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『東京リベンジャーズ』名言・名場面付きキャラ名鑑!時代を創る魅力的な男達を能力やスキルも加えて解説!

みなさんこんにちは、マンガフルライターの神門です。

2021年、もっとも盛り上がった作品はなんでしょうか?

  • 鬼滅の刃?
  • 呪術廻戦?

いえいえ、おそらく

 

『東京卍リベンジャーズ』

 

ではないかと思います。

その勢いはアニメに、映画に、舞台にと、留まることを知りません。

これだけ盛り上がるための理由は色々とありますが、魅力的な登場人物が数多く登場しそれぞれが個性を際立たせて躍動している、というのが大きな要素としてあります。

とにかく、キャラクター一人一人が立っていて、各人に多くのファンが出来ています。

 

そこで今回は、『東京卍リベンジャーズ』に登場するキャラクター達を大紹介します!

各キャラクターがどんな魅力を持っているのかだけでなく、エピソード単位での相関図など色々な情報も付加してお届けしますので

  • 自分も『東リベ』大好き! 思いを共有したい!
  • 『東リベ』読んで魅力的なキャラが多くて大好き! 改めて一括して把握したい!
  • 読んだことないけど興味あるので、どんなキャラクターが活躍するのか知りたい!
  • なんでもいいからイケメン紹介しろーーっ!!

 

そんな皆さんのご要望にお応えする記事になっているかと思います。

さあ、それではさっそく、魅力的な不良の時代にタイムスリップしましょう!

※紹介する内容は、コミックス24巻までのものとなります

 

目次

1、『東京卍リベンジャーズ』ってどんな漫画?

著者 和久井 健
出版社 講談社
掲載雑誌 週刊少年マガジン
掲載期間 2017年3月~
単行本巻数 既刊24巻(2021年10月時点)
ジャンル サスペンス・アクション

 

『東京卍リベンジャーズ』は、和久井健先生が週刊少年マガジンで連載している、“ヤンキー×タイムリープ”という組み合わせのアクション・サスペンス作品です。

 

主人公の花垣武道は2017年時点で26歳のフリーター。

中学時代は不良だったのですが、他の不良グループに敗北して奴隷のように扱われる日々を過ごし、中学を卒業すると同時に逃げ出しました。

以降、中学時代を引きずったのか何をやってもうまくいかず、謝り、逃げ続ける日々を送っていました。

そんなある日、人生で唯一出来た中学時代の彼女、橘日向とその弟の直也が死んだことをニュースで知ります。

落ち込む暇もなく、武道もまたある日駅のホームから転落し電車に惹かれて人生終了――と思ったら、なぜか武道は12年前である2005年の中学生になっていました。

タイムリープをしたのです。

2017年と2005年、12年の間をタイムリープできる能力を持った武道は、日向を助けるため逃げ続けるだけだった不良時代に、過酷な運命に立ち向かうことを決意したのでした。

駅のホームから転落、気が付けば12年前!?

「東京卍リベンジャーズ」 1巻 和久井健/講談社 より引用

 

今や時代にそぐわず廃れているヤンキー漫画ですが、現代の主人公がタイムリープして過去のヤンキー時代に戻って新たに生きるという、ある意味、“なろう系の異世界転生モノ” に通じるところも恐らく受け入れやすい素地があったのだと思います。

ヤンキー漫画全盛期を過ごした年代ではなく現代の若い男性も取り込み、更に多くのイケメンたちの群像劇は女性ファンをも多く作り出し、一大ブームを巻き起こしています。

 

かくいうライター自身も、「こんなヤンキー今どき存在するの? あ、これは今じゃなくて昔か」なんて納得させられちゃいます(笑)

そこに加えて主人公が何度もタイムリープして過酷な試練に立ち向かい、ボロボロになりながらも運命を変えていくループ物の王道を押さえていて、読んでいて盛り上がること間違いありません。

2021年、『東京卍リベンジャーズ』は

  • アニメ放送
  • 映画公開
  • 舞台化

 

と、メディアミックス展開で大爆進し、まさに向かうところ敵なしという感じで人気を拡大しました。

原作の漫画は2021年10月時点で最終章が展開されており、ラストに向けて盛り上がりを見せ、今後も(おそらく)アニメ放映二期など、まだまだ人気は広がっていきそうな勢いです。

 

2、『東京卍リベンジャーズ』を彩る魅力的なキャラクター達を推しポイント・見所とともに詳しく紹介

それではさっそく、魅力的なキャラクター達を紹介していきます。

ただ機械的に紹介しても芸がありませんので、各キャラクターの「力」「技」「速さ」「知性」のパラメータ、そして保有している「スキル」をライターの勝手な見立てで付けています。

S・RPGにしたらきっとこういうユニットになるだろう!?

という勝手な想像のもと作成していますので、皆さんも

  • ドラケンはこんなパラメータじゃない!
  • 千冬をもっと強くして!

 

なんて一緒に考えてみてくれればと思います!

(なお、パラメータ化しているのはヤンキー達のみで、その他のキャラはパラメータ化対象外ですのでご承知願います)

 

2-0 主人公サイド:タイムリープする主人公・花垣武道とタイムリープのキーパーソン

まずは主人公と、タイムリープのキーパーソン2人をご紹介します。

 

【花垣 武道(はながき たけみち)】諦めないことだけが取り柄、不格好でも運命に立ち向かうタイムリーパー

諦めの悪さで立ち向かう

「東京卍リベンジャーズ」 12巻 和久井健/講談社 より引用

役割 溝中5人衆(→「東京卍會」 壱番隊隊長 →「梵」)
愛称 タケミっち、泣き虫のヒーロー
★★☆☆☆・・・強くない
★★☆☆☆・・・特になし
速さ ★★☆☆☆・・・たいしたことない
知性 ★★☆☆☆・・・実質26歳でこれはちょっと
スキル 食いしばり(HP1で踏みとどまる)

 

本作の主人公です。

物語の開始時(2017年)時点ではボロアパートに住む、うだつのあがらないフリーターで、中学時代の失敗を引きずり、謝り、逃げ続ける人生を送って今の状態に至りました。

うだつのあがらない人生を送っていた武道

「東京卍リベンジャーズ」 1巻 和久井健/講談社 より引用

 

中学時代に人生で唯一出来た彼女である橘日向と弟の直人の死を知ると、その翌日のバイト帰りに駅のホームで誰かに背中を押されてホームから転落、死を覚悟したその直後にタイムリープの能力に目覚めて中学二年生の時代に戻りました。

中学二年生の当時は、“溝中五人衆”という不良グループのNo.2にいましたが、その後、「東京卍會」に所属するようになります。

 

主人公ですが、パラメータを見てもわかるとおりに喧嘩は強くなく、むしろ弱い部類に入ります。

しかしながら“日向の死”という最悪の結末を知っており、その結末を回避するためならなんでもすると腹をくくり、とにかく“諦めない”というしつこさ、しぶとさで強大な力を持つ相手に立ち向かうようになります。

武道の“諦めない”姿は、時に劣勢な戦いの時に「東京卍會」のメンバーを鼓舞するほどになります。

諦めないことで戦況を変える

「東京卍リベンジャーズ」 19巻 和久井健/講談社 より引用

 

26歳ですが、それまでの人生からおそらく精神年齢的にはあまり成長しておらず、中学生時代にタイムリープしても大人らしさを感じさせませんが、場に馴染むという意味では良かったのかもしれません。

自分自身の情けなさ、不甲斐なさもあり、よく泣きますが、それでも周囲の力を借りながら何度も立ち上がる姿は、まさに主人公。

脇役たちの方が魅力的で人気は高いかもしれませんが、武道が主人公だからこそこの物語は成り立っているのです。

 

■武道の見所

武道の見所は主人公らしく色々あるのですが、私が選んだのはこの場面!

