こんにちわ!自他ともに認める猫派だけど、実は犬も大好きなライターayameです!(とくに大型犬が大好き!)
今回は犬好き、そしてイケメン好き、2.5次元好きの女子に捧げる企画!
私ライターayameが独断と偏見で決定した、ワンコたちの冒険・熱血・青春漫画である『銀牙ー流れ星 銀ー』に登場するキャラのイケメンランキングを発表しちゃおうと思います!
「はい?ワンコなのにイケメンってどういうこと?」
そう思った人も少なくないかも知れませんが、実は『銀牙ー流れ星 銀ー』、2019年夏に舞台化することが決定しています。(もちろん私も見に行きます!)
2.5次元化するということは、イコール「その作品がイケメンパラダイスだ」と言い換えることも可能!
実際この作品には、少女漫画の前髪ぱらりなイケメンも裸足で逃げ出すような、いい感じのメンズがわんさか出てきます!
そこで舞台公演に先駆けて、私が作中のイケメンたちをランキング形式で紹介しちゃおう!というわけです。
ストーリーについてもザックリ紹介するので、
- 推し俳優目当てで『舞台「銀牙ー流れ星 銀ー」~絆編~』を見に行くけど、実は作品をほとんど知らない!
- キャラクターやストーリーの概要だけでもつかんでおきたい
- 推し俳優がどんなキャラを演じるのか、どんな見せ場があるのかチェックしたい!
- とにかくイケメンが好きだ!
そんな人にぜひぜひ読んで欲しい記事となっています。
もちろん、
- 私は昔から『銀牙ー流れ星 銀ー』の大ファンだ!
- 既読勢だけど舞台を見に行く前にストーリーを復習しておきたい
- 「犬好きで前から『銀牙』っていう漫画のシリーズが気になってたのよね」
という人にもおすすめ!
この記事を読めば、もっともっと『銀牙ー流れ星 銀ー』が気になる・好きになるはずです!
というわけで、さっそくレッツイケメンパラダイス~!!
目次
1、『銀牙―流れ星 銀―』ってどんな漫画?
『銀牙ー流れ星 銀ー』は、1980年代に少年ジャンプで連載していた動物漫画です。
作者 | 高橋よしひろ |
---|---|
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
出版社 | 集英社 |
発表期間 | 1983年~1987年 |
巻数 | 全18巻(文庫版全10巻) |
表を見ておわかりの通り、かなり古い漫画です。
正直、舞台化が決定したときは「よくもこれだけ古い作品の舞台化を……」と思ったのものですが、魅力のある作品はいつの時代だって舞台映えするものだ!ということですね。
しかし、これだけ古いと「一度も読んだことない!」という人も珍しくないはず(とくに女子)。
というわけで、次のセクションでは『銀牙ー流れ星 銀ー』のメインストーリーである「赤カブト編」をザックリ解説します!
2、ランキングを楽しむ前に……1分でわかる『銀牙ー流れ星 銀ー』のメインストーリー
主人公は熊犬の銀(ぎん)。(熊犬=熊猟に使われる犬のこと)
一番手前にいる子犬が銀です。
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫1巻/集英社 より引用)
銀は熊犬にもっとも適しているといわれる虎毛の秋田犬であり、幼いうちから熊撃ちの達人・竹田のじっさまのもとで厳しい訓練を受けることになります。
こちらがじっさま
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫1巻/集英社 より引用)
というのも、奥羽地方では数年前から巨大な人食い熊、通称「赤カブト」が冬眠も忘れて殺戮を繰り返しているから。
じっさまの使命は赤カブトを撃つことであり、目の前で父犬リキを赤カブトに殺された銀もまた、打倒赤カブトを心に強く誓うのです。
リキは銀を息子と知らず赤カブトから守り、谷底に姿を消します。
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫1巻/集英社 より引用)
同時に、人里離れた山間には何頭もの野犬が集結していました。
彼らは銀の目の前で熊1頭を倒しました
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫2巻/集英社 より引用)
彼らの目的は赤カブトから縄張りを取り戻すことですが、まだまだ戦力が足りず、より強い力を求めて全国から”男”を集めることに。
ジャンプならではって感じ!
