こんにちは、『ジョジョ』のシリーズの中では第二部が一番好きなマンガフルライターの神門です。
ということで今回は、『ジョジョの奇妙な冒険』の第二部の名言をご紹介します!
第二部って次の第三部が人気あるだけに、意外と記憶が薄れてしまっている人とか、そもそも第三部から入ったから第二部は読んでいないなんて人もいたりして、
- え、第二部ってどんなセリフがあったっけ?
- 第一部ほど強烈な名言はないんじゃないの?
- 実はイマイチ覚えていないんだよね
という人も多いのではないでしょうか。
いやいやそれは勿体なさすぎます!
第一部に劣らぬ名言が揃っています。
この記事を読めば、第二部で使われた数々の名言を思い出し、同時に第二部の魅力も理解できると思います。
是非、ご覧ください!
目次
- 1、『ジョジョの奇妙な冒険』 第二部 「戦闘潮流」ってどんな漫画?
- 2、名言TOP10
- 10位 「へっへっへっへっへっ・・・」 どうしようもない天才イカサマ師なジョセフの決めの(?)セリフ
- 9位 「目的を達するというのが・・・」 悪のボスらしい一言!
- 8位 「おまえの次のセリフは・・・」 相手を深く観察しているからこそ出てくる言葉!
- 7位 「HEEEEYYYY」 度肝を抜かれたエシディシの叫び
- 6位 「意味なんてね——!!」 悪徳警官が放った、清々しいまでにロクデナシな言葉
- 5位 「我がナチスの科学力は・・・」 ついつい口にしたくなっちゃうセリフ!
- 4位 「養豚場のブタでも・・・」 ジョセフのセンスがキラリと光る一言
- 3位 「勝てば・・・」 カーズといえばコレ! というゲスい台詞
- 2位 「おれが最期に見せるのは・・・」 ツェペリ家の魂を込めたシーザー最期の言葉
- 1位 「オレの嫌いな言葉は・・・」 まさにジョセフというキャラを表現した名言
- 3、まとめ
1、『ジョジョの奇妙な冒険』 第二部 「戦闘潮流」ってどんな漫画?
著者 | 荒木飛呂彦 |
出版社 | 集英社 |
掲載雑誌 | 週刊少年ジャンプ |
掲載期間 | 1987年11月-1989年3月 |
単行本巻数 | 全8巻(第二部のみ) |
ジャンル | バトル・アドベンチャー |
『ジョジョの奇妙な冒険』は荒木飛呂彦先生によって描かれている作品で、この第二部の戦闘潮流は週刊少年ジャンプに1987年から1989年にかけて連載されていました。
第一部ではジョナサンとディオの宿命の始まり、そして激しい戦闘が描かれていましたが、第二部の主人公はジョナサンの孫であるジョセフ・ジョースターとなります。
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・上」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
第一部でも登場したスピードワゴンが大量の石仮面とともに「柱の男」を発見することで物語は幕をあけます。
吸血鬼をも凌駕する力を持つ「柱の男」達は、弱点である太陽を克服するため「エイジャの赤石」を手に入れて地上を支配しようという野望を持っています。
ジョセフは盟友のシーザーとともに波紋の修行に励み、「柱の男」達の野望を阻止するべく彼らと激闘を繰り広げます。
この第二部は宿命の敵であるディオが関与しない物語になっていますが、面白さが損なわれるものではありません!
2、名言TOP10
では、『ジョジョの奇妙な冒険 戦闘潮流』の名言を、今回もまた“実生活でも使用できる”実例とあわせてランキング形式でご紹介します!
第二部の主人公、ジョセフ・ジョースターはシリーズ中で最もユーモアに溢れていて、ノリの良いキャラクターでもありますので、一部に負けず劣らずの名言揃いです!