”8.3抗争”でキヨマサに立ち向かうところです。

自分自身の弱さに立ち向かった、ターニングポイント

「東京卍リベンジャーズ」 4巻 和久井健/講談社 より引用

 

武道は日向や仲間たちを助けるため、強い相手にも諦めず立ち向かっていきますが、その中で最も勇気が必要だった相手がキヨマサです。

元々タイムリープする前、キヨマサに奴隷にように扱われていたため、恐怖が体の奥まで染み込んでいます。

初めてマイキーやドラケンに対峙したときも引かなかった武道ですが、キヨマサを前にすると心と体が勝手に屈服してしまうほどでした。

しかし”8.3抗争”において、自分がやらなければドラケンが死んでしまうという状況になり、武道は逃げそうになる自分の心を鼓舞してキヨマサに立ち向かい、勝利します。

人生のリベンジ。

それは、キヨマサに立ち向かい戦ったこの時に、本当の意味で出来たのではないかと思うくらい、ターニングポイントだったと思います。

 

 

【橘 日向(たちばな ひなた)】精神的に武道を支える、武道の人生唯一の彼女

恋をするだけの理由があった

「東京卍リベンジャーズ」 11巻 和久井健/講談社 より引用

 

武道の同級生であり、武道の人生で唯一の彼女です。

明るくまっすぐで正義漢の強い女の子で、悪いと思うことに対してはたとえ相手が不良であろうとも怯むことなく立ち向かいます。

武道は不良ですが、武道のことを好きになったのは武道が不良になる前のことで、武道の心の中にある優しさや強さを知ったからです。

日向の強さは武道を何度も支え、立ち上がらせてきました。

まさに“良いこ”って感じで、武道は尻に敷かれて頭が上がりませんが、武道にはこれくらいしっかりした彼女じゃないときっと駄目でしょう(笑)

 

 

【橘 直人(たちばな なおと)】現代(2017年)における武道の頼れるパートナー

武道を信じ、姉を助けるため刑事になった直人

「東京卍リベンジャーズ」 1巻 和久井健/講談社 より引用

 

日向の一つ下の弟であり、作品のキーパーソンの一人です。

初めて武道がタイムリープしたとき、武道から12年後に姉の日向が死ぬことになるから日向を守れるよう強くなって欲しいといわれると、当時おそらく中二病寄りだったため(本人はオカルトにはまっていたと言っていますが)武道の言葉を信じ、姉を守るため警察官になって現代で武道と再会しました。

日向を助けるという共通の思いのもと、直人は警察が保有している情報を武道に教えることで運命の流れを変えようとします。

現代における武道のパートナーで、冷静沈着かつ論理的な思考で武道を手助けする、クールなナイスガイです。

 

2-1 東京卍會(とうきょうまんじかい):一人一人がみんなの為に命を張るチーム

「不良の時代を創る」という思いのもと、佐野万次郎を総長として設立したまだ新しい組織です。

通称は東卍(トーマン)。

佐野万次郎をトップに、壱番隊から伍番隊まで、総勢約100人のチームです。

 

【佐野 万次郎(さの まんじろう)】カリスマ中のカリスマ!天上天下唯我独尊、”無敵のマイキー”

時に見せる”総長”の顔

「東京卍リベンジャーズ」 12巻 和久井健/講談社 より引用

役割 総長(創立メンバー)→「関東卍會」総長
愛称 マイキー、無敵のマイキー
★★★★★・・・圧倒的な強さを誇る!
★★★★★・・・空手の技は天下一品!
速さ ★★★★★・・・一瞬にして相手を倒す速さ
知性 ★★★★☆・・・幼いところを持ち合わせるのも魅力の一つ
スキル 指揮☆3、カリスマ、空手

 

圧倒的なカリスマで東京卍會の総長に君臨しているのが佐野万次郎、通称マイキー、あるいは“無敵のマイキー”です。

気の置けない仲間たちには愛嬌のある笑顔を向け、無防備な姿をさらしだしたりもしますが、興味のない相手や倒すべき敵に対しては冷たい表情と態度でガラリと変わります。

総長を張り、“無敵のマイキー”という愛称からもわかるように、喧嘩にかけては天下一品の強さを誇ります。

小柄な体ではありますが、マイキーの武器はその小柄さを補って余りある天性の瞬発力、バネを活かした蹴り技です。

恐らく単純な腕力だけならマイキーを上回る者もいるでしょうが、腕よりも遥かに大きなパワーを出せる足技で、その小柄さを補って余りある力を見せつけます。

圧倒的な強さ

「東京卍リベンジャーズ」 12巻 和久井健/講談社 より引用

 

圧倒的な強さを誇るマイキーですが、精神面では不安定さを抱えており、いつ“暗黒面”に落ちてもおかしくないような弱さも併せ持っています。

その不安定さを支えているのが東京卍會を共に立ち上げた仲間たちで、特に副総長である龍宮寺堅がマイキーの“心”となり支えています。

ただ、そういった不安定さであったり、強いんだけど弱さが見えたり、子供のような無邪気さも持ったりと、そういう様々な面を持ち合わせて見せてくれているのが、マイキーの魅力でもあります。

 

現代において、マイキーは“闇落ち”しています。

マイキーの“闇落ち”を防ぐことこそ、日向の命を救い皆が幸せになる道だと、武道は奮闘するのです。

 

■マイキーの見所

無敵のマイキーと呼ばれ、空手で天才的な能力を発揮し、喧嘩においても負けなしを誇るマイキーですが、自分自身の精神的な弱さや自身の心の奥底にある闇、“黒い衝動”を自覚していました。

いつ、その闇に吞み込まれてしまうかわからない脆さを持っている、だけど弱さを他の誰にも見せるわけにもいかない。

そんなマイキーが武道に言った言葉です。

マイキーは自分自身の持つ脆さを理解していたからこそ・・・

「東京卍リベンジャーズ」 13巻 和久井健/講談社 より引用

 

武道に言っているようで、実は自分自身に言っていて、それでいてそのことを武道にも分かってほしい。

マイキーの複雑な気持ち、それでいて本心を見せた大事なシーンだったと思います。

 

【龍宮寺 堅(りゅうぐうじ けん)】頼れる兄貴肌、東卍を支える屋台骨

金髪の辮髪です

「東京卍リベンジャーズ」 1巻 和久井健/講談社 より引用

役割 副総長(創立メンバー)→「梵」
愛称 ドラケン
★★★★★・・・パワーが持ち味!
★★★★☆・・・技より力か?
速さ ★★★★☆・・・速さももちろんあります
知性 ★★★★★・・・誰よりも常識人で落ち着きあり
スキル 指揮☆2、常識

 

マイキーのなくてはならない片腕であり、東京卍會をまとめ上げている、みんなから頼られている兄貴分がドラケンこと龍宮寺堅です。

185センチの長身、金の辮髪と左のこめかみに施された龍の刺青と外見も非常に特徴的です。

戦闘スタイルも当然、その体格と力を活かしたパワフルなもので、その戦闘力はNo.2の座に相応しいものであり、弐番隊隊長の三ツ谷が評するところ「アイツは1人で戦況を変える」力があり、実際の抗争でもその力をいかんなく発揮しています。

並外れた強さを誇るドラケン

「東京卍リベンジャーズ」 7巻 和久井健/講談社 より引用

 

しかしながらドラケンの本当の意味での武器は、東京卍會の中で一番の常識人であることだと思います。

風俗嬢だった母親がドラケンが2歳の時に消息を絶ち、風俗店に拾われて育ちました。幼い頃から色々な事情を持つ風俗嬢に囲まれて育ったためか、実年齢よりも精神的に成長し、自身が天涯孤独の身だからこそ、他の人とは違う視点で物事を見たり、他人を思いやる心を持てたのかもしれません。

その常識的な心で、マイキーが道を踏み外さないよう常に隣に立っていてくれるのがドラケンなのです。

マイキーの妹・エマから好意を抱かれ、ドラケン自身も好意を抱いていますが、おそらく本人の立場上からそのことを表面には出しません。

 

■ドラケンの見所

ドラケンの本質が見える場面といえばここでしょう。

チームの中で誰よりも人の心を持つ優しい男でもある

「東京卍リベンジャーズ」 2巻 和久井健/講談社 より引用

 

パーちんの親友の彼女が愛美愛主(めびうす)に乱暴されて入院した病院にお見舞いに行ったとき。

両親は当然のように、娘を巻き込んで大けがさせた不良など相手にしたくありませんし、見たくもなく、怒ってけんもほろろに追い返されてしまいます。

自分たちがやったわけじゃないし、そんなこと言われる筋合いはないと怒るマイキーに対し、不良の世界のことは不良達だけで完結させるべきで、一般人に迷惑をかけてはいけない。

心を持つことを忘れるなと諭すドラケン。

武道もこのシーンを目にして、ドラケンこそがマイキーの心なのだと理解しました。

 

【場地 圭介(ばじ けいすけ)】仲間思いで誰よりも東卍のことを大事に思う熱い男

留年したけど喧嘩は強いよ

「東京卍リベンジャーズ」 8巻 和久井健/講談社 より引用

役割 壱番隊隊長(創立メンバー)
愛称 場地
★★★★☆・・・心の強さも持っています
★★★★☆・・・空手で学んだ技あり
速さ ★★★★☆・・・なんとなくイメージで
知性 ★★★★☆・・・勉強はダメだけど知性は高いと思えます
スキル 指揮☆1、警戒

 