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫2巻/集英社 より引用)
彼らの志に共感した銀も群れに加わり、”男”を求めて全国へと旅立ちます。
その旅の中で、銀は戦闘力と持ち前のカリスマ性に磨きをかけ、やがて奥羽に集結した「奥羽軍団」のリーダー格へと成長。
ついには、双子峠に配下を集め牙城を築く、凶熊・赤カブトと対峙するのでした。
すっかりリーダーに!
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫7巻/集英社 より引用)
以上が、ストーリーのザックリとしたまとめです。
ちなみに、『銀牙ー流れ星 銀ー』には続編・外伝として『銀牙伝説WEED』『銀牙伝説WEEDオリオン』『銀牙伝説RIKI』などたくさんの関連作品があり、2019年7月現在は『銀牙伝説ノア』が週刊漫画ゴラクにて連載中です。
3、発表!これがayameの考える『銀牙―流れ星 銀―』の最強イケメンランキングTOP5だ!
お待たせしました!私の独断と偏見(=つまりは好み)で決定したイケメンランキングの発表にうつりたいと思います!
今回はイケメンに欠かせない、
- ビジュアル
- 強さ
- 知性
- スペック
- イケメンとしての見せ場
上記5つの要素を星(★)5段階で評価させていただきました!
その結果選ばれた上位5ワンがこちらです!
5位 男気の中に垣間見える優しさがたまらない!甲斐の魔犬三兄弟の長男・赤虎!
赤虎もそこそこ若造な件……。
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫3巻/集英社 より引用)
5位にランクインしたのは、甲斐の魔犬三兄弟の長男、赤虎(あかとら)です。
甲斐の魔犬は長男赤虎、次男中虎、三男黒虎の三兄弟で、三位一体の攻撃を得意とし、この3匹にかかればイノシシだって赤子の手をひねるも同然!
銀たちを前にして、悠々とイノシシを食す三兄弟
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫2巻/集英社 より引用)
三兄弟は気性こそ荒いものの、幼い頃に命を助けてくれたベンの恩に報いるために群れに加入します。
男気……!(だけどそんな悲しいこと言わないで!)
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫2巻/集英社 より引用)
赤虎は男を探す旅のなかで数々の活躍を見せ、群れの中でも欠かせない存在に。
そして最終決戦にて、致命傷を受けながらも赤カブトの片目を潰すことに成功。
たぎる闘志の炎は誰にも消せません
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫7巻/集英社 より引用)
同時に命を落とすことになりますが、銀率いる奥羽軍団の勝利に大きく貢献しました。
男気にあふれ、ときに優しさも見せてくれた赤虎……。
優しい!(ていうかめっちゃいいパパになりそう!)
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫5巻/集英社 より引用)
彼の死は衝撃的でしたが、その強い意志は弟である中虎と黒虎に受け継がれていきます。
<赤虎のイケメン度判定>
- ビジュアル:★★★……赤虎毛は人によって好みが分かれるかも?
- 強さ:★★★★……兄弟そろっての三位一体攻撃は最強に近い!
- 知性:★★……恩人のベンのこと忘れていたうっかりさん
- スペック:★★★★……三兄弟の長男という性癖に刺さる美味しいスペック
- イケメンとしての見せ場:★★★★……赤カブトに一太刀浴びせるシーンは必見!
4位 奥羽軍団の絶対的リーダーであり銀の父、最強の熊犬・リキ!
ちなみに、アニメでの声優は銀河万丈さん!
「立てよ国民!」とか言いそう感ある~!<ガンダム
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫2巻/集英社 より引用)
4位は銀の父であり、奥羽軍団のボスでもある最強の熊犬、リキ。
一度は銀の目の前で赤カブトに敗れましたが、からくも一命をとりとめ、銀の前に奥羽軍団の総大将として再び姿を現します。
しかしリキはそれまでの記憶を失っており、自分に子供がいることすら覚えていません。
赤カブトから受けた攻撃によるショックで、記憶を失っています
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫2巻/集英社 より引用)
覚えているのは「赤カブトを倒すべし」という使命のみ。
持ち前のカリスマ性で野犬を集め軍団を形成し、彼らを全国に送り出した後は、たった1人で縄張りを死守しています。
みんなが戻ってくるまで、なにがあっても死守しなくてはなりません。
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫5巻/集英社 より引用)
圧倒的な強さと隙のないイケメンぷりを見せつけますが、いかんせん出番が少ないのが残念な点ですね。
とくに知性はずば抜けていて、犬とは思えないセリフも。
せきちゅうきりつきん?!
