みなさんこんにちは、【今週の1冊】として毎週、直近に読んだ作品(時には古い作品も!)をご紹介するマンガフルライターの神門です。
皆さんが作品を購入するご参考にしていただければと思います。
今回ご紹介するのは
『税金で買った本』
です。
私は観ていないのですが、『アメトーーク』でも話題になったらしいですね。
図書館は素晴らしいです。
なんといっても無料で本を借りることが出来て読めます。
しかも、今では手に入らない絶版本、しかも古書市場だとかなり高額の本もしれっと置いてあったりします。
特に海外翻訳ものは、日本だと最初に出版されて後はもう刊行されない作品も多いですからね。
「おお、こんなマニアックなのが置いてあるんだ!?」
と、ちょっと驚いて感動することもあります。
子供の頃は親に連れられて行き、成長してからもその週間があったので図書館には通って本を借り続け。
途中、学校や仕事で忙しくなって通わなくなった時期もありますが。
今もまた、2週間に一度の図書館通いで本を借りています。
今は昔と違って、ネットで予約することもできるからとても便利です。
皆さんも税金を納めているのであれば、図書館を利用しないのは勿体ないですよ!
ああ、なんて素敵な図書館!
・・・と前置きが少し長くなりましたが、そんな図書館を舞台に描いている作品です!
「税金で買った本」 1巻 ずいの (原著), 系山 冏 (著)/講談社 より引用
主人公は高校生の石平君。
ちょっとヤンキーっぽい男の子。
石平君が、ちょっと気になることがあって図書館にやってきて、なんやかんやあって図書館でバイトをすることになりました。
そして石平君がバイトをしながら、図書館の仕事であったり、図書館で発生するトラブルやイベントであったり、そういったものを知ったり触れ合ったりしていく物語です。
本好きの人間が憧れる職業といえば、
- 作家
- 出版社
- 本屋
- 図書館
ですからね、本好きの人なら絶対に気になること間違いなし!
私も図書館は日常的に活用していますが、本の貸し出しと返却、配架、修理や選書などは想像できても、具体的な仕事の中身や、またそれ以外のこととか分からないですから、興味津々です。
図書館初心者の石平君とともに、図書館の仕事であったり、図書館がもつ課題であったり、そういうものを知っていけます。
「税金で買った本」 1巻 ずいの (原著), 系山 冏 (著)/講談社 より引用
そういったものを描きつつ、石平君の心の持ちようであったり成長であったり。
その辺のことも織り込んでいく。
興味のあることの知識を得ながら、物語としても楽しめる。
うーん、素晴らしいですね!
2022年6月現在、3巻まで刊行されておりますので、長すぎず短すぎず、自分に合っているか確認するには適度ではないでしょうか。
あ、ちなみ図書館のこと、仕事であれば、ちょっとファンタジーの世界になりますが
『図書館の大魔術師』
でも司書の仕事を知ることが出来たりもしますので、興味のある方手に取ってみてください。
満足すること間違いなしです。
こちらの記事でご紹介しております!
コメントを残す