武道の前の壱番隊の隊長であり、東京卍會の創設者でもあります。東京卍會の編成は場地の案によって創立されたものでもあります。

マイキーの祖父が師匠をしている道場で稽古をしていてマイキーの幼馴染でもありますが、友人の羽宮一虎と共に誤ってマイキーの兄の真一郎が経営しているバイク屋に侵入してバイクを盗もうとして、その際に一虎が真一郎を撲殺してしまうという事件がありました。

 

壱番隊の隊長でありながら“8.3抗争”の後に東京卍會を抜けて芭流覇羅に入会するという行動を見せますが、実はそれもすべてマイキーや仲間たちのことを思い、マイキーを闇に落とそうと画策する稀咲を止めるためでした。

場地は格好いいシーンが目立つ

「東京卍リベンジャーズ」 7巻 和久井健/講談社 より引用

 

自分が汚名を着ても仲間たちを助けようとする非常に仲間思いの熱い男で、また戦闘においても“血のハロウィン”では参番隊50人を倒してしまうほどの実力の持ち主です。

力だけでなく、稀咲のことに気が付いて仲間にも気が付かれないようにしたりと、仲間の危機を回避するための思考や判断に優れていると思います。

留年するほど勉学に関しては致命的ですが、生きていくための知性は高いものだと感じました。

 

■場地の見所

東卍の始まりがここにある

「東京卍リベンジャーズ」 8巻 和久井健/講談社 より引用

 

東京卍會を設立したのは場地であり、その時マイキーに向けた言葉です。

マイキーの言った“不良の時代を創る”というのも恐らく場地のこの結成時の言葉からきているものと思われ、全ては場地がいたから今があると思える場面でした。

 

【松野 千冬(まつの ちふゆ)】過去の世界における武道のなくてはならない相棒

この笑顔にやられた人は多いはず・・・!

「東京卍リベンジャーズ」 10巻 和久井健/講談社 より引用

役割 壱番隊副隊長
愛称 千冬
★★★☆☆・・・パワー系ではない
★★★☆☆・・・身軽なようには見える
速さ ★★★★☆・・・なんとなく速い気がしました
知性 ★★★☆☆・・・武道から馬鹿と言われちゃう
スキル 相棒力

 

壱番隊の副隊長である松野千冬は、場地と強い絆で結ばれた場地の腹心であり、場地の後に壱番隊隊長となった武道にとってもなくてはならない相棒になります。

場地のことを心から信頼し、場地が芭流覇羅に入る際に“踏み絵”として場地に半殺しの目にあってもその信頼が揺らぐことはありませんでした。

“血のハロウィン”の後、武道にタイムリープのことを話されてもそのことを信じ、東京卍會の総長になると宣言する武道を後押しし、場地の後の壱番隊隊長に武道を推しました。

以後、2005年の世界における武道のかけがえのない相棒として互いの背を預け合う関係になります。

背中を預け合う、かけがえのない相棒となる

「東京卍リベンジャーズ」 7巻 和久井健/講談社 より引用

 

喧嘩は圧倒的に強いという感じではありませんが、なんとなく素早さ、身軽さを武器に戦っているような印象が強いです。

武道に対して時折、作戦のようなものを与えたりしますが、ツッコミどころ満載で頭が良いという感じでもありません。

場地や武道に対する信頼、それを身をもって行動に移す姿は男らしく。

一方でどこか可愛らしい容貌もあって、どこからどう考えても人気の出るキャラクターです。

 

■千冬の見所

“血のハロウィン”を終えて現代に戻った武道の目の前で千冬が稀咲に殺され、再びタイムリープして中学時代に戻った武道。

一人で戦うのが辛いこともあり、思わず千冬にタイムリープのことなど全てを話してしまいます。

話し終えた後、取り繕うように冗談だったと紛らわそうとする武道でしたが、千冬は武道のとんでもない話をあっさりと信じてくれました。

なぜ、信じてくれたのか。

その一言ですべてを受けいれる千冬が素敵!

「東京卍リベンジャーズ」 10巻 和久井健/講談社 より引用

 

こんなイイやついるのかーーー!!

と、ファンを激増させたこと間違いありません。

 

【溝中五人衆】中学時代に武道が属していたチームの気のいい仲間たち

武道にとって大事な仲間たち

「東京卍リベンジャーズ」 1巻 和久井健/講談社 より引用

 

武道が中学時代にもともと所属していた不良チームです。

武道が東卍の壱番隊の隊長に就任したことに伴い、壱番隊に組み入れられることになりました。

 

【千堂 敦(せんどう あつし)】

溝中五人衆のリーダーであり、武道の親友でもあります。通称は、アッくん。

武道が東卍に入り、壱番隊の隊長となった後、千冬と共に武道を支えてくれるようになります。

仲間思いであり、なんだかんだで熱い男です。

 

【山本 タクヤ(やまもと たくや)】

溝中五人衆の一人で、武道の幼馴染でもあります。

不良ではあるものの体が弱く喧嘩も強くありませんが、それでも東卍に入った武道を助けるため行動します。

 

【鈴木 マコト(すずき まこと)】

溝中五人衆の一人で、アソコばかりいじっているらしいです。

それくらいしか情報がないのが悲しいですが。。。

 

【山岸 一司(やまぎし かずし)】

溝中五人衆の一人で、別名が「不良辞典」といわれるくらい、不良に関する情報に詳しいらしいです。

不良グループの関係や所属メンバーに詳しくない武道に対し、何かと情報を提供してくれます。

五人の中でも最もお調子者っぽく、そういった意味では五人の中でも目立つキャラです。

 

【三ツ谷 隆(みつや たかし)】面倒見の良い、東卍における兄貴というよりお母さん

兄貴なんだけど、なんかお母さん的なものもあると感じるのです

「東京卍リベンジャーズ」 11巻 和久井健/講談社 より引用

役割 弐番隊隊長(創立メンバー)
愛称 三ツ谷、タカちゃん
★★★☆☆・・・多分、力をウリにしていない
★★★★☆・・・手先が器用
速さ ★★★★☆・・・多分それなりに
知性 ★★★★☆・・・人間力が高そう
スキル 指揮☆1、手芸

 

不良で弐番隊隊長で学校では手芸部の部長である三ツ谷隆。

母子家庭で小さな妹が二人いる三ツ谷は、妹のためにぬいぐるみを作ったりして手先が器用で、東京卍會の創立時に特攻服を仕立てたのも三ツ谷です。

不良なのに学校では手芸部の部長!

「東京卍リベンジャーズ」 8巻 和久井健/講談社 より引用

 

血の気の多いメンバーの中では比較的穏やかでメンバーの面倒見が良いのも、普段から小さな妹の面倒を見ているからでしょう。

“お兄ちゃん気質”とでもいうべきものが、副隊長の柴八戒や武道に対する態度などでも垣間見えます。そして、それがまた三ツ谷の魅力にもなっています。

喧嘩に関しては、おそらく力の強さというよりも、技やスピードなどといった総合力で戦うタイプではないかと思います。

 

強面の不良が実は手芸が得意で手芸部の部長とか、とんだギャップ萌えですね!

 

■三ツ谷の見所

弐番隊の副隊長で腐れ縁の柴八戒が、兄である大寿に逆らうことができず「黒龍」のメンバーになると決めた時のこと。

迷いを持ちながら「黒龍」に入ろうとする八戒に向けて三ツ谷が言葉を授けます。

妹二人を守る兄貴だからこその三ツ谷の言葉

「東京卍リベンジャーズ」 10巻 和久井健/講談社 より引用

 

二人の幼い妹を守ってきた三ツ谷だからこそ。

三ツ谷らしさ、お兄ちゃんらしさが全開のシーンです!

 

【柴 八戒(しば はっかい)】三ツ谷が大好きな我がまま気質の弟分

デカいです!