是非みなさんも楽しむとともに、実際に使用してみてください。
10位 「へっへっへっへっへっ・・・」 どうしようもない天才イカサマ師なジョセフの決めの(?)セリフ
「柱の男」の一人で、「戦闘の天才」であるのがワムウです。
ジョジョとワムウの決闘は、古代環状列石を舞台にした「戦車戦」となりました。
お互いに戦車に乗って闘技場を戦いながら走り続け、どちらかが振り落とされて相手の戦車に踏みつぶされるか、走りの途中で叩きのめされるかで決着がつくデスマッチです。
決闘場では戦車でトラックを一周するたびに武器が与えられ、ジョジョは最初の武器であるスレッジ・ハンマーを見事手に入れます。
優位に立ったジョジョは早速、そのハンマーでワムウを攻撃しますが、ワムウはそれを待ち構えていたかのように必殺流法「神砂嵐」をジョジョにお見舞いします。
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・下」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
まともに「神砂嵐」を喰らったかのように見えたジョジョですが、実際にはなぜかワムウの方が腕をズタズタに引き裂かれて大きなダメージを受けていました。
実は、ワムウが「神砂嵐」を放つことを読んでいたジョジョは、先んじてワムウの両腕に手綱を絡ませて波紋を流して封じていたのです。
見事に出し抜いたジョジョが放った一言がこちら
へっへっへっへっ
ま・・・またまたやらせていただきましたァン!
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・下」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
相手を出し抜くことにかけてはシリーズでピカイチ、師のリサリサにして「どうしようもない天才イカサマ師」と言わせるジョセフならではの攻撃でした。
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・下」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
純粋な戦闘能力や身体能力は決して歴代の主人公の中で優れているわけではないジョセフが激闘を生き残ることが出来るのは、この先を読み相手の裏を読む力があってこそです。
そんなジョセフの戦い方、そして性格をよく表したセリフなのです。
■使用シーン
- マリオカートでしてやったときに対戦相手に向けて
9位 「目的を達するというのが・・・」 悪のボスらしい一言!
「柱の男」のリーダーがカーズです。
エイジャの赤石をめぐる最終決戦においては、ジョジョとワムウが、そしてリサリサとカーズが1対1で戦うことになっていました。
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・下」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
しかしながら、カーズはあっさりと約束を破棄し、影武者を使用してリサリサを背後からだまし討ちで攻撃しました。
そんなカーズに対してジョジョは詰め寄りますが、その時にカーズが切り返し言い放ったセリフがこちらです。
目的を達するというのが至上の事!
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・下」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
まさに悪役!
まさにボス!
ワムウはジョジョと正々堂々と戦い敗れ去りましたが、誇り高き戦士として納得して死んでいきました。
ですがカーズは違います。
何が一番重要なのかということをきちんと理解し、そのために何が最善かを考えて行動します。
大事なのは目的を達すること。
そりゃそうです、誇りを大事にしても、エイジャの赤石は手に入りません。
組織のボスとしてあるべき姿を見せてくれた一言でした。
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・下」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
ただし、少年漫画の主人公だったらこの言動は駄目ですけどね!
■使用シーン
- 対戦ゲームでせこいやり方で勝利を収めようとしたのを非難されたとき
- 仕事で会社やチームの方向性が分からなくなったとき
8位 「おまえの次のセリフは・・・」 相手を深く観察しているからこそ出てくる言葉!
ジョセフの最大の武器は、観察力によって相手の気持ちや心を読んで把握し利用する、ということです。
そして相手の機先を制し、動揺させるためによく使用するのがこのセリフです。
おまえの次のセリフは『・・・・』という!
