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【今週の一冊】『ディグイット』感想。元日本代表エースの息子がリベロで世界一を目指す、熱くぶち上がるバレー漫画

 

みなさんこんにちは、【今週の1冊】として毎週、直近に読んだ作品(時には古い作品も!)をご紹介するマンガフルライターの神門です。

皆さんが作品を購入するご参考にしていただければと思います。

今回ご紹介するのは

『ディグイット』

です。

 

 

バレーボールものですが、バレーボールは日本でも人気が高くて知名度も高いスポーツで、定期的に人気作品が生まれているように感じます。

まずは作品の概要を紹介します。

獅子谷岳は引退した元日本代表のエース・獅子谷慧の息子。

そのため期待され、中学のクラブでもエースを担っているけれど、実際、なかなか決めることが出来ず、岳本人も自分のアタッカーとしての資質に疑問を抱いている。

周囲は、あの獅子谷慧の息子なんだから、という目でみてくるし、なかなかキツイ状況です。

そんなある日、岳の練習を見に来た慧は、アタッカーとして天性の才能をもつノボルと出会い、ノボルを日本一のアタッカーにすると決意する。

これを契機に親子は決別。岳は中学を卒業したら母親と共に静岡に行くことにしました。

岳は自分自身でアタッカーに見切りをつけ、また新たな道を自ら切り開こうとする。

それこそが、リベロ。

父や、父が育てようとしているノボルといったアタッカーがどんなスパイクを打とうが、全て拾ってやるという思いを抱き、新たな高校でバレーボールに打ち込んでいく姿を描いた作品です。

アタッカーを諦め、リベロとして世界一を目指すと決心

「ディグイット」 1巻 ヨシダ。/講談社より引用

 

色々な要素をきっちりとおさえています。

まず主人公の立ち位置。かつての名選手の息子で、常に親と対比されながら違うポジションで上を目指していくという。

バレーボールはどのポジションの選手を主人公にするかというのがあります。

セッターなのかアタッカーなのかブロッカーなのか、はたまたリベロか。

バレーは好き、でも上背がなくアタッカーでは活きていけないからリベロに、ってパターンはある意味で王道ともいえます(もちろん、そうではない有名な作品もありますが)

親子の確執と倒すべきライバルの存在。

ノボルという父親も認めた逸材、そして父親自身。

クソ親父・・・

「ディグイット」 1巻 ヨシダ。/講談社より引用

 

東京と静岡と場所もわかれ、出会うのは全国大会の場か。

その辺も楽しみです。

 

さらに、岳とともに新たに戦うこととなる仲間達。

バレーボールってコートに立つのが6人と、個性的な仲間を作るのにポジション的にも人数的にもちょうど良い感じがします。

岳が選んだ高校は羽海野高校、バレーでは無名だったのに、昨年顧問が変わったらいきなり県大会ベスト4に入った学校です。

それだけに、在籍している先輩たちも、岳とともに入部した一年生達も、なかなか曲者ぞろいと思わせてくれます。

岳と同じ一年の中では百田が気になるところ、凄まじいジャンプ力と強打、そして右でも左でも打てる強さ、加えてバレーは高校までとか言って何かありそうでもあります。

両利きってなんやねん

「ディグイット」 1巻 ヨシダ。/講談社より引用

 

最初の試合形式の練習で、百田に限らず色々と各キャラの特徴的な部分をチラ見せしてくれるのも上手いです。

そんな中で岳も、コートの中を駆け回ってボールを拾って拾って拾いまくり、リベロとしての力を見せます。

有限実行、もちろんそれは中学時代からずっと努力し続けてきた姿も描いてあるからこそで、それだけの力を身につけたと思わせてくれます。

もちろん、バレーシーンも!迫力あります

「ディグイット」 1巻 ヨシダ。/講談社より引用

 

選手以外の重要さも出してくれていて、バレーボールは出来ないけれどデータでフォローしてくれるマネージャー。

そして、ベスト4に押し上げた監督。

まだ1巻だからメインの登場人物紹介的な部分が大きいけれど、これは面白くなりそうなバレーボール漫画!

主人公とその背景、仲間、指導者、そしてライバル、きっちり出そろった一巻でした!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

社畜として働きつつ、漫画と小説と野球に癒される日々。人生を変えた作品は「女神転生」。プロ野球を愛しベイスターズを愛する。 熱血王道もの、血飛沫舞うバトルものから美少女百合ものまでなんでも好む。特に「無限の住人」の美しい殺し合い、「はやて×ブレード」のバカバトルが好きです。