「東京卍リベンジャーズ」 9巻 和久井健/講談社 より引用

役割 弐番隊副隊長
愛称 八戒
★★★★☆・・・ガタイを活かしたパワー
★★★☆☆・・・技より力で押すタイプ
速さ ★★★☆☆・・・速さより力で押すタイプ
知性 ★★★☆☆・・・頭はあまりよくなさそう?
スキル 弟、強制停止

 

弐番隊副隊長の柴八戒は、兄に十代目「黒龍」総長の大寿、そして姉に柚葉を持つ、三人兄弟の末っ子です。

体が大きく力も強い八戒ですが、小さい頃から大寿の圧倒的な暴力の前には抵抗できず、そのまま成長し、やがて大寿の暴力から武道を守るため東京卍會を脱して「黒龍」メンバーになることを選択しました。

武道や、八戒が慕う三ツ谷の助け、そしてマイキーの力により大寿の呪縛から放たれることで再び東京卍會に戻ることができました。

姉の柚葉以外とはまともに話すこともできずフリーズしてしまうほど女が苦手、更に末っ子気質で結構な我がまま、だけどなんか憎めない、そんな男です。

「関東事変」においては、肆番隊副隊長の河田ソウヤと末っ子同盟を組んで灰谷兄弟とバトルしました。

 

■八戒の見所

幼い頃から姉の柚葉に守られ、兄の大寿に怯え続けてきた八戒。

体に染み込んだ恐怖は簡単に拭い去ることはできません。

それでも、三ツ谷が、武道が、千冬が、八戒を守るため何度も立ち上がり大寿に向かう姿を見て、とうとう勇気を奮い起こして大寿に立ち向かうようになりました。

八戒が独り立ちし始めた、八戒が変わった大事なシーンです。

姉の柚葉を今度こそ守るため、恐怖の対象である兄・大寿にようやく立ち向かう

「東京卍リベンジャーズ」 12巻 和久井健/講談社 より引用

 

【林田 春樹(はやしだ はるき)】脳みそが色々とヤバイらしい武闘派

どうしてもこのシーンが・・・

「東京卍リベンジャーズ」 2巻 和久井健/講談社 より引用

役割 参番隊隊長(創立メンバー)
愛称 パーちん
★★★★☆・・・一人でチーム一個を潰す武闘派
★★★☆☆・・・パワータイプのはず
速さ ★★★☆☆・・・同上
知性 ★☆☆☆☆・・・脳みそがミジンコなので・・・
スキル 指揮☆1

 

参番隊隊長のパーちんこと林田春樹は、短気で気性が荒く、すぐに喧嘩腰になるような男ですが、親友とその彼女が愛美愛主のメンバーに暴行されるとその敵討ちのために立ち上がれる男でもあります。

親友をボコった愛美愛主の総長・長内が高校生であることもあって手も足も出ませんでしたが、意識を取り戻した後に長内をナイフで刺し、その後警察に自首して少年院に入ることになりました。

副隊長の林良平いわく、「パーちんの脳みそはミジンコ」といわれるくらい頭は良くなさそうなので知性は★一つとしました。

 

■パーちんの見所

副隊長のぺーやんから、パーちんは脳がミジンコだの真空パックだなどと言われますが、それを耳にしても怒るどころか悠然と受け止めているところが、なんか大物っぽいです(笑)

まあ、あんまぺーやんの言っていることを真剣に考えていないだけかもしれませんが、なんかパーちんらしさが出ていると思います。

で、やっぱりこのシーンね。真空パックって酷いね!

「東京卍リベンジャーズ」 24巻 和久井健/講談社 より引用

 

【林 良平(はやし りょうへい)】パーちんを心から慕うけれど色々と暴言すぎる

常に目がイッちゃってる感じ

「東京卍リベンジャーズ」 18巻 和久井健/講談社 より引用

役割 参番隊副隊長
愛称 ぺーやん
★★★★☆・・・腕っぷしは三ツ谷より上
★★★☆☆・・・技というより力任せ
速さ ★★★★☆・・・速さもありそう
知性 ★★☆☆☆・・・高くはなさそうだけどパーちんより高そう
スキル キレる

 

東京卍會のぺーぱーコンビ(ぱーぺー?)の一人、ぺーやんこと林良平です。

隊長に似たのか元々なのか、ぺーやんも気性が荒くて喧嘩っ早く、更に知性もあまり高くなさそうです。

パーちんのことを慕っており、パーちんが少年院に入っている間も参番隊の隊長代理として帰る場所を守り続けます。

パーちんのことを「脳がミジンコ」と言っているのも決して馬鹿なわけではなく、本人としては褒めている(フォローしている?)つもりなのです。

そんなぺーやんですが腕っぷしは確かで、三ツ谷をして「ぺーやんはアホだけど腕っぷしなら俺より上だ」と言わしめるほどで、“関東事変”ではその実力を見せてくれます。

 

■ぺーやんの見所

パーちんは俺の”全部”

逮捕されたパーちんを東卍が助けてくれないと、マイキーにも立ち向かうぺーやん。

短気で怒りっぽいぺーやんですが、いかにパーちんのことを慕っているかがわかるシーンでした。

酷い暴言吐いているけれど、パーちんを思う気持ちは誰よりも強い

「東京卍リベンジャーズ」 3巻 和久井健/講談社 より引用

 

作品内では描かれていませんが、二人の間には何かしら分かつことのできない出来事があり、絆があるのだと想像させてくれます。

 

【河田 ナホヤ(かわだ なほや)】笑顔の下にはぶっ飛んだ鬼を持つ、双子の兄

このニコニコ顔の下には鬼がいます

「東京卍リベンジャーズ」 15巻 和久井健/講談社 より引用

役割 肆番隊隊長
愛称 スマイリー
★★★☆☆・・・体が大きくないのでなんとなく
★★★★☆・・・鶴蝶に飛び蹴り炸裂
速さ ★★★☆☆・・・なんとなく?
知性 ★★★☆☆・・・勝てる喧嘩はしないしね
スキル 指揮☆1

 

常に笑顔を浮かべているけれど、その下には冷徹な心を持つ、“笑顔の下の心は鬼”肆番隊隊長のスマイリーこと河田ナホヤです。

双子の弟のソウヤとともに“目黒のツインデビル”と呼ばれており、かつては「双悪(すごあく)」という暴走族の総長をしていました。

マイキーをして、”ぶっとんでいる”と言わしめるような、笑顔の裏で何を考えているかよくわからないのがスマイリーです。

 

■スマイリーの見所

スマイリー&アングリー兄弟の性質が良くわかるシーンはこれ、

勝てる喧嘩をしないことが誇りでもある

「東京卍リベンジャーズ」 15巻 和久井健/講談社 より引用

 

“勝てる喧嘩はしない”

いやいやなんでよ、と思いますけれど、弱い相手に勝つのではなく、逆境や強い相手に立ち向かうことにこそ燃え上がるのでしょうね。

笑顔で言うのが、それがまた良い感じを出しています。

 

【河田 ソウヤ(かわだ そうや)】ブチギレ顔の下には優しき天使の心を持つ、双子の弟

この怒り顔の下にはエンジェルがいます

「東京卍リベンジャーズ」 15巻 和久井健/講談社 より引用

役割 肆番隊副隊長
愛称 アングリー
★★★☆☆・・・双子なので
★★★★☆・・・双子なので
速さ ★★★☆☆・・・双子なので
知性 ★★★☆☆・・・双子なので
スキル 弟、怒り(怒り:“青鬼”発動時、知性以外のパラメータがMAXに)

 

常に怒りの表情を見せていますが、実は心優しく気配りの気持ちを持った男、人呼んで“ブチギレ顔の天使の心”アングリーこと河田ソウヤです。

肆番隊隊長のナホヤとは双子の兄弟となります。

優しすぎて昔は泣き虫だったのですが、泣くとリミッターが外れてソウヤの内面の「鬼」が出るため、ナホヤと「絶対に泣かない」と約束をしていました。

“関東事変”では灰谷兄弟に苦戦しますが、八戒が痛めつけられているのを目にしたソウヤはナホヤとの約束を破って泣いてしまいます。

リミッターが外れたソウヤは、左足が折れているにも関わらず灰谷兄弟、望月、武藤といった「天竺」の幹部たちを一人で壊滅させるほどの力を見せつけました。

 

■アングリーの見所

天使の心を持つアングリーの隠れスキル“青鬼”発動シーン!

あまり目立つことのなかったスマイリー&アングリーの双子でしたが、この強さにはたまげましたね!

”青鬼”、覚醒!

