みなさんこんにちは、【今週の1冊】として毎週、直近に読んだ作品(時には古い作品も!)をご紹介するマンガフルライターの神門です。
皆さんが作品を購入するご参考にしていただければと思います。
今回ご紹介するのは
『2.5次元の誘惑』の25巻!!
です。

『2.5次元の誘惑』もいよいよオーラス、最終巻です!
ということで、ここで紹介記事をもってきました。
熱血スポ魂コスプレ漫画がいったいどのようなエンディングを迎えるのか?
とは思っていましたが、やはり残していけないのはラブコメとしての結末ですよね。
奥村、リリサ、実花莉、この三人がどのような結末を迎えるのか?
結局落ち着くのはここになるわけです。
この三人の結論は・・・?
「2.5次元の誘惑」 25巻 橋本佑/集英社 より引用
そう、最後は主人公の物語であり、ヒロインの物語であり、主人公たちの物語であったのですし、あるべきです。
それでこそ、友情、努力、勝利と、ジャンプの王道をいくこの作品の終着点として相応しい。
そもそも、前に『2.5次元の誘惑』のキャラクター毎の熱い名シーン、名エピソードをご紹介する記事を書いたのですが。
この記事を書いた時に改めて作品を読み返して思ったことは、
実花莉に対する描写がされていないな、ということでした。
本作ではコスプレを通してキャラクター達が抱える悩みや葛藤、トラウマといった大きな壁を壊して前進していく姿を描いてきました。
それはリリサをはじめとする漫研のメンバーはもちろん、四天王たち、そしてもちろん奥村自身もです。
しかしながら、実花莉に関してはそういったものがありませんでした。
実花莉が抱えていたものとは・・・
「2.5次元の誘惑」 25巻 橋本佑/集英社 より引用
コスプレをするのはあくまで奥村のため、奥村の気を引くため。
大好きな奥村が自分に興味を持ってくれないという悩みはあったものの、他のキャラクター達と抱える悩みとはどこか一線を画していました。
実花莉の気持ちは周囲の人たちも知っているし、奥村も分かっている。
本人も頑張ってアピールしているし、あとは奥村がどう判断するか。どちらを選ぶのか、あるいはどちらも選ばないのか。
そういうことだと思わされていました。
しかし、そうではありませんでした。
この最終25巻で実花莉のヒロイン力が爆発します!
親友のリリサですら甘く見ていた実花莉の覚悟。
リリサですら見誤っていた、実花莉という少女の覚悟とは
「2.5次元の誘惑」 25巻 橋本佑/集英社 より引用
実花莉自身ですら気が付いていなかったこと。
そういったものが全て炸裂します。
最終章となる194話以降は本当に実花莉とリリサ、そして奥村という三人にフォーカスをあてて目が離せない展開となります。
うーん、ありきたりな表現しかできなくてすみません(笑)
いや、ラブコメとして最後に持ってくるのは当然なのかもですが、他キャラのエピソード(ヒロインのリリサ含め)を描いてきながら、実花莉も描かないわけではないけれどこの部分を残しておく、というところが。
幼馴染という負けヒロイン属性の実花莉。
しかして、あまりに性格がよすぎるし、いじらしいしで、読者人気は圧倒的(だったかな?)なものを誇ります。
この笑顔が・・・
「2.5次元の誘惑」 25巻 橋本佑/集英社 より引用
彼女が幸せにならない結末なんて誰も望むわけがない!
だけど当然、ヒロインであるリリサが不幸になって良いわけでもない。
どのような着地を見せてくれるのか。
この実花莉の話を最後にもってこようと初めから考えてこれまで作品を続けてきたのであれば、たいしたものだなと思いました。
それは、ここまで追いかけてきた皆さんなら自身の目で確かめるべきですし、確かめられたかと思います。
一つ確実に言えるのは、この結末でよかった!
ということ。
実花莉も奥村も、自分が抱えていた過去、自分の中にある分厚い壁を壊して一歩前に進むことが出来たのですから。
連載開始当初は、ちょっとエッチなコスプレラブコメと思わせて、1巻時点では「どこまで読もうかな・・・」なんて思っていたのですが、ここまでハマるとは思いませんでした。
タイトルにかけて25巻で完結したのも良かったですね。
連載は終わりましたが、アニメ二期制作も決定して進んでいますし、連載完結したので計画的にラストまでアニメ化することも可能です。
そこまで希望したいですね!
ちなみに私の一押しキャラは、やっぱり実花莉です!
























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