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『ヴィンランド・サガ』アシェラッドとは何者だったのか?印象的な5つの行動から真の目的を徹底考察!

こんにちは、マンガタリライターのいまいです。毎週日曜25時から放映中のアニメ『ヴィンランド・サガ』が楽しみすぎて、月曜早朝2時から眠れない日々を送っています。

アニメでは漫画で語られなかった展開を見せてくれるので、気になる人はAmazon Prime Videoでの鑑賞がオススメですよ。

そんな『ヴィンランド・サガ』序盤の大人気キャラのアシェラッドですが、「結局アシェラッドは何がしたかったの?」という疑問は多いようです。

ヴィンランド・サガ(3) より引用

それもそのはず、アシェラッドは出自から目的まで常に周囲に隠し続けたキャラですから、読者からしてもわかりにくいのは当たり前なのです。

今回の記事では、

  • アシェラッドの印象的な5つの行動
  • その行動の真意
  • アシェラッドは何者だったのか?

についてお伝えしていきます。

作中でもハッキリと言葉で語られていない部分があるので、ある程度は考察が入っています。既読の人は、ぜひご自身の考えと一致しているかどうか確かめてみてくださいね。

アニメ版でしか語られていないストーリーも踏まえて解説していきます!

注意!

アシェラッドについてのまとめ・考察記事なので、めちゃくちゃネタバレが書いてあります。

内容的に、知っているといないでは読む楽しさが天と地ほど変わるので、『ヴィンランド・サガ』未読の方には読まないことをおすすめします。

 

 

1、最後まで真の目的がよくわからないアシュラッドの基本情報

ヴィンランド・サガ1巻より引用

出身 ユトランド半島(国としてはデンマーク)
血統 ノルド人とウェールズ人のハーフ

アシェラッドは、主人公トルフィンの父親、トールズを殺害した張本人です。ヴァイキングの一団の首領で、略奪や襲撃を行っているシーンが多々描かれています。

性格は狡猾で残忍、現実主義です。実力も高く、トールズの本気を引き出させた他、50人の戦士に囲まれても善戦していました。

洞察力・考察力は剣の腕以上に秀でており、作中序盤のブリテン編では主人公のトルフィンの登場シーンを奪うほど活躍していました

ヴィンランド・サガ7巻より引用

一方で、作中で語られるようなヴァイキングの特徴は実はあまり持ち合わせておりません。

ヴァイキングの活動として、略奪は行います。しかし、殺人を楽しむシーンも、女性に手をあげるシーンも描かれていないのです。

そんな人物がなぜヴァイキングなどをやっているのか? それは本当の理由は彼の「目的」を果たすため。

では、アシェラッドの「目的」とはなんでしょうか。アシェラッドのストーリーを時系列で見ていきましょう。

 

2、アシェラッドは矛盾や自虐的思考を内包した複雑なキャラ!?しかし、それが魅力!

アシェラッドの生まれはユトランド半島です。国としての出身はデンマークと考えて良いでしょう。ちなみに、ユトランド半島は、現在では北側がデンマーク領、南側がドイツ領となっています。