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫7巻/集英社 より引用)
また、ファンとしては、富士(銀の母犬)とのなれ初めなんかも気になるところ!
ちなみに、リキが主役の『銀牙伝説RIKI』では、リキの誕生から赤カブトとの因縁までが描かれています。
今や渋いイケオジのリキですが、子犬時代はとっても泣き虫!
(『銀牙伝説RIKI』高橋よしひろ /集英社 より引用)
リキの父犬、シロも負けず劣らずのイケメンなので、気になる人はぜひ『銀牙伝説RIKI』も読んでみてください~!
<リキのイケメン度判定>
- ビジュアル:★★★……体中の傷跡は痛々しいものの、戦いの歴史を物語っています
- 強さ:★★★★★……まちがいなく奥羽軍団最強!
- 知性:★★★★★……犬とは思えないレベル
- スペック:★★★★……奥羽の総大将という重要ポジション
- イケメンとしての見せ場:★……登場シーンはすべてイケメンだけど、その登場シーンそのものが少ない
3位 口が悪く自信家だけど実は義理堅い!天性の狩猟テクニックを持つジョン!
さすが大型犬!手がぶっとくてかっこいい!
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫4巻/集英社 より引用)
ジョンは海外で数多くの猛獣を相手にしてきたエリート狩猟犬のジャーマンシェパード。
自分の狩猟テクニックに絶対的自信をもっており、当初は赤カブトを倒すのは自分と主人だと信じて疑っていませんでした。
飼い主は一流のハンターです。
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫2巻/集英社 より引用)
そのため、序盤では奥羽軍団に入らず、虎視眈々と赤カブトを倒すチャンスを狙います。
ジョンの考えが変わったのは、大輔を助けるために入った山の中で、リキと出会いその強さに触れたから。
銀に大輔のことを頼まれていたジョンは、大輔を追って山に入り……
リキと対峙し、その力の強さを思い知ります。
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫3巻/集英社 より引用)
リキの圧倒的強さとカリスマ性を肌身に感じ、途中参加ながらも打倒赤カブトのために群れに加入します。
洗練されたビジュアルに、自信家でちょっと口が悪いところも魅力のジョン。
そして語学が堪能なところも高ポイント!
まさかのバイリンガル!
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫1巻/集英社 より引用)
群れに加入後は長く銀とともに過ごし、よく仕え、心強い相棒になります。
その信頼の証に、銀の群れと離れて九州の制圧を任されるほど。
ジョンが従える一団は600匹もの大群に!
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫6巻/集英社 より引用)
主人公の側近ポジションという、なんだかんだ一番女子にモテるタイプだと思います!
<ジョンのイケメン度判定>
- ビジュアル:★★★★★……擬人化したら一番イケメンなのでは?
- 強さ:★★★★……技術はあるけれど自信過剰なのが玉に瑕
- 知性:★★★★……バイリンガルですから
- スペック:★★★★……開業医の元飼い犬で海外経験もあり
- イケメンとしての見せ場:★★★……九州での活躍ももう少し見たかった!
2位 カリスマ性と戦闘力で群れを導く頼れる男!奥羽の不動明王・ベン!
犬種は「優しい巨人」ともいわれるグレートデン
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫2巻/集英社 より引用)
第2位は奥羽軍団の第1班小隊長のベン。(「闘将」や「炎の将校」と呼ばれることも)
”男”を探す旅のなかでは実質的リーダーを担い、その戦闘力・知力・カリスマ性は折り紙付き!
グレードデンであるベンの最大の武器は耐久力で、何匹もの犬が束になってもかなわないほどの戦闘力を誇ります。
そして、強い信念と優しさを持ち、老若男女に愛されるイケメン!
ベンの言葉で群れへの加入を承諾する”男”も多い!
