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【今週の一冊】『逃げろ松本』1巻感想。自転車でのハイスピード逃走劇&バトル!

 

みなさんこんにちは、【今週の1冊】として毎週、直近に読んだ作品(時には古い作品も!)をご紹介するマンガフルライターの神門です。

皆さんが作品を購入するご参考にしていただければと思います。

今回ご紹介するのは

『逃げろ松本』

です。

 

 

松本ヨシノブは大学時代にロードレースの大学インカレを三連覇したほどの実力者でした。

そのまま海外に進出し、ツール・ド・フランスを制覇することを夢見ていました。

ところが栄養ドリンクに禁止物質が混入されておりドーピング規定違反となり、自転車競技の世界からはじき出されてしまいました。

それから5年、松本は就職もせず、配達員の仕事をして生計を立てていました。

そんなある日、配達先で何者かに襲われ、気が付くとその場には死体が!?

誰がどう考えても松本が犯行を行ったとしか思えない状況にハメられてしまっていた。

何もわからない松本の元には謎のスマホが残されており、そこから真犯人と思しき人物から指令が下る。

もし100日間捕まらずに逃げきれたら自分が犯人として自首し、そして松本を自転車選手として復帰させてやる、と。

到底信じられない話ではありますが、松本としては捕まってしまえば犯人とされてしまうので話に乗るしかない。

こうして、松本の逃走劇が開始されるのでした。

真犯人?の提案は、松本が望んでいたこと・・・

「逃げろ松本」 1巻 オクスツネハル/集英社 より引用

 

 

ということで、自転車による逃走劇を描いた作品であります。

普通ならばすぐに捕まってしまいそうですが、松本は大学時代に圧倒的な成績を残し、その後も配達員として毎日自転車に乗り続けていました。

短距離のスピードも、長距離のスタミナも持ち合わせており、ロードレーサーだったため道路の走りも熟知している。

そして何より負けず嫌い。

自転車ならではの特性を活かして逃げていきます。

極限下の状況が松本の心に火をつける??

「逃げろ松本」 1巻 オクスツネハル/集英社 より引用

 

それだけなら逃げ切れそうにも思えますが、当然ながらそんな簡単なものではありません。

犯人は松本に対して幾つかのルールを課してきます。

  • 自転車以外の移動手段はすべて禁止
  • 同じ市町村に三日以上留まってはいけない
  • 真犯人からのスマホは常に電源ONにして携帯すること

 

この3つのルールに加え、更に試練を与えてきます。

試練というか、刺客ですね。

一巻では、暴力事件によって引退した元競輪選手の尾形が刺客として送られてきます。

単に逃走劇だけではなく、おそらくは尾形のように様々な自転車の実力者や、そうではないかもしれないけれど曲者たちが松本に勝負を挑んでくるのでしょう。

同じ自転車の選手でも、ロードレーサーと競輪選手ではその性質や得意とするところも異なってきます。

送られてくる刺客

「逃げろ松本」 1巻 オクスツネハル/集英社 より引用

 

更にこれは正規の試合ではないので、ある意味では何でもアリ。

まあ尾形の妨害、凄いスピードで走りながら、更に前を走る松本にあんな妨害が出来るのか?

とは思ったりもしますけれど、そこはエンタメ作品なのでご愛敬なのか。

 

 

真犯人の目的は何なのか?

松本包囲網で新たに送られてくる刺客は誰なのか?

どういう戦いが繰り広げられるのか?

松本は逃げ切れるのか?

色々と気になるものを読者に与えてくれており、1巻としては良いスタートを切ったのではないでしょうか!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

社畜として働きつつ、漫画と小説と野球に癒される日々。人生を変えた作品は「女神転生」。プロ野球を愛しベイスターズを愛する。 熱血王道もの、血飛沫舞うバトルものから美少女百合ものまでなんでも好む。特に「無限の住人」の美しい殺し合い、「はやて×ブレード」のバカバトルが好きです。