父親はユトランドの豪族で、いわく「酒と女と殺しが好きな、どこにでもいるヴァイキング」

母親はその父親の奴隷で、出身はウェールズ。現在はイギリスの一部です。

ヴィンランド・サガ7巻より引用

アシェラッドたちが活躍した西暦1000年付近、ウェールズは他国からの侵略に抵抗を続ける、小国家が密集した地域でした。

侵略をしていたのはイングランドやデンマーク。そう、アシェラッドの父親はこのウェールズに侵略した際、アシェラッドの母親をユトランドへ攫ってきたのです。

もちろん、奴隷の子であるアシェラッドには父親からの寵愛などはありませんでした。

物心ついたころから鍛冶場や厩で働いていた彼は、「灰まみれ」という意味の「アシェラッド」と呼ばれるようになります。

ヴィンランド・サガ7巻より引用

この時点でお分かりかと思いますが、アシェラッドには「デンマーク」と「ウェールズ」の当時は対立していた二つの民族の血が流れています

しかし、幼いころから母親の哀れな姿を見て育ったアシェラッドのアイデンティティは(自覚は別として)ウェールズにありました。

母親は、アシェラッドに口癖のように言いました。

「先祖の大英雄アルトリウス(アーサー王伝説の基になった人物)がやってきて、いつか自分たちを救ってくれる」

そう、アシェラッドは英雄の血を引いています。

幼いアシェラッドも英雄の救いを信じて育ちますが、ある時、アシェラッドの父親が、ふとしたことからアシェラッドの母親に対し剣を抜きました。

この瞬間、彼はアルトリウスなど助けに来ないことを確信します。

ヴィンランド・サガ7巻より引用

「だれかがやらねばならん。英雄でも神でもねェ誰かがな」。

この台詞は後々のアシェラッドの目的を果たすための「手段」に繋がります。と同時に、アシェラッドが自身を英雄だと考えていないことがわかります。

後に謀略により父の命と財産を手にした彼は、やがてウェールズに足を踏み入れ、母親を故郷に帰らせてあげました。

ヴィンランド・サガ4巻より引用

このように、アシェラッドはデンマークよりもウェールズを大切にしています。

成長した彼の目的は「ウェールズへの侵略の手を防ぐ」こと。

そのために、最も嫌悪するヴァイキングとなり、デンマーク内部の要職に就く機会を淡々と狙っていたのです。

ただ、彼の帰属意識がどこにあるのかを一言で表すのは困難です。

ヴィンランド・サガ7巻より引用

アシェラッドはヴァイキングを嫌悪し、ウェールズのために動いています。しかし、自身もそのヴァイキングであると認め、自身すら嫌悪しています。

この矛盾や自虐的な考えが、アシェラッドを複雑にしているのです。……と同時に、他にはない強い魅力でもあります。

 

3、アシェラッドの真意を表す5つの印象的な行動を徹底考察!

アシェラッドは、意味深なセリフや真意が読めない行動をたくさん見せています。その中でも、特に印象的な行動を5つ挙げてみました!

さらさらと流し読みしているだけではなかなかわかりません。アシェラッドを真に理解するには、彼の中にある「自己矛盾」に目を向けることが大切です。

 

印象的な行動1 なぜ殺した人間の息子のトルフィンを拾ったのか?

ヴィンランド・サガ3巻より引用

真意1:トールズへの贖罪と矛盾の心境

トルフィンを拾った理由は、作中では明らかになっていません。

アシェラッドからすると、討伐対象の子どもが船の中に潜んでくっついてきただけなので、拾って団に入れるのは少し不自然な気もします。

理由の一つはおそらく「トールズへの贖罪」

トルフィンの父親のトールズを殺害した際、アシェラッドの胸中は複雑に渦巻いていました。

「ウェールズを救うため動きたいものの、ただのヴァイキングである自身にその役目は務まらない」と考えていたアシェラッドは、ずっと自身を任せられる主を探していました。

そして、ある時主の器を見つけます。それがトールズです。

ヴィンランド・サガ2巻より引用

「本当の戦士に剣など要らない」と言ったトールズは、そのへんのヴァイキングとは明らかに一線を画していました。

しかし、そのトールズにはアシェラッドの主になる意志はありませんでした。一瞬の躊躇を経て、アシェラッドはトールズ殺害を実行します。

「豚にも劣る暗愚なヴァイキング」である自分が、本当の戦士であるトールズを殺害してしまった。その贖罪として、トルフィンを拾ったと考えることができそうです。

アニメでは、このシーンにオリジナルの補完が入りました。

「や~めた。付き合ってらんねェな。ガキを殺すのも趣味じゃねェし。」

アニメ ヴィンランド・サガ 5話より引用

アシェラッドがトールズを失ったばかりのトルフィンに挑まれるシーンです。

もちろんボコボコするのですが、トルフィンが不意を狙い短剣を投げた瞬間、アシェラッドの態度が変わりました。

「戦場で手柄を立ててみな。ノルドの戦士なんだろ? そしたらご褒美に決闘してやるよ」

この言葉に従い、トルフィンは戦場に身を投げることになるのです。

ちなみに、アシェラッド兵団の面々は、もともとトルフィンに対しそこまで害意は持っていません。

一人ぼっちになっていたトルフィンに最初に声をかけたのは、トルフィンを人質にとったビョルンでした。

アニメ ヴィンランド・サガ 5話より引用

ターゲットに対しては非情になるものの、殺したところで利益のないトルフィンには、そもそも害意を向ける意味がなかったのでしょうね。

とはいえ、トルフィンが兵団の面々に剣を向けていたら、どうなっていたかはわかりません。

自身に矛先を向けさせることで、結果的にアシェラッドはトルフィンを救ったことになる……とも考えることができますね。

 

印象的な行動2 なぜ「デーン人(仲間)が嫌いだ」という発言をしたのか?