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫3巻/集英社 より引用)
優秀なリーダーだからこそ、自分自身を犠牲にすることも多々……。
代償は大きい……
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫3巻/集英社 より引用)
その結果、視力を失うことになってしまいますが、ベンの「打倒赤カブト」の決意はゆらぐことはありません。
最終決戦では生死の境をさまよいつつも、いの一番に赤カブトに突っ込んでいきます。
ベンの体を支えているのは闘志だけ
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫7巻/集英社 より引用)
これによって赤カブトを牙城から引きずり出すことに成功するのですから、さすがはベン!
年齢もある程度重ねていて、女子より男にモテるタイプなので、イケメンというより”漢(おとこ)”と言ったほうがいいかもしれませんね。
ただ、自己犠牲精神が強いため、こういうタイプの男性と一緒になると女性は苦労するんじゃないかなぁと思います。
<ベンのイケメン度判定>
- ビジュアル:★★★★……大型でかっこいいし首輪もおしゃれ!
- 強さ:★★★★★……耐久力はもちろん攻撃力も高く、数多くの武勇伝を残しています
- 知性:★★★★★……リーダーとしてみんなをしっかりまとめています
- スペック:★★★……奥羽軍団第1班班長(意外に地味か?)
- イケメンとしての見せ場:★★★★……”漢”を見せるシーンが盛りだくさん!
1位 冷静と情熱をあわせ持ち、むささびのごとく華麗に宙を舞う伊賀の美忍犬・赤目!
控えめな名乗り!
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫5巻/集英社 より引用)
栄光の第1位は、伊賀忍犬の総帥である赤目(あかめ)です!
何を隠そう、私の推しキャラ!ゆえに、赤目「様」と呼ばせてください!
赤目様は先祖代々伊賀の伊藤家に使える忍犬であり、伊藤家が滅びた現在も秘伝の書を守るために甲賀の忍犬と戦いを続けています。
敵に対してはどこまでも非情!
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫3巻/集英社 より引用)
忍犬というだけに忍法を操り毒ヒシまで使いこなし、むささびのごとく宙を舞う姿は華麗の一言!
伊賀忍犬お得意の忍法!
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫3巻/集英社 より引用)
鳥かムササビのような身のこなし!
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫6巻/集英社 より引用)
しかし、銀たちと出会った後、使命に縛られることのむなしさに気づき、ついには自分自身の手で伊藤家の屋敷に火をかけ……。
強い決意で連綿と受け継がれたものを断ち切る赤目様
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫4巻/集英社 より引用)
使命から解放され、赤目様は部下とともに銀たちの仲間になります。
群れに参加後は、その身のこなしをいかして偵察を引き受けたるほか、銀のアドバイザー的な重要ポジションに。
安心してください、生きてますよ!
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫4巻/集英社 より引用)
そもそも伊賀忍犬は、みんな男気あふれ使命に燃えるイケメンぞろい。(同時に、とても儚い存在でもあります……)
その総帥である赤目様ですから、重い宿命を背負った儚い系華麗エリートイケメンがお好きな人におすすめのキャラクターです!
<赤目様のイケメン度判断>
- ビジュアル:★★★★★……紀州犬なので白いもふもふ毛並みにキリリとした目元が特徴!
- 強さ:★★★★★……華麗な身のこなしと見事な忍法は誰にもマネできない!
- 知性:★★★★★……その冷静さで血気盛んな男たちをなだめることもしばしば
- スペック:★★★★★……忍犬というだけでもレアなのに総帥!
- イケメンとしての見せ場:★★★★……控えめながらも出番は多く、見せ場も多い!
4、惜しくも選外となったけれど注目したい・推したいイケメンたちをピックアップ!
続いては、今回のランキングには残念ながら食い込まなかったけれど、なかなかどうして無視できない3匹を紹介します。
その1 徐々にキャラ崩壊?イケメンというよりいいお友達止まりなスケコマシのスミス!
