレ!

「みそララ+」 1巻 宮原るり/少年画報社 より引用

 

人生、歳をとっていくと作品を見る目が変わっていくというか、視点が変わっていきます。

自分が実際に社会人となって仕事をするようになると、社会人を主人公に仕事を描いた作品がまた違う視点で楽しめるようになってきます。

例え働いている業界や業種は違えども、やっぱり働く上で共通することは多くあります。

それは仕事の仕方であったり、心構えであったり、同僚や仕事先とのコミュニケーションだったり、嬉しい事や悲しい事、落ち込んでしまう事。

コメディ作品なので色々と強調されている部分はありますが、やっぱりそういう風に思えるってのはお仕事モノの良いところだと感じます。

美苑は社会人経験はあれどもライターとしては駆け出しなので、色々と試行錯誤しながら進んでいきます。

ドジではあるけれど非常に前向きで、自信はないけれど色々なことに挑戦したがり、そういったところも周囲の社員から応援されやすい感じに。

 

一方で商社での社会人経験があるからこそ、社会人としての基本的なところもできている。

社会人としての一歩目からを描く必要がないので、その辺は設定が上手いところ。

そして個人的に美苑にもっとも同感したというか、分かるなと思ったのが2巻の最後のエピソード。

美苑は商社での4年間の経理の仕事は事務仕事で毎日同じような仕事で単調でつまらなかったと思い、マース企画での仕事とは比較にならないと思っていました。

しかし、その商社の時の同僚で後輩にたまたま街で出会った時にその後輩が、

商社では色々な仕事をやらせてもらって、自分で色々と考えながら成長出来て楽しかった、と実に残念そうに、そして楽しそうに言うのを聞いてショックを受けます。

経理の仕事が単調でつまらなかったのは、自分自身の仕事に対する向き合い方のせいだと気づかされたのです。

美苑は、同じ経理の事務仕事でも取り組み方や考え方の違いを知って自己嫌悪に・・・

「みそララ+」 2巻 宮原るり/少年画報社 より引用

 

こういうのって、多かれ少なかれあると思います。

同じ仕事でも、人によって全然、取り組み方が違うというか。

その仕事で、何を見つけようとするか、何を得ようとするか、そういう思いを持って取り組むと後に大きな差が出る可能性もあります。

マース企画ではそれが出来ている美苑も、なぜ、商社時代には出来なかったのか。

好きなことだから、興味のあることだから、等あると思いますが、仕事をしてお金をもらうことに変わりはなく、自分の心持ちと行動次第なんですよね。

 

なんて少し真面目なことを書いてしまいましたが、基本は宮原先生お得意のコメディなので楽しく読むことができます!

こういうコメディのセンスって天性のものだと思うのですが、宮原先生はそこが上手なんです。

舞台を会社、お仕事にしてもその辺はもちろん遺憾なく発揮されています!

なんでも、宮原先生のフリーライター時代の経験も活かされているとか。

実体験があるというのも大きいですね。

キャラクター達も、これまたいつも通り、クセというかアクの強い個性的な方ばかり!

どんな人たちかは、こんなカットから・・・

「みそララ+」 2巻 宮原るり/少年画報社 より引用

 

お気に入りはデザイナーの米原梨絵さん。

美苑と同い年、クールに見えて実は情熱的。

素直になれないところがまた可愛らしいですね。

 

ということで、新たに刊行された『みそララ+』、興味を持たれたなら是非!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

社畜として働きつつ、漫画と小説と野球に癒される日々。人生を変えた作品は「女神転生」。プロ野球を愛しベイスターズを愛する。 熱血王道もの、血飛沫舞うバトルものから美少女百合ものまでなんでも好む。特に「無限の住人」の美しい殺し合い、「はやて×ブレード」のバカバトルが好きです。