「東京卍リベンジャーズ」 19巻 和久井健/講談社 より引用

 

【武藤 泰宏(むとう やすひろ)】東卍における治安維持部隊の長

チームの裏切り者を見つけ出すのが任務

「東京卍リベンジャーズ」 16巻 和久井健/講談社 より引用

役割 伍番隊隊長(→「天竺」幹部)
愛称 ムーチョ
★★★★★・・・隊長の中では一番喧嘩が強い
★★★★☆・・・柔道技あり
速さ ★★★☆☆・・・速さより力って感じ
知性 ★★★☆☆・・・将棋はやるみたいだけど、果たして?
スキル 指揮☆1、柔道、将棋

 

伍番隊隊長の武藤ですが、東京卍會での活躍は殆どなく、“関東事変”で東京卍會を裏切り「天竺」側の幹部となった姿のほうがメインです。

伍番隊は唯一内輪揉めが許された治安維持部隊、いわゆる内調みたいな感じで内部のスパイ・裏切り者をあぶり出すことを役割としていました。

巨体とそのパワーを活かした戦闘スタイルは、対戦する相手を肉体的、精神的に圧倒します。

 

【三途 春千夜(サンズ ハルチヨ)】マイキーに忠誠を誓うヤバイ男

マスクは口元の傷を隠すため

「東京卍リベンジャーズ」 16巻 和久井健/講談社 より引用

役割 伍番隊副隊長(→「天竺」→「関東卍會」幹部))
愛称 三途
★★★★☆・・・手が付けられないタイプ
★★★★☆・・・剣術が使えるみたい
速さ ★★★☆☆・・・速そうだけど
知性 ★★★☆☆・・・知性というか、ちょっとヤバそう
スキル 忠誠心、斬撃

 

万次郎を王として忠誠を誓うも、他の隊で扱いきれず武藤率いる伍番隊の副隊長となったのが三途春千夜です。

口元に二つの大きな傷があり、それを隠すため常にマスクをしています。

三途は自身が仰ぐ者に忠誠を誓い、その忠誠を裏切るものを許しません。そういう意味で、伍番隊というのは最もあっているのかもしれません。

 

■武藤と三途の見所

武藤の伍番隊に三途が組み入れられ、二人が信頼を高めていくところ。

他では見せないような笑顔を、三途が武藤に見せたシーンが印象的でした。

そんな二人ですが、三途は「王」への忠誠心が強すぎるが故に……

兄貴と慕う笑顔が・・・

「東京卍リベンジャーズ」 22巻 和久井健/講談社 より引用

 

2-2 愛美愛主(メビウス):犯罪にも手を染める極悪集団

長内信高を総長とした暴走族の集団で、犯罪にも手を染めるような極悪の集団です。

パーちんの親友とその彼女を襲ってパーちんを追い詰めることで、東京卍會との抗争を仕掛けました。

 

【長内 信高(おさない のぶたか)】稀咲により総長までのしあがった喧嘩馬鹿

喧嘩が強いだけの男だったが、稀咲に操られることに

「東京卍リベンジャーズ」 2巻 和久井健/講談社 より引用

役割 総長
愛称 長内
★★★★☆・・・マイキーにはのされたけれど、パーちんには勝利
★★★☆☆・・・ボクシングの技術あり
速さ ★★★☆☆・・・ボクシングでパンチの速さあり
知性 ★★☆☆☆・・・基本、喧嘩馬鹿
スキル 指揮☆1、拳闘

 

愛美愛主の八代目総長が、長内信高です。

ボクシングを得意としており、力自慢のパーちんを苦も無く倒してしまうほどの力を持っていますが、マイキーの蹴りの前には瞬殺となります。

総長となったのも、パーちんの親友を襲ったのも全て稀咲の策謀であり、稀咲の手を離れた後はあっさりと引退しています。

本人も自覚するただの喧嘩馬鹿でしたが、稀咲がバックについたことで愛美愛主の総長にまで昇り詰めました。

 

2-3 芭流覇羅(バルハラ):総長不在の暴走族

総長が不在の暴走族で、トップ(=頭、ヘッド)がいないことから“首のない天使”などと謳われています。

副総長に半間修二、NO.3に羽宮一虎を置いて活動し、東卍と全面対決に入りました。

 

【半間 修二(はんま しゅうじ)】自分の楽しみを追うために様々な組織を渡り歩く”死神”

本人は生き残るが、所属する組織は悉くなくなっていく

「東京卍リベンジャーズ」 22巻 和久井健/講談社 より引用

役割 副総長(→「東京卍會」陸番隊隊長→「天竺」幹部)
愛称 半間、死神
★★★★☆・・・ドラケンとも渡り合える
★★★★☆・・・色々と器用そう
速さ ★★★★☆・・・マイキーの蹴りもガードした
知性 ★★★★☆・・・色々と見極める能力が高そう
スキル 指揮☆1、逃走

 

半間は芭流覇羅の副総長ですが、それ以前は愛美愛主の副総長であり、芭流覇羅の壊滅後はまた東京卍會の傘下に入るなど、様々な組織を転々としています。

ですが一貫しているのは、稀咲の相棒として行動を共にしていることです。

なぜ稀咲に協力し、行動をともにするのか、その理由は明確に描かれているわけではありませんが、おそらく飢え乾いている半間の心を少しでも潤してくれそうなのが稀咲の狂気とも思えるものだったのではないでしょうか。

所属組織が壊滅しようが常に生き延び、逃げ延びる目端の良さというか狡猾さを持っていますが、喧嘩もドラケンと渡り合えるほどの強さを誇ります。

「だりぃ」が口癖。

 

■半間の見所

稀咲についていく時の半間の反応。

損得や友情ではない、半間独特の思いで動く。

半間という一人の男の人間性が垣間見えた瞬間だったと思います。

半間の行動の根幹が少しわかった瞬間

「東京卍リベンジャーズ」 22巻 和久井健/講談社 より引用

 

【羽宮 一虎(はねみや かずとら)】マイキーを裏切った東卍の創立メンバー

色々と捻じれた一虎だが、その裏にも稀咲が・・・

「東京卍リベンジャーズ」 7巻 和久井健/講談社 より引用

役割 No.3(「東京卍會」創立メンバー)
愛称 一虎
★★★★☆・・・本来なら卍會の特攻隊長
★★★☆☆・・・足技が得意そう?
速さ ★★★★☆・・・足場の悪い場所でも素早い動き
知性 ★★★☆☆・・・育ってきた環境のせいもあるけれど
スキル 盗む

 

芭流覇羅のNo.3という立場に位置する一虎ですが、本来は東京卍會の創立メンバーの一人でした。

しかし、マイキーの誕生日プレゼントのために場地と共にバイクを盗もうとした際にマイキーの兄・真一郎を殺害してしまい、少年院に入所していました。

かなり思い込みの強い捻じれた性格をしているのは、その生まれ育った環境によるものです。

 

■一虎の見所

“関東事変”を終えて現代に戻った武道を待っていたのは、皆が生きている幸せな現実。

しかし、そこにマイキーはいませんでした。

皆が現在の幸せをかみしめている中で一人、一虎だけがマイキーを求めていました。

一人、輪の外にいる一虎の孤独

「東京卍リベンジャーズ」 22巻 和久井健/講談社 より引用

 

10年間、刑務所で罪を償っていた一虎にとっては、別れた時のマイキーのままで時間が止まっており、他の皆とは感じ方が異なっていました。

一人、他の皆と異なる時間の流れを過ごしてきた一虎の孤独を感じた瞬間でした。

 

2―4 黒龍(ブラックドラゴン):マイキーの兄・真一郎の初代総長時代に伝説にのぼりつめたチーム

マイキーの兄・真一郎のために作られた組織が黒龍です。

かつて日本一のチームとなり伝説的な存在となりましたが、黒川イザナが八代目総長となってからは犯罪に手を染める極悪集団となってしまいました。

九代目、十代目の時代に東卍と抗争し敗れています。

 

【柴 大寿(しば たいじゅ)】敬虔なクリスチャンにして圧倒的な力で家族やチームを従える大男

これでも本当に敬虔なクリスチャンです

「東京卍リベンジャーズ」 11巻 和久井健/講談社 より引用

役割 十代目総長
愛称 大寿
★★★★★・・・相当の強さを誇る
★★★★☆・・・パワーメインだけど
速さ ★★★★☆・・・パワーだけではない
知性 ★★★★★・・・暴力だけでなく、金の大事さも理解
スキル 指揮★2、カリスマ、祈り

 

黒龍の十代目総長の柴大寿は、東卍の弐番隊副隊長の柴八戒の実の兄です。

喧嘩の圧倒的な強さ、そして他者を引き付けるカリスマ性から十代目総長となり東卍に敗れて壊滅していた黒龍を復活させました。

力だけの粗野な男に見えますが、どうすれば人は屈するのか、どうすれば人は動くのかということを理解し、暴力と金の双方を使って黒龍を支配します。

金の大事さを理解し、金を生む力を持つ九井一を最重要に囲い込むなど、力一辺倒でないことを見せます。

ボス級としては、私情や私怨を挟まず、ビジネスライクにも考えることのできる大寿は、かなり厄介な相手だと思います。

 

■大寿の見所

”聖夜決戦”では柚葉と八戒のことを「愛している」と言いながらも殺そうとします。

おそらく兄として妹と弟を愛しているというのは本心なのでしょうが、それを表現する手段が暴力でしかなかったのですから、決して擁護できるものではありません。

それでも、きっと心から愛してはいるのでしょう。敬虔なクリスチャンである大寿が、神の前で言うのですから・・・

涙を流しながら妹を、弟に暴力をふるう

「東京卍リベンジャーズ」 12巻 和久井健/講談社 より引用

 

 