※スケコマシ……女を口説くのがうまい、騙すのがうまい男のこと
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫2巻/集英社 より引用)
スパニエル系雑種のスミスは、物語の最初から最後まで比較的出ずっぱりで印象の強いキャラクター。
登場した当初はクロスから「スケコマシのスミス」なんて言われたりもしましたが、ストーリーが進むにつれ徐々に軍団のムードメーカー的な存在に……。
こんなコミカルな場面も。
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫3巻/集英社 より引用)
江戸っ子で威勢がよく、実は群れの紅一点のクロスに恋心を抱いています。
遠く離れた場所でも思うのは、ボスのこととクロスのこと
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫4巻/集英社 より引用)
死の予感を感じ取り、クロスに告白します
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫7巻/集英社 より引用)
そこはかとなく漂う2番手男子感が、たまらないといえばたまらないですね!
そんなスミス、戦闘中ですらおちゃらけた描写になることが多いですが、最終決戦では決死隊に選ばれるほどの実力の持ち主であり、いざというときには頼れる存在です。
メタ発言も
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫6巻/集英社 より引用)
なにかと銀とコンビになることも多く、銀にとって親友であり兄のような存在とも言えるでしょう。
緊迫した場を和ませる、物語においては欠かせない存在と言えますね。
<スミスのイケメン度判断>
- ビジュアル:★★★★……ビジュアルだけみればスケコマシというのもうなずける
- 強さ:★★★……戦闘シーンでの見せ場は少ない
- 知性:★★★……猟犬として優れた知性はもっているはずだけど、軍団の中では目立たない
- スペック:★★★……スケコマシ⇒ムードメーカーであり、ややイケメンからは外れる
- イケメンとしての見せ場:★★……登場シーンの多さの割に見せ場は少ない印象
その2 敵ながらあっぱれなその信念!卑怯で残酷だけど憎めない甲賀の忍犬・黒邪鬼!
いかにも悪役といったビジュアルですね
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫4巻/集英社 より引用)
赤目様に敵対する甲賀忍犬の総帥として登場する黒邪鬼(くろじゃき)。
甲賀の忍犬軍団は狡猾さと残酷さが目立ち、とくに総帥である黒邪鬼は人間の鎌を武器につかったり、部下に伊賀忍犬を食わせたりと、作中きっての悪役ぶりを発揮します。
ちなみに、一度人間につかまったことあり。首輪はその名残だと思います。
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫4巻/集英社 より引用)
しかし、それもすべて忍犬として生まれた宿命のため。
黒邪鬼は使命に忠実であるがゆえに、道を外れた行為を繰り返してきたのです。
その最期は、黒邪鬼の純粋さと信念を表わす衝撃的なもの……。
黒邪鬼は幼い我が子を残し、その使命のために命を落とします。
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫4巻/集英社 より引用)
黒邪鬼の部下たちも次々と彼の死に続き、悪役といえどそのカリスマ性は確かだったと認識できます。
また、彼の行動によって忍犬という存在のむなしさや儚さ、歯がゆさが大きな鉛となって読者の心に残り、単なる敵としては片付けられない印象に。
けして許されませんが、その信念だけは無視できない存在と言えるでしょう。
<黒邪鬼のイケメン度判定>
- ビジュアル:★★★……THE悪役のモヒカン
- 強さ:★★★★……赤目様に匹敵する強さ
- 知性:★★★★★……甲賀忍犬を統制し、武器を使いこなす知性あり
- スペック:★★★……甲賀の共食い忍犬軍団の総帥
- イケメンとしての見せ場:★……終始イケメンといえるシーンはなし。ただし最期が衝撃
その3 なんせまだ子犬!今後の成長に大きく期待したい、主人公・銀!
体は小さくても闘争心は一人前です!
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫2巻/集英社 より引用)
最後の最後、忘れちゃいけないのが主人公の銀!
熊犬として最上級の遺伝子と強さ、優しさを兼ね備えたナイスガイです!
女性を守る紳士的な態度!
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫2巻/集英社 より引用)
といっても、まだまだ子犬……。
イケメンというより、あくまでも「将来が楽しみ」というレベルです。
けど、小さな体と大人びた精神というアンバランスさは、あやうい魅力のひとつでもあります!
ときに生意気に見えるところも、逆さゆえのあやうさが漂いますね!
生意気なんだから!
