【今週の一冊】天乃忍先生『リバース×リバース』完結!全寮制の女子高に女装潜入ラブコメ

みなさんこんにちは、【今週の1冊】として毎週金曜日、基本的には直近に読んだ作品(時には古い作品も!)をご紹介するマンガフルライターの神門です。

皆さんが作品を購入するご参考にしていただければと思います。

今週ご紹介するのは、天乃忍先生の『リバース×リバース』です!

ちょうど2021年12月に完結巻である4巻が発売されましたので、この機会にご紹介します!

 

著者 天乃 忍
出版社 白泉社
掲載雑誌 花とゆめ
単行本巻数 全4巻
ジャンル ラブコメ

 

物語を簡単にご説明します。

『リバース×リバース』は、天乃忍先生が花とゆめに連載されていた、伝統ある全寮制の名門女子高である私立清歌女学院を舞台に繰り広げられるラブコメ作品です。

ヒロインの七瀬雛は幼少時のトラウマもあって男性恐怖症。

そんな雛が学院に入学して寮の同室となったのが、雛が憧れるような素敵なお嬢さまである雪野楓

楓は、雛が執筆している自作小説の中で自分の理想を具現化した主人公にそっくりで、これから素晴らしい女子高校生生活が始まると夢見る雛。

ところが!

実は楓は本当は男で、事情があって女装して女子高に編入していて、しかも幼少時の雛にトラウマを植え付けた張本人だったという!?

  • 同室の憧れの女子が実は大嫌いな男子ということに気が付かない雛
  • 子供の頃に傷つけた少女が雛だということを知っているけれど、そのことはもちろん正体を秘密にしなければいけない楓

 

そんな二人が織りなすラブコメです。

理由あって女装して女子高に・・・だけど、どう見ても美少女!

「リバース×リバース」 1巻 天乃忍/白泉社 より引用

 

子供の頃に大嫌いだったアイツと再会して、なぜか気になる相手に!? 

という物語展開はあるかと思います。

そこに、その相手である男子に女装潜入させる要素を加えることで、よりドタバタ度を大きくした設定になっています。

現実にはありえないかと思いますが、女装潜入モノは良いですよね。

学園生活における様々なイベントなどを通して、男だとバレないように奮闘したり、男だとバレそうになって慌てたり、何をやってもアクシデントでドタバタにできます。

更に全寮制で女子と同室ときますから、朝から晩まで気が抜けない!

この作品でももちろん、そういったお約束のドタバタを楽しむことが出来ます。

それでも重くもならないし、お色気路線にもならないのは、ラブ&コメディにきっちり重点を置いて描いているから。

なんとなくお気に入りの浴衣。喜ぶ女性陣(雛とその母と姉)

「リバース×リバース」 1巻 天乃忍/白泉社 より引用

 

掲載誌が「花とゆめ」と少女漫画雑誌ですから、読者が求めるのは男性向けのお色気路線ではありません。

楓がわざわざ女装をしている背景にも理由がありますし、変な目的で入学しているわけではなく、紳士的に(淑女的に?)品行方正に暮らそうとします。

そしてそれ故に美しさが際立ち周囲から憧れの存在に見られるようになります。

 

作者さんが描くコメディタッチなところも読んでいて微笑ましく、更に恋愛要素では男女でありながら一人が女装潜入ですから、実は百合要素もある。

その三点のバランスが非常によく描かれているのですね。

見た目は百合・・・だけど、百合じゃない

「リバース×リバース」 1巻 天乃忍/白泉社 より引用

 

そしてこの手のドタバタコメディは長く続けすぎるとマンネリ化したりグダグダしたりする可能性も高くなりますが、全4巻というコンパクトなサイズでまとまっているので飽きることなく最後まで到着します。

個人的には、もう1,2巻分くらいのエピソードがあっても良かったのでは? と思わなくもないですが、もしかしたらそれこそ蛇足かもしれません。

4巻の中で過不足なく雛と楓の関係性が描かれて綺麗に完結していますから。

恋愛に寄りすぎず、かといってコメディ過ぎずに、素直に楽しめる作品だと思います。

気になった方はこちらのアプリで読むこともできます!







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください

ABOUTこの記事をかいた人

社畜として働きつつ、漫画と小説と野球に癒される日々。人生を変えた作品は「女神転生」。プロ野球を愛しベイスターズを愛する。 熱血王道もの、血飛沫舞うバトルものから美少女百合ものまでなんでも好む。特に「無限の住人」の美しい殺し合い、「はやて×ブレード」のバカバトルが好きです。