【乾 青宗(いぬい せいしゅう)】黒龍復活に力を注ぎ、ココのために命を懸ける男

顔の痣は幼い頃の火傷によるもの

「東京卍リベンジャーズ」 13巻 和久井健/講談社 より引用

役割 幹部(→「東京卍會」壱番隊隊員)
愛称 イヌピー
★★★☆☆・・・パワー系ではなさそう
★★★★☆・・・不意打ちや身軽さから
速さ ★★★☆☆・・・普通っぽそう
知性 ★★★☆☆・・・黒龍にこだわりすぎているところあり
スキル 身軽

 

柴大寿を頭に立てて十代目「黒龍」を復活させたのがイヌピーこと乾青宗です。

“聖夜決戦”においては大寿をサポートするため、大寿と戦っていた三ツ谷を不意打ちで倒し、千冬ともやり合い、戦闘における能力の高さを見せてくれます。

顔の傷は幼い頃に家が火事にあって負ったもので、その火事によって姉の赤音を亡くしています。

あまり表情を変えることなくクールで鉄面皮な感じのところがありますが、ココと幼馴染でありココのために行動を起こす仲間思いの男でもあります。

 

■乾の見所

武道と乾を助けるため天竺に参入したココ。

ココを助けるために立ち上がった武道に、自分の命を預けると言う乾。

ココを助けるため、武道に命を預けると誓うイヌピー

「東京卍リベンジャーズ」 16巻 和久井健/講談社 より引用

 

乾が真の意味で壱番隊のメンバーに、武道の部下となったシーンだと思います。

本当にココが大事なんだな、と思わせてくれました。

 

【九井 一(ここのい はじめ)】愛する人を助けるため金を生み出す力を身に着け悪の道に進む

舌ぺろがクセ

「東京卍リベンジャーズ」 13巻 和久井健/講談社 より引用

役割 幹部(→「東京卍會」壱番隊隊員→「関東卍會」幹部)
愛称 ココ
★★★☆☆・・・力は強くなさそう
★★★☆☆・・・平均的か?
速さ ★★★☆☆・・・普通っぽそう
知性 ★★★★☆・・・金を作り出す知性は高い
スキル 財力

 

イヌピーこと乾とのコンビが人気のココこと九井一。

基本的に青宗が一番で、乾の言うことしか聞きません(笑)

幼い頃から青宗と仲が良く、また青宗の姉である赤音に思いを寄せていました。その思いは今も消えることはなく、青宗に今は亡き赤音の姿を重ねてみることもしばしば。

大きな財力、というか金を生み出す力を持っており、そのことがココの価値を高めて組織になくてはならない人物と評されます。

しかしココが金を生み出す力を持つようになったのは、火事で大火傷を負い生死の境を彷徨っていた赤音を助けるためでした。

ですが結局間に合わず赤音は命を落とし、身に着けた力を組織のために使われ、そのために青宗とも行く道を違えることになるのは何とも皮肉で切なく感じるものがあります。

舌で唇を舐めるのがクセ。

 

■ココの見所

本気で怒るイヌピーの向こうに赤音を見るココ。

切ない1シーン。こりゃ、好きな人にはたまらんですよ、きっと!!

「東京卍リベンジャーズ」 18巻 和久井健/講談社 より引用

 

今までココを必要とした連中は、ココではなくココが生み出す金を見ていました。

だからこそ、自分自身を見てくれる人をこそココは求めていたのではないか。

過去の妄執から、金のために動くと嘯くココ。

赤音なら、今の自分を本気で怒ってくれたのではないかと思ったのでしょう。

なんつーか。

切ないね。

 

2-5 天竺(てんじく):最強の”犯罪組織”を目指して立ち上がったチーム

横浜に拠点を置く、黒川イザナを総長としたチームです。

 

【黒川 イザナ(くろかわ いざな)】恐怖でチームを従えさせる絶対的な「王」

恐怖で組織を支配する男

「東京卍リベンジャーズ」 14巻 和久井健/講談社 より引用

役割 初代総長
愛称 イザナ
★★★★★・・・強さでチームを恐怖させるほど
★★★★★・・・マイキーの蹴りとも互角
速さ ★★★★★・・・マイキーを上回ることも
知性 ★★★☆☆・・・ちょっとこじらせているので
スキル 指揮★2、絶対王政

 

天竺の初代総長が黒川イザナです。

決して大きくはない体躯ですが、強力な蹴りなど圧倒的な強さを誇り世代最強とも謳われ、恐怖によりチームを支配しており、イザナ自身が「王」で組織のメンバーはただの「駒」と、仲間意識などは全く持ち合わせていません。

マイキーと互角に渡り合う力を持つ

「東京卍リベンジャーズ」 20巻 和久井健/講談社 より引用

 

幼少時に実の妹と思っていたエマと生き別れたことで精神的な不調をきたし、そこからイザナの人生は大きく壊れていきます。

生まれ育った環境がイザナの暗黒面を作り出し、そんなイザナがマイキーの暗黒面を作り出そうとするという、物語に大きく影響を及ぼす存在でもありました。

チームに対して仲間意識は持っていませんでしたが、孤児院時代に知り合った鶴蝶に対してだけは少し異なる気持ちも持っていたようです。

 

■イザナの見所

イザナの行動の源にあるもの、それは子供の頃に生まれました。

孤児院時代、純粋な思いから・・・

「東京卍リベンジャーズ」 20巻 和久井健/講談社 より引用

 

なぜ、天竺なのか。

なぜ、天竺を作ったのか。

育つ中で途中でねじ曲がって当初の理想とかけ離れてしまいましたが、スタート地点は子供の頃の純粋な思いだったことが分かる回想シーンでした(鶴蝶の回想ですが)

 

【稀咲 鉄太(きさき てった)】異常な妄執で自分の心を満たすために暗躍する、武道の宿敵

全てはこの男の妄執から・・・

「東京卍リベンジャーズ」 15巻 和久井健/講談社 より引用

役割 総参謀
愛称 稀咲
★★☆☆☆・・・強くない
★★☆☆☆・・・特になし
速さ ★★☆☆☆・・・たいしたことない
知性 ★★★★★・・・頭の良さで不良の世界を生きる
スキル 策謀、道化

 

物語の最重要人物の一人であるのがこの稀咲です。

様々な組織に入り込んでくるのでどの組織の所属で紹介するか迷いましたが、明確に立場を明らかにした「天竺」で紹介することにしました。

現代における東卍を犯罪組織にした根源が稀咲であり、武道の宿敵となります。

喧嘩に関しては武道とさほど変わらないほど弱いのですが、稀咲自身は自分の力と能力をわきまえており、あくまで策略によって自分自身の目的を果たそうとします。

人の懐に入るのが上手く、どうすればその人物を自分の思うように操ることができるのか、そういったことを本人や他人に悟らせずに立ち回る、非常に厄介な男です。

未来を知る武道によって何度も何度も失敗して煮え湯を飲まされますが、そのたびに新たなプランを立ち上げて進めるほど有能な策略家です。

 

異常とも思える稀咲の行動の源が、小学生時代からの恋心というのがなんともなところですが、それはきっかけに過ぎず、稀咲が持つ生来の欲望というか衝動というかがあるからこそ、学生時代から大人(現代)に至るまで武道を含む関係者に執着しているのだと思います。

 

■稀咲の見所

稀咲が見せた闇。

自分の心を満たすため、他人を闇に落としていく

「東京卍リベンジャーズ」 17巻 和久井健/講談社 より引用

 

何をしても満たされることのない心、そんな稀咲を変えてくれるのがマイキーだという、捻じれた思い。

それでも、どんなに思いが歪であったとしても、稀咲のこの思いが武道をタイムリープに引きずり込んだ源なのです。

物語が始まるきっかけ、それがわかる1シーンでした。

 

【鶴蝶(かくちょう)】武道の幼馴染で、イザナに命と夢を託した四天王最強の男

幼い頃は武道に助けられていた鶴蝶が、天竺最強の男に

「東京卍リベンジャーズ」 15巻 和久井健/講談社 より引用

役割 四天王筆頭(→「六破羅単代」首席)
愛称 鶴蝶、喧嘩屋
★★★★★・・・天竺の他のメンバーが雑魚というほど
★★★★☆・・・それなりにあるはず
速さ ★★★★★・・・速そう
知性 ★★★★☆・・・天竺の中で最もまともな思考を持つ
スキル 喧嘩屋

 

天竺の四天王の筆頭である鶴蝶は、実は武道の幼馴染でもあります。

幼少時には武道に助けられていた鶴蝶ですが、その後はめきめきと強くなり、天竺内の他の猛者を雑魚と言うほどの実力者となります。

ただ、天竺内においては最も常識を持つ、あるいは良心的な心を持つ男であるため、武道にイザナを助けてほしいとお願いしたり、武道とのタイマンでもとどめをさせなかったりと、色々と甘いところや人間臭いところを見せてくれます。

 

■鶴蝶の見所

施設でイザナと出会い、イザナに命を預けついていくと誓った鶴蝶。

鶴蝶の決意、覚悟を示した1シーン

「東京卍リベンジャーズ」 19巻 和久井健/講談社 より引用

 

力と恐怖で天竺を支配していたイザナですが、鶴蝶は鶴蝶の思いを持ってイザナを担ぎ上げており、その覚悟を示した一幕。

相手が幼馴染音武道でも引くことはなく、イザナとの断ち得ぬ絆の強さを見せました。

 

 

【望月 莞爾(もちづき かんじ)】戦闘狂

この髪型でいいんか、モッチー!?