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・上」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
戦闘において重要なのは予測すること。
予測すれば様々なことに対処することも可能となります。
そして予測するためには、相手のことを理解して把握する必要があります。
特にジョセフの戦い方はペテン師、イカサマ師といわれるくらいですし、努力するのが嫌いで楽に勝ちたいジョセフは相手を出し抜く目に優れています。
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・上」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
だからこそ口にすることのできるセリフであり、ただ単に格好つけているわけではないのです。
■使用シーン
- 相手が次に何を言うか分かったとき(外すと滅茶苦茶恥ずかしいので、絶対的に自信のある時にしましょう)
- 会議でいつも揚げ足取りのようなしょうもない発言ばかりする人が、次にどんな揚げ足取りをするか分かった時
7位 「HEEEEYYYY」 度肝を抜かれたエシディシの叫び
波紋の修行を終えたジョセフが最終試験のため師範代のロギンズとの戦いに赴くと、そこにはエイジャの赤石を探しにきていた「柱の男」の一人、エシディシがいました。
ロギンズは既にエシディシに殺されており、ジョセフはエシディシと予定外の戦いに突入します。
炎の流法を操るエシディシに対し、ジョセフは得意の策謀を持って対峙します。
すると見事にエシディシを出し抜き、エシディシの腕を切断することに成功しました。
不覚を取ったエシディシが起こした次の行動の際に放ったセリフがこちらです。
HEEEYYYY
あァァァんまりだァァァァ
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・上」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
激昂するのでもなく
冷静に心を落ち着かせるのでもなく
号泣するという思いがけない姿をみせたエシディシですが、実は激昂してトチ狂いそうになったとき、泣きわめいて頭を冷静にすることにしていたのです。
エシディシはこれですっかり冷静になります。
エシディシが冷静になるのに加えて、見せられた相手の方は驚き仰天すること間違いなしですから、実に一石二鳥な言動なのです。
貴方も激昂した時に是非、使用してみてください。
落ち着きます。
多分
■使用シーン
- 「オレ全然勉強してないんだよ」とか「一緒にゴールしようね」とか言っていた相手に対して(結果が出てから)
- 7回裏終了時に5点リードしていたのに8回表終了時には5点リードされていたとき
6位 「意味なんてね——!!」 悪徳警官が放った、清々しいまでにロクデナシな言葉
世の中にはろくでもない人間がいます。
特に、自分の地位や権力を活用し、自分より立場の弱い相手に対してだけ威圧的に威張り散らすような輩は過去より絶えません。
そんなステレオタイプの警察官がジョセフに難癖をつけ、しかもその際に自らの鼻くそをジョセフになすりつけます。
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・上」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
なんでそんなことをするのかと問うジョセフに対しての警察官の答えがこれです。
意味なんてねー!!
スカッとするからしてるだけなんだよこのボケー!!
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・上」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
清々しいまでのロクデナシさですね!
まあ、ここまで開き直られては、
あ、そうでしたか
と言うしかないかもしれません。
まあ実際、こういう酷いことじゃなくても、意味なんかなくても個人的に気分が良くなるからすることってあります。
それ自体を否定することはありませんが、決して他人に迷惑をかけない範囲のことに留めておきましょう。
この警察官の行動は明らかにNGです。
■使用シーン
- ドラクエでスライムに対してギガデインを唱えていることを友人から不思議がられた時
- 桃鉄でトップも狙わずひたすら嫌がらせの行動をして、なんでそんなことばかりするのか咎められた時
5位 「我がナチスの科学力は・・・」 ついつい口にしたくなっちゃうセリフ!