ヴィンランド・サガ4巻より引用

真意2:自身を含め、すべてのヴァイキングを嫌っているから

「デンマークの血よりウェールズの血が勝ると言い切れるか?」という問いに、ひどい嫌悪の表情を浮かべたアシェラッド。

「血の問題は別にしても」と切り出した答えは「俺はデーン人が嫌いだ」というもの。

アシェラッドのストーリーでもお話ししたように、アシェラッドの帰属意識は複雑です。しかし、彼が真に味方をしているのはウェールズです。

そのウェールズへ侵略を繰り返すヴァイキング。彼にとってヴァイキングの象徴的存在は自身の父親です。

ヴィンランド・サガ7巻より引用

アシェラッドは、そんなヴァイキング全般、戦士全般をひどく嫌悪しています。

そもそもヴァイキングの兵団を率いているのは、最終目的であるウェールズへの利益をデンマーク側から狙うため。

そのため、アシェラッドにとって、自身の兵団は「利用するべきもの」でしかありません。

実際、配下たちに弓を引かれた時には躊躇なく本心を露わにし、剣を振りました。

ヴィンランド・サガ5巻より引用

では、「なぜわざわざデンマーク側から狙ったのか」と問われると、それはやはり「彼が自身を(自身が嫌う)ヴァイキングと認めているから」という回答になるのです。

 

印象的な行動3 なぜクヌートへの態度が変わったのか?

ヴィンランド・サガ6巻より引用

真意3:彼が自身の主の器へと成長したから

デンマークの王子、クヌート。アシェラッドは彼の護衛をすることになりますが、最初はソリに放り込んだり頬をはたいたりと全く尊敬している様子はありません。

しかし、ある時その態度が豹変することになります。

アシェラッドは、王族であるクヌートに対し、「王者のツラじゃねェ」と言及していました。

普段なら意にも介さないであろう相手ですが、クヌートは紛れもない王の息子。

「あのボンボンを王に仕立て上げれば、デンマークの国政を左右する要職に就くこともあり得る」と、自身の野望を果たすために利用することを決意します。

ヴィンランド・サガ6巻より引用

そんなアシェラッドの態度が変わったのは、トルケルとクヌートが邂逅したときのことでした。

クヌートは、教育係のラグナルの死をきっかけに「愛とは何か」という問いの答えを見出します。

それにより心中で父親と決別し、成長を遂げるのです。(クヌートの成長シーンだけでも1記事書けそうなボリュームになりそうですが、ひとまず我慢します……)

ヴィンランド・サガ6巻より引用

トルケルは、成長したクヌートの瞳にトールズのそれと同じ輝きを見ました。

きっと、アシェラッドも同様でしょう。自身の主を見つけた瞬間です。

「ただのヴァイキング」でしかない自身を任せられる主を探していた、と先述しましたが、ついにクヌートがその器になったのです。

ヴィンランド・サガ7巻より引用

 

印象的な行動4 なぜ王の前で乱心したフリをしたのか?

ヴィンランド・サガ8巻より引用

真意4:クヌートとウェールズを救うため

デンマークの王の御前で、突如としてアシェラッドは剣を抜きました。

知略と謀略で進んでいたブリテン編が、突如として血みどろで性急な戦闘シーンに。この急展開に度肝を抜かれた人は多いでしょう。

クヌートを主に認めて以来、アシェラッドの策略は順調に進み、クヌートを王にするべく、彼の父親のスヴェン王を追い詰めていました。

しかし、スヴェン王の何気ない施策で、彼は一瞬で窮地に立たされます。それは「ウェールズへの侵攻」

ヴィンランド・サガ8巻より引用

あくまで「兵を休ませないため」が理由の侵攻ですが、アシェラッドからすれば彼の故郷が火の海に変えられてしまうのと同義です。

スヴェン王は、「クヌートを殺せばウェールズ侵攻は見逃してやろう」とアシェラッドに持ちかけます。

ヴィンランド・サガ8巻より引用

自身の故郷のウェールズか、自身の主であるクヌートか。

一瞬の判断を求められた結果、アシェラッドはそのどちらも救う判断をしました。

ヴィンランド・サガ8巻より引用

それが乱心です。

アシェラッドがスヴェン王を手にかけ、クヌートがそのアシェラッドを討伐する。その功績でクヌートが実権を握り、ウェールズ侵攻もとりやめとする。

アシェラッドは一瞬でこの計画を思い描き、自らの命をなげうって全てを救いました。

ヴィンランド・サガ8巻より引用

その際、自ら先祖のアルトリウスの名を名乗ったのは、乱心したフリにちょうど良かったからだと考えるのが妥当です。

なぜなら彼は自身のことをヴァイキングであると認識しているから。

しかし、その自己認識すら自己矛盾に抑えつけられた結果であると考えると……自分のことをどこかでアルトリウスの子孫として認めていたということも考えられますね。

 

印象的な行動5 結局、トルフィンのことをどう思っていたのか?