「東京卍リベンジャーズ」 15巻 和久井健/講談社 より引用

役割 四天王(→「六破羅単代」第肆席)
愛称 モッチー
★★★★★・・・ゲロ強い
★★★★☆・・・力に比重
速さ ★★★☆☆・・・速さより力か?
知性 ★★★☆☆・・・戦うことが一番
スキル 戦闘狂

 

天竺の幹部として、東卍との抗争に乗り込み真っ先に手柄をあげようと暴れ出す、血の気の多い戦闘野郎。

かつて川崎で「呪華武」というチームの総長時代には、スマイリー&アングリーの兄弟を二人とも倒し、“関東事変”の戦闘の幕開けにおいても千冬を一撃で倒し、三ツ谷相手にも優位に戦うほど戦闘に関してはかなりの実力を持っています。

 

■モッチーの見所

渋谷に乗り込んできて暴れるモッチー。

鶴蝶に手柄を横取りされたくない、灰谷兄弟にも先をこされたくないというモッチーは、単に目立ちたいとかそういうわけではなく、純粋に戦うことに飢えているのだということを感じさせます。

渋谷に来るなり千冬をぶっとばす

「東京卍リベンジャーズ」 15巻 和久井健/講談社 より引用

 

 

【斑目 獅音(まだらめ しおん)】圧倒的なヤラれキャラ

コイツはこれで良い

「東京卍リベンジャーズ」 18巻 和久井健/講談社 より引用

役割 四天王(→「六破羅単代」第伍席)
愛称 班目
★★★☆☆・・・強いはずなんだけど
★★★☆☆・・・うーん?
速さ ★★★☆☆・・・こんなもんか
知性 ★★★☆☆・・・残念!
スキル こけおどし

 

黒龍の九代目総長の後、天竺の四天王の一人となります。

班目といえば、ある意味出オチキャラといいますか。

“ヤムチャ的存在”といったらヤムチャに失礼ですが、偉そうに色々なことを口走りながら登場してきてはあっさり倒される、そんなキャラクターです。

それでもそれなりの位置に居られるというのは、やっぱり他キャラクターの比較用、そう考えられても仕方ないかもしれません。

 

■班目の見所

“関東事変”における魁戦でしょう!

これほどやられっぷりが似合う男もそういないはずです。

 

【灰谷 蘭(はいたに らん)】不意打ちからなんでもあり、仕切り屋の灰谷兄弟・兄

ポージングも意識的に

「東京卍リベンジャーズ」 15巻 和久井健/講談社 より引用

役割 四天王(→「六破羅単代」第弐席)
愛称
★★★★☆・・・強そう
★★★★☆・・・なんでもやりそう
速さ ★★★☆☆・・・ちょっとわからないけれど
知性 ★★★☆☆・・・なんとなくイメージで
スキル 仕切り、ポージング

 

【灰谷 竜胆(はいたに りんどう)】関節技を得意とする灰谷兄弟・弟

眼鏡の見た目で判断しては痛い目を見る

「東京卍リベンジャーズ」 15巻 和久井健/講談社 より引用

役割 幹部(→「六破羅単代」第参席)
愛称 竜胆
★★★☆☆・・・パワーより技
★★★★☆・・・関節技のスペシャリスト
速さ ★★★★☆・・・速そう
知性 ★★★☆☆・・・眼鏡かけていれば高いわけではない
スキル 関節技

 

一声かければ100人の人間が集まるといわれているカリスマ兄弟として名をはせているのが灰谷兄弟です。

兄の蘭が長い髪を三つ編みにしている方、弟の竜胆がメガネをかけている方です。

兄の蘭は目立ちたがり屋の仕切り屋で、不意打ち上等、何が何でも勝つためにやるというようなスタイル。

弟の竜胆は関節技が得意で、“関東事変”においては相対したアングリーの右腕と左足を骨折させるほどの実力者でした。

 

■灰谷兄弟の見所

“関東事変”の終幕、倒れたイザナと鶴蝶の瞼を閉じるところ。

恐怖で天竺を支配していたイザナですが、それでも圧倒的な強さを持つイザナに自分の命を預けて戦ってきた同志として憧れを持っていたことを告げる灰谷蘭。

恐怖だけではない、それを見せてくれました。

恐怖で従っていただけではない。憧れもあった

「東京卍リベンジャーズ」 20巻 和久井健/講談社 より引用

 

【武藤 泰宏(むとう やすひろ)】

【三途 春千夜(サンズ ハルチヨ)】

役割:幹部

 ⇒ 「東京卍會」の伍番隊に記載

 

2-6 梵(ブラフマン):関東卍會を倒すために作られた、初代「黒龍」メンバーで固められた組織

瓦城千咒を首領としたチームで、千咒以外の幹部に初代「黒龍」メンバーを揃えています。

関東卍會を潰すために組織されました。

 

※なお、梵をはじめ六破羅単代、関東卍會の3つについては、コミックス24巻時点(2021年10月時点)ではまだ多くが明かされていないため、簡単なご紹介に留めます。

 

【瓦城 千咒(かわらぎ せんじゅ)】謎に包まれた首領は、実は可愛い女の子!?

思いがけない真実の姿が!

「東京卍リベンジャーズ」 24巻 和久井健/講談社 より引用

役割 首領
愛称 千咒
?????
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速さ ?????
知性 ?????
スキル カリスマ

 

梵の首領である瓦城千咒は、その存在については謎が多い状態です。

フードに身を包み素顔も積極的にさらそうとはしません。

小柄な体躯ではありますが六破羅単代の千野を一蹴りでダウンさせるほどの力を持ちます。

その正体は、実は女の子だったのですが、どんな少女かは今後明らかになっていきます。

 

 

【明司 武臣(あかし たけおみ)】初代黒龍の副総長、”軍神”の異名を持つ男

その実力やいかに?

「東京卍リベンジャーズ」 24巻 和久井健/講談社 より引用

役割 No.2(「黒龍」初代副隊長)
愛称 明司、軍神
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速さ ?????
知性 ?????
スキル

 

顔の右側に大きな傷を持つ、軍神と異名される男です。

 

【荒師 慶三(あらし けいぞう)】黒龍の初代親衛隊隊長

こちらがベンケイ

「東京卍リベンジャーズ」 24巻 和久井健/講談社 より引用

役割 大幹部(「黒龍」初代親衛隊隊長)
愛称 ベンケイ
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速さ ?????
知性 ?????
スキル

 

【今牛 若狭(いまうし わかさ)】初代黒龍の特攻隊隊長

名前も見た目も牛若ですね

「東京卍リベンジャーズ」 24巻 和久井健/講談社 より引用

役割 大幹部(「黒龍」初代新鋭隊長)
愛称 ワカ
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速さ ?????
知性 ?????
スキル

 

ベンケイとワカの二人で、かつて「黒龍」の最強コンビと謳われていました。

巨漢のベンケイと、優男風のワカ。

非常にわかりやすい組み合わせですね。

 

2-7 六破羅単代(ろくはらたんだい):元「天竺」メンバーを幹部に据えたチーム

寺野南を総代に、元「天竺」メンバーを幹部に据えた勢力です。

 

【寺野 南(てらの さうす)】パワフルさで無双を誇るカリスマ

こいつは中二だ

「東京卍リベンジャーズ」 24巻 和久井健/講談社 より引用

役割 総代
愛称 サウス、無双のサウス
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速さ ?????
知性 ?????
スキル カリスマ

 

関東卍會を叩き潰したいと願っている、六破羅単代の総代。

大きな体の見た目通りパワフルな喧嘩スタイルで、ドラケンをも圧倒するほどの力を持っています。

関東卍會に対抗するためか、「天竺」に所属していたメンバーを含め、多くの仲間を作ろうとしています。

 

【鶴蝶】

役割:首席

 ⇒ 「天竺」に記載

 

【灰谷 蘭】

役割:第弐席

 ⇒ 「天竺」に記載

 