第二部に登場して強烈な印象とセリフを残していったのが、ナチスドイツの軍人、ルドル・フォン・シュトロハイムです。
シュトロハイムはとにかく高慢で自信過剰なことが、その行動や発言で見て取れます。
所属している組織、そして祖国であるドイツこそを誇りに思うシュトロハイムが放った名言がこちらです。
我がナチスの科学力はァァァァァァァアアア
世界一イイイイイイイ
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・下」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
医学薬学であったり、科学技術であったり、とにかくドイツは世界一ィィィ! なのです。
作中随一のしぶとさを持つシュトロハイム。
ストレイツォに瀕死のめにあわされても、ドイツの医学薬学によって復活し、
サンタナとの戦いでは、サンタナに体を乗っ取られそうになり手榴弾で自爆して死んだかと思いきやドイツの科学技術でサイボーグ化して戻ってきたりして、シュトロハイムを見ると確かに世界一かもと頷かせるものがあります。
ただ妄信して大言壮語を吐くだけではなく、文字通り自らの身をもってドイツの力を体現して見せているわけで、ある意味、非常に説得力のあるセリフにもなっているのです。
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・上」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
■使用シーン
使用するときは、「我が○○○の■■■は世界一ィィィ!」 と、自分が誇れる何かをあてはめてください。
世界一というのが憚られる場合は、日本一なり、本州一なり、適切な規模に変換ください。
4位 「養豚場のブタでも・・・」 ジョセフのセンスがキラリと光る一言
シーザーの波紋の師であり、ジョセフの波紋の師ともなるのがリサリサです。
しかし、ジョセフのリサリサとの顔合わせは最悪なものでした。
ジョセフはいきなりボートの櫂でぶん殴られてしまうのですから。
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・上」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
初対面から印象最悪だったリサリサでしたが、短期間でジョセフに波紋を教えるためには容赦しません。
ジョセフとシーザーの二人に「地獄昇柱」という試練を課します。
これは、油にまみれた大理石の柱を、波紋の力を活用して素手で頂上まで上らなければならないという試練です。
過酷な試練に怯み、リサリサに対して媚びるような態度を取るジョセフですが、そんなジョセフをリサリサは冷たく見下します。
そのリサリサの目を見てジョセフが思ったことがこちらです。
あ・・・あの女の目・・・・・・養豚場のブタでもみるかのように冷たい目だ
冷徹な目だ・・・
「かわいそうだけどあしたの朝にはお肉屋さんの店先にならぶ運命なのね」ってかんじの!
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・上」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
切羽詰まった状態であっても、こんな比喩表現を思いつくことの出来るのがジョセフです。
こういうセンスを持っているのもジョセフの魅力だと思います。
■使用シーン
- しょうもない発言をして委員長属性の女子に蔑んだ目で見られた時
3位 「勝てば・・・」 カーズといえばコレ! というゲスい台詞
9位に続いてカーズ様の登場です。
このセリフは9位の「目的を達するというのが至上の事!」の少し前に発した言葉です。
もともとカーズは、1対1で正々堂々と戦うと約束をしていました。
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・下」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
しかしながらあっさりとこの約束を裏切り、影武者を使ってリサリサを騙して背後から斬りつけた後でこう言ったのです。
勝てばよかろうなのだァァァァッ!!
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・下」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
なんという清々しさ!
目的を達するのが至上の事とも繋がりますが、戦士でもなければロマンチストでもないカーズにとって、手段など関係ありません。
重要なのは何をしてでも勝つということ!
カーズにとっては「決闘」ではなく「戦争」なのでしょう。
汚い手段とか、卑怯とか、そんなもの気にしません。
誇りも、ロマンも、負けてしまえば、死んでしまえば全く意味をなさないのですから、このように考えるのは至極当然のこと。
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・下」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
それを、ここまで凄烈に、得意げに言いきってくれるところがカーズの素敵なところです。
■使用シーン
- 対戦ゲームで事前に取り決めたルールを破り、(例えば)ハメ技とかで勝利したとき
- 実は出来レースだったことを後々に知ったライバルや競合他社から詰め寄られたとき
2位 「おれが最期に見せるのは・・・」 ツェペリ家の魂を込めたシーザー最期の言葉
ジョセフの盟友、シーザー・A・ツェペリ。