ヴィンランド・サガ8巻より引用

真意5:自覚はなくとも、あえて言うなれば息子のように思っていた

さて、自身の目的を果たすべく命を賭したアシェラッドですが、彼には心残りがありました。それが主人公、トルフィンです。

トルフィンを拾った理由はトールズへの贖罪。これはトールズの影響によるアシェラッドの選択であるということ。

つまり、この時点ではトルフィンはアシェラッドにとって「殺した人間の息子」以外の何者でもありません。

では、アシェラッドはトルフィンに対しどのように思っていたのでしょうか。1巻、第1話ではこのように話しています。

ヴィンランド・サガ1巻より引用

彼の態度は変化することはありませんが、兵団で最もアシェラッドを理解しているビョルンからすると、真意は別にあるようです。

ヴィンランド・サガ4巻より引用

アシェラッドはトルフィンを信用している。

ビョルンはアシェラッドと付き合いが長く、まさに理解者と言えます。アシェラッドがあらゆるヴァイキングを嫌っていることにも気づいていました。

アシェラッドは死ぬまでトルフィンに対して態度を崩しませんが、死ぬ瞬間、少しだけ本音を口にしました。

ヴィンランド・サガ8巻より引用

「本当の戦士になれ」。最期の最後で、アシェラッドはトルフィンを導きました。

トルフィンを信用するようになったアシェラッドは、いつしかトルフィンから親を奪ったことにもどこかで責任を感じるようになったのかもしれません。

そんな自分が最後にしてやれることは何かを考えた結果、「本当の戦士になれ」とトルフィンに言い残した……と考えることはできないでしょうか。

ヴィンランド・サガ8巻より引用

そして、トルフィンもアシェラッドのそういった態度に薄々感づいていたのでしょう。続く「奴隷編」では要所でアシェラッドの幻が登場し、トルフィンを導きます。

幻はあくまでトルフィンが見ているものですから、トルフィンがアシェラッドの心情に気づいていなければ見ることはできませんからね。

ヴィンランド・サガ10巻より引用

彼らの関係を一言で表すのは難しいのですが、一番近いものが何かと問われれば「親と子」になるのではないでしょうか。

 

4、アシェラッドの特徴「自己矛盾」は作品における重要ポイント!

ヴィンランド・サガ7巻より引用

ここまで説明してきたアシェラッドの「自己矛盾」ですが、実はアシェラッドだけではなく、作品そのものを語る上でも欠かせない要素です。

主人公のトルフィンは「奴隷編」を経てこの自己矛盾に陥ることになり、本当に大きく成長を遂げることになります。

もう一人の主人公とも言えるクヌートもまた、「血と鉄を用いた楽度建設」という矛盾した行動をとるようになります。

ヴァイキングの世界は暴力の世界。ですが、トルフィンとクヌートは、そんな世界と正反対の(=矛盾した)平和な世界を目指すのです。

形は違えど平和を目指す彼らは、全員が自己矛盾を内包し、この暴力の世界で生きています。

そして、主人公たちと同様の特徴を持つアシェラッドもまた、作品のメッセージの一端を担う人物であると言えるでしょう。

 

5、まとめ

アシェラッドは、『ヴィンランド・サガ』の大人気キャラクター。

アニメがおそらくブリテン編までは描かれることを考えると、今後さらに人気は伸びるのではないでしょうか。

アシェラッドは複雑な出自と矛盾した心境から本当の目的がわかりにくい人物です。

重要なのは以下のポイント!

  • デンマーク人(ヴァイキング)とウェールズ人のハーフ
  • ヴァイキングを心の底から嫌っている
  • ウェールズの英雄の血を引いており、ウェールズの繁栄を願っている
  • しかし、自身のことは「ただのヴァイキング」だと考えている
  • トルフィンのことは心のどこかで憎からず思っている

アシェラッドという人物を一言で表すなら「矛盾の人」。作品において重要な戦争の犠牲者の一人であり、それが「矛盾」という形で強く発現した人物と言えるでしょう。

これらを念頭に『ヴィンランド・サガ』を読んでもらえれば、より理解度が深まることでしょう。

いまい



 

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ヴィンランド・サガ
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2 件のコメント

  • 個人的にはウェールズ側からじゃなくデンマーク側からっていうのは、アシュラッドの考察の良さであり察知によるもので、ウェールズ側からでは無理だと悟っていたから しかたなく ヴァイキングとなり功績を挙げ、上にとりつき守ろうとしたという印象

  • アシェラッドは、思春期の詩人のような本作の主要登場人物たちの中で、自らの目的と思考が煮詰まった最も大人な人物として描かれていると思われます。
    自らの手でトールズを舞台から引きずり下ろした責任から、主人公の唯一の師匠であり父親だったわけですが、実力者として描かれる師匠はあまたあれど、これほど活動的で魅力に満ちた師匠像はなかなかないのではないでしょうか。(大体の”師匠”は、偉大な思想を秘めた実力者であることを踏まえると、おどろくほど自ら動かないw)

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    ABOUTこの記事をかいた人

    漫画アプリに余暇の全てを吸い込まれる20代フリーライター。古本屋で「ヴィンランド・サガ」を立ち読みして人目もはばからず号泣した経験を持ちます。 中学生の頃には「テガミバチ」に登場する住所の番地を暗記してました。期末テストの範囲だと思っていましたが結果は赤点でした。