みなさんこんにちは、【今週の1冊】として毎週、直近に読んだ作品(時には古い作品も!)をご紹介するマンガフルライターの神門です。
皆さんが作品を購入するご参考にしていただければと思います。
今回ご紹介するのは
『月姫 -A piece of blue glass moon- コミックアンソロジー 』
です!
たまにはアンソロジーでもいいでしょ! ということで選んでみました。
『月姫』とは、もともと同人サークル「TYPE-MOON」が製作したビジュアルノベルの同人ゲームです。
2021年にはPS4、およびNintendo Switchで元の同人作品の発売から20年の時を経てコンシューマ版としてリメイクが発売されました。
本作は、そんなリメイク作、『月姫 -A piece of blue glass moon- 』のアンソロジーコミックスです。
月姫 -A piece of blue glass moon- – Switch
アンソロジーですので色々な作家さんが参加されていますが、そこにあるのは間違いなく『月姫』に対する愛!
20年追い続けてきた人も、リメイクで知った人も、誰しもがゲームに愛情を抱き、そして愛をこめて漫画にしています。
リメイクされた『月姫』は”表”の物語、ということで描かれているのは「アルクルート」と「シエルルート」だけでした。
ですので、このアンソロジーも必然的にアルクェイドとシエルをメインとしたお話が多くなっています。
秋葉、琥珀、翡翠の出番は本当にちょっとだけなので、ファンの人はちょっと無念かもしれませんが、それは〇年後に発売される(はず?)の、リメイク第二弾を待ちましょう!
その分、アルクェイドとシエルが可愛く描かれています!
リメイクされたことの良かった点としては、当然ながらビジュアルが良くなったことがありますが、それ故にアルクもシエルも、漫画の中でも実に表情豊かで可愛らしくなっています。
「月姫 -A piece of blue glass moon- コミックアンソロジー」 nあくた/一迅社 より引用
特にアルクはずるいですね・・・!
アンソロジーだから好きなように可愛いアルクェイドを描けるのがお得です。
個人的にはnあくた先生の、シエルと一緒にお買い物に行くアルクが可愛いです。
nipi先生の4コマのアルクもいいですね!
アルクとシエル以外にも、ノエル先生とかヴローヴが主役のお話もありますので、そちらのファンの方もご安心を!
「月姫 -A piece of blue glass moon- コミックアンソロジー」 furu/一迅社 より引用
アンソロジーというと、参加している作家さんによってかなり質の違いがあったり、当たり外れが大きかったりすることがあります。
が、本作では良質な作品が揃っていますので、
「うーん、アンソロジーか・・・」
と、手を伸ばすのをためらっている方も安心して読むことが出来ると思います!
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