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【今週の一冊】『マネマネにちにち』感想。山本崇一朗先生が描く野球部マネ三人娘の日常コメディは間違いなし!

 

みなさんこんにちは、【今週の1冊】として毎週、直近に読んだ作品(時には古い作品も!)をご紹介するマンガフルライターの神門です。

皆さんが作品を購入するご参考にしていただければと思います。

今回ご紹介するのは

『マネマネにちにち』

です。

 

 

『からかい上手の高木さん』で人気を博した山本崇一朗先生の新作です。

今作は、とある高校の硬式野球部の女子マネージャーが送る日常を描いた日常コメディです。

メインはマネージャーの三人娘。

野球については全く知らないけれど、マネージャーやっていればモテそうだと考えて入った渚茜。

見た目はギャルだけど、実は野球が好きで何か関わりたくてマネージャーになった一ノ瀬かりな。

彼氏が野球部だったのでマネージャーになった姫宮ユキ。

この三人のマネージャーとしての日常と、野球部員や顧問の先生も交えての部活動。

もちろん、山本崇一朗先生ですからラブコメ要素もあります!

ちょっとアホそうなところが可愛い

『マネマネにちにち』 1巻 山本崇一朗/小学館 より引用

 

基本的には、野球部関連をメインとした緩い日常生活が展開されていきます。

渚はぱっと見は可愛いけれど残念女子。

そしてすぐ近くにギャルの一ノ瀬と奥ゆかしそうな姫宮がいるので、男子の目には入っていない。

ただ一人、渚の幼馴染の烏丸だけがちょっと渚のことを意識している、っていうのがラブコメ波動を感じさせて良いですよね。

外見は派手なギャルの一ノ瀬が実は野球が好きで一番マネージャー業務にも真摯であったり。

清楚そうな姫宮だけ彼氏がいたり(しかも、既に別れて新しい彼氏に乗り換え後)

ギャップを見せてくるのも王道ではありますが、だからこそ良いわけです。

実は真面目で純情なギャルとか、需要はどこにでもありますからね!

野球好きで野球に真面目なギャル・・・人気出そう(笑)

『マネマネにちにち』 1巻 山本崇一朗/小学館 より引用

 

やっていることは、

  • 部員の頭をバリカンで坊主にしたり
  • 部室を掃除してエロ本を探したり
  • 部員の真似をしてランニングやトレーニングをしてみたり

 

当たり障りのないことばかりなのですが、渚がやるとどれもちょっとだけ変な方向に進んでいたりする。

大笑いするわけではないけれど、くすっと微笑ましく思えるというか、読んでいて楽しくなるというか。

そういう気持ちにしてくれる作品というのは、『高木さん』なんかと同じかもしれません。

 

今のところラブコメを前面に押し出している作品ではありません。

このままゆるゆる日常路線で進むのか。

それともラブをもうちょっと強く出してくるのか。

いずれにしても、間違いない、そう思わせてくれる一品です!

 

気になる方は是非、さんでーうぇぶりでも読めますので、どうぞ!

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ABOUTこの記事をかいた人

社畜として働きつつ、漫画と小説と野球に癒される日々。人生を変えた作品は「女神転生」。プロ野球を愛しベイスターズを愛する。 熱血王道もの、血飛沫舞うバトルものから美少女百合ものまでなんでも好む。特に「無限の住人」の美しい殺し合い、「はやて×ブレード」のバカバトルが好きです。