出会ったときは気障でいけ好かない野郎だと思ったジョセフでしたが、実際には熱い魂を持った男でした。
ジョセフとともにリサリサの試練を突破して修行を受け、シーザーも強くなりました。
そのシーザーの姓はツェペリです。
第一部のジョナサンの師であるウィル・A・ツェペリの孫にあたるのがシーザーです。
第一部でウィルが石仮面の事件に巻き込まれたのに続き、シーザーの父親であるマリオ・A・ツェペリもまた家族を捨てて石仮面の謎を、柱の男の謎を追いかけていました。
祖父の代から石仮面と、そして柱の男達と深い因縁を持っていたのです。
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・下」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
カーズ達の居場所を突き止めたジョセフ達は罠の存在を考え乗り込むのは控え、カーズ達が出てくるのを待ち受けようとします。
しかし、石仮面により命を落とした祖父、そして父の因縁に決着をつけたいシーザーは罠があると知ってもカーズ達が待ち受ける館に単身、乗り込んでいきます。
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・下」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
シーザーを待ち受けていたのは「戦闘の天才」と言われるワムウでした。
修行によって強くなったシーザーは必殺のシャボン・カッターを駆使してワムウとも対等以上に戦いますが、一瞬の隙をつかれてワムウの必殺技である神砂嵐を喰らってしまいます。
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・下」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
致命傷を喰らったシーザーですが、最後の力を振り絞ってジョセフが飲んだ毒の解毒剤入りのピアスをワムウから奪います。
それは、シーザーの誇りでした。
祖父のウィルはジョナサンに波紋の力を与えて死にました。
父のマリオはシーザーのことを息子と気が付かなくても自分の命を犠牲に助けました。
そんな、ツェペリ家の誇り高き血を受け継いだシーザーの最期のセリフです。
おれが最期にみせるのは代々受け継いだ未来にたくすツェペリ魂だ!
人間の魂だ!
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・下」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
これはもう説明無用!
格好良い!
てゆうか、
泣いたわ!
個人的にジョジョのシリーズの中でも最も好きなシーンです!
■使用シーン
- FPSゲームで死にそうなとき、仲間に向けて(何かアイテムを残せると良いですね)
- ドッヂボールでアウトになりつつボールは味方に残していく気概を見せる時
1位 「オレの嫌いな言葉は・・・」 まさにジョセフというキャラを表現した名言
とにかく要領よく生きていきたいのがジョセフ。
しかし運命に巻き込まれ、戦いを余儀なくされていきます。
蘇った「柱の男」達、カーズ、エシディシ、ワムウたちを前にして、ジョセフは絶体絶命のピンチに陥りますが、死を前にしても機転をきかせて渡り合います。
ワムウの誇り高さを見抜いたジョジョはうまいこと口車で言いくるめ、どうにか延命することには成功しますが、逃げることが出来ないよう体内に毒を仕込まれてしまいます。
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・上」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
解毒するにはワムウ達を倒して解毒剤を手に入れるしかありません。
そしてワムウ達に勝つには厳しい修行をしなければなりません。
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・上」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
シーザーの師(リサリサ)の元に修行に行くと言われた時にジョセフが頭を抱えながら発したセリフがこちらです。
オー! ノーッ
おれの嫌いな言葉は一番が「努力」で二番目が「ガンバル」なんだぜーッ
「ジョジョの奇妙な冒険 第Ⅱ部 戦闘潮流 総集編・上」 荒木飛呂彦/集英社 より引用
まさに、ジョセフらしいセリフ!
そして、読んでいる方も頷いちゃいそうなセリフです(笑)
格好良くないけれど、ジョセフらしくて多くの人の賛同を得られそうな(?)このセリフを堂々一位に推しました!
■使用シーン
- 母親から「頑張って勉強しないと良い学校、良い会社に入れないわよ」と言われた時
- ブラック企業の上司から激励を受けた時
3、まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険』第二部の名言TOP10をご紹介しました!
- 勝てばよかろうなのだァァァ
- 世界一ィィィイイイイ
- HEEEYYYY
などなど、二部もまた、非常に個性的な名言の宝庫でした。
一部とはまた違った感じのセリフも多く、同じシリーズとはいえ展開や登場人物がガラリと変わることで、名言も異なってくるのが分かります。
個人的にはカーズ様の清々しいゲスさが突き刺さるのと、シーザーの最期のセリフに涙します!
さあ、次は第三部か!?
マンガフルライター 神門でした。
ちなみに、第一部の名言集の記事もありますので、良かったらこちらをどうぞ!
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