【灰谷 竜胆】

役割:第参席

 ⇒ 「天竺」に記載

 

【望月 莞爾】

 ⇒ 「天竺」に記載

役割:第肆席

 

【斑目 獅音】

役割:第伍席

 ⇒ 「天竺」に記載

 

2-8 関東卍會(かんとうまんじかい):渋谷を拠点とした暴走族

マイキーこと佐野万次郎を総長とする、無敵と謳われている暴走族です。

 

【佐野万次郎】

役割:総長

 ⇒ 「東京卍會」に記載

 

【九井 一】

役割:幹部

 ⇒ 「黒龍」に記載

 

【三途 春千代】

役割:幹部

 ⇒ 「東京卍會」に記載

 

2―9 その他:関東卍會の関係者たち

不良グループに属していない、その他の主な登場人物です。

 

【佐野 真一郎(さの しんいちろう)】黒龍の初代総長で伝説的存在

女にも喧嘩にも弱かったけれど、カリスマを誇った真一郎

「東京卍リベンジャーズ」 16巻 和久井健/講談社 より引用

 

マイキーの兄である佐野真一郎は既に故人となっていますが、マイキーをはじめ多くの人に影響を与えています。

「黒龍」の初代総長で、人を惹きつける魅力がありました。

真一郎が生きていれば、『東京卍リベンジャーズ』で発生した数々の悲劇は発生しなかったでしょう。

亡くてなお、大きな存在感を放つ人物です。

 

【佐野 エマ(さの えま)】マイキーの腹違いの妹

マイキーの鍵でもあるエマ

「東京卍リベンジャーズ」 17巻 和久井健/講談社 より引用

 

マイキー、真一郎の腹違いの妹です。

幼い頃にマイキーの祖父に預けられ、その生い立ちなどから当初はなかなか馴染みませんでしたが、真一郎とマイキーの努力もあって本当の家族となりました。

ドラケンのことを一途に思うエマですが、時に暴走してしまうのが玉に瑕。

 

 

【柴 柚葉(しば ゆずは)】八戒のことが好きすぎるブラコン姉

目がいいです

「東京卍リベンジャーズ」 9巻 和久井健/講談社 より引用

 

柚葉は八戒の姉で、八戒の画像を待ち受けにするほど重度のブラコンです。

大寿から八戒を守るために二人分殴られるなど、女ですが根性もすわっている良い女です。

女性キャラの少ない『東京卍リベンジャーズ』の中でお気に入りの女性キャラです(笑)

 

3、『東京卍リベンジャーズ』のキャラクター相関図をエピソード単位で図解

『東京卍リベンジャーズ』では、エピソードが進むごとに新たなチームが登場したり、またチームの内外でメンバーの入れ替わりが行われたりします。

それゆえ、誰がいつ、どこの組織に所属していたのか分かりづらくなったりもします。

そこで、各エピソード時点での相関図をご紹介します。

同じエピソード内でも入れ替わりがあったりするのですが、その辺は文章で補足できればと思います。

 

3-1 8.3抗争:稀咲の策謀の始まり

東卍と愛美愛主の間で行われた“8.3抗争”

この時、武道はまだマイキーやドラケンの友人という立場で、東卍には所属していませんでした。

愛美愛主の裏に稀咲が立って両チームの抗争を煽ります。

特に、長内を刺して自首したパーちんを慕っていたぺーやんを焚き付け、東卍の内部抗争を起こそうとしていました。

 

3-2 血のハロウィン:場地、一虎との因縁に決着をつける

芭流覇羅との間で行われた抗争、“血のハロウィン”

本来なら稀咲は“8.3抗争”でドラケンを殺すことで、自分自身が東卍のNo.2になろうとしていましたが、武道の活躍もあり防がれたこともあり、パーちん不在の三番隊隊長になっています。

ぺーやんは三ツ谷率いる弐番隊に組み込まれ、また武道も正式に東卍の一員となって弐番隊に入りました。

また“血のハロウィン”のキーパーソンである場地が東卍を抜け、芭流覇羅に入っています。

 

3-3 聖夜決戦:八戒の奪還作戦

弐番隊の副隊長である柴八戒を、黒龍の総長であり八戒の実兄である柴大寿から守るための“聖夜決戦”

場地を失った壱番隊に、千冬の使命を受けて武道が壱番隊隊長に収まります。

それに伴い、アッくんたち溝中五人衆の残りの四人も東卍の一員として壱番隊に入りました。

また、“血のハロウィン”で東卍に敗れた半間が傘下に入り、陸番隊隊長として元芭流覇羅メンバーを率いる形になりました。

 

3-4 関東事変:横浜の「天竺」との抗争

横浜のチーム「天竺」との一大決戦となる“関東事変”では、また大きく状況が変わります。

東卍では参番隊隊長の稀咲が除名され、それを受けて陸番隊の半間も離脱。さらに伍番隊の武藤が実は「天竺」創設メンバーであり、副隊長の春千代とともに離脱し、東卍は肆番隊までの編成となります。

参番隊にはぺーやんが隊長代理として入り、壱番隊には“聖夜決戦”で敗れた乾が加わります。

九井も最初は乾とともに加わりましたが、武道と乾を助ける引き換えに「天竺」に入りました。

 

3-5 最終章:三天と呼ばれる三つの暴走族間の抗争

“関東事変”後に東京卍會が解散して二年、武道が高校二年生の時に始まった『東京卍リベンジャーズ』の最終章。

「三天」と呼ばれる新たな三つのチームが覇権を争う状況となっています。

関東卍會を倒し、マイキーを止めるため、武道は「梵」に入ることを決意しました。

 

4、おまけ:東卍の創立メンバー達が『銀英伝』の帝国軍への重なりを妄想して遊ぶ

『東京卍リベンジャーズ』を読んで思ったことがあります。

東卍の創立メンバー達が、『銀河英雄伝説』の帝国軍に重なって見えるところがある、と。。。

 

天上天下唯我独尊、天才肌のマイキーがラインハルトで、マイキーに対して対等の立場で諫言することのできるドラケンはキルヒアイス。

そしてマイキーの妹のエマはアンネローゼ。

ドラケンとエマが相思相愛だけど、それを表立って通じ合わせられないのも同じですね。

ドラケンを見初めるマイキー

自分とともに幼年学校に入れといったラインハルトのように、このマイキーの誘いから二人が頂点を目指していくことに

「東京卍リベンジャーズ」 2巻 和久井健/講談社 より引用

 

場地と一虎はミッターマイヤーとロイエンタール。

子供のころの親との関係のトラウマを持ち性格が捻じれ、マイキーを裏切ることになる一虎がロイエンタール。

場地はちょっと毛色違うかもしれませんが、真っすぐで常に友のことを第一に考えるところが、らしいかなと。

 

パーちんとぺーやんは、ビッテンフェルトとハルバーシュタットですね(笑)

三ツ谷は親衛隊であり最後の砦的な感じなのでミュラーです。

 

そしてマイキーを自分の理想の傀儡に仕立て上げようと暗い情念を燃やす稀咲はオーベルシュタイン。

 

『東京卍リベンジャーズ』に限らず、もしこの作品のキャラが『〇〇』の作品だったら度のキャラに当てはまる? 

という他愛もないよくある妄想ですが、これに関してはかなりピタッとキャラクターが当てはまるなー、と思ったライターなのでした。

だからなんだ、という単なる趣味の話でした!

 

5、まとめ

以上、『東京卍リベンジャーズ』のキャラクターに関して

  • 能力
  • 見所
  • 相関関係

などをご紹介しました。

かなり主観的な、勝手な思い込みもあるかもしれませんが、そういう思いを持って読んだ方が面白いと思います!

いやいや、アイツはもっと能力高いだろう! とか、皆さんも自分なりに評価してみていただくのも面白いかと思います。

 

あくまで2021年10月現在(単行本24巻時点)ですので、この先の展開と活躍によっては当然ながらパラメータも更新されるかもしれません!

 

盛り上がりを見せる『東京卍リベンジャーズ』、まだまだ盛り上がりましょう!

以上、マンガフルライターの神門でした。

 

なお、『東京卍リベンジャーズ』は、マンガBANGで読むことができます! 一部無料で読むことも可能なので、興味のある方はよろしければまずこちらからどうぞ!

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ABOUTこの記事をかいた人

社畜として働きつつ、漫画と小説と野球に癒される日々。人生を変えた作品は「女神転生」。プロ野球を愛しベイスターズを愛する。 熱血王道もの、血飛沫舞うバトルものから美少女百合ものまでなんでも好む。特に「無限の住人」の美しい殺し合い、「はやて×ブレード」のバカバトルが好きです。