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫6巻/集英社 より引用)
逆に考えると、この銀の魅力は今の時期しか楽しめず、だからこそ尊くて輝いて見えるのではないでしょうか。
まさに流れ星!
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫2巻/集英社 より引用)
ちなみに、成長した銀の姿を堪能したい!という人には、続編の『銀牙伝説WEED』がおすすめです!
<銀のイケメン度判定>
- ビジュアル:★★★……今後の成長を見守りたい!
- 強さ:★★★★……テクニックはあるけどまだ牙が小さいのが弱点
- 知性:★★★★……若いゆえに熱くなりやすいところもあるけど、精神は大人!
- スペック:★★★★……最強の熊犬・リキの息子⇒奥羽軍団のリーダー
- イケメンとしての見せ場:★★★……全体的に可愛い印象
5、壁ドンも顎クイもないけどそこには本物の”男”がいる!あなたの推し犬(ワン)は誰?
近年の2次元イケメンといえば、壁ドンに顎クイ、前髪さらりで首を痛めたポーズがセオリーです。(首痛めてる系イケメンは3次元にも多いですが)
例えば、こちらは私が16年推し続けるイケメン。前髪ぱらりで良い匂いがしそう!←
(『遙かなる時空の中で』水野十子 10巻/白泉社 より引用)
もちろん私もそんなイケメンが大好物なのですが、私は現代女子にイケメンリバイバルの嵐を巻き起こすのが『銀牙ー流れ星 銀ー』だと確信しています!
壁ドン顎クイがないのは当たり前。
色気もないし、甘い言葉もなければロマンスを夢見る暇さえ与えない!
そもそもイケメンキャラといえば、誰しもそこはかとな~く良い匂いがするイメージですが、『銀牙ー流れ星 銀ー』からするのは汗と土と埃、そして血の臭いのみ。
全体的にただひたすら男臭く、”男”のごり押しデパート状態です。
なんといっても戦乱の地獄絵図ですから……
(『銀牙ー流れ星 銀ー』高橋よしひろ 文庫7巻/集英社 より引用)
そんな”男”たちのことを「あれ?かえって新しい?」とか「強くて硬派な男って素敵!」と少しでも思ったら、それはあなたが”男”たちの魅力にハマり始めた証拠。
古くて新しいイケメン像があなたのなかで構築された瞬間だと言えるでしょう!
幸いにも、『銀牙ー流れ星 銀ー』は登場人物の多さも特徴!
さまざまなタイプの”男”たちのなかに、きっとあなたにドストライクのイケメンが1人(1匹)はいるはずです。
ぜひ、あなたの推しワンを見つけてください。そして激推ししていきましょう!
6、まとめ
今回は『銀牙ー流れ星 銀ー』に登場するイケメンたちにフォーカスオンし、イケメンランキング上位5人と気になる3人を紹介させていただきました。
- ワンコだけどイケメンと言って語弊がないこと
- そのイケメンがたくさん出てくること
上記2点を伝えるのに十分……と言うにはもう少し字数が必要ですが(笑)、「とにかくイケメンパラダイスなんだ!」という私の主張はお伝えできたはず!
同時に、『銀牙ー流れ星 銀ー』のストーリーについてもザックリまとめたことで、その魅力の一端をお見せできたと思います。
『銀牙ー流れ星 銀ー』のストーリーには、古き良きジャンプのお約束である【友情・努力・勝利】がすべて盛り込まれており、だからこそ少年をはじめ多くの人々の心を長い間惹きつけています。
そして、ジャンプと2.5次元の相性が抜群なのは言わずもがな!(やっぱりジャンプのストーリー展開って舞台映えします)
くわえてイケメンだらけとなると、『銀牙ー流れ星 銀ー』の舞台化も納得ですね。
舞台化をきっかけにこの作品に興味を持った人は、ぜひぜひを漫画もお手に取ってみてください!
「ホントにこれって犬?あかん、ただのイケメンやん!」となること請け合いです!
以上、少しでも現代女子に『銀牙ー流れ星 銀ー』を布教したいライターayameでした!
ayame
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ビジュアル的なイケメンではないけれど、生き様的なイケメンで、紅桜は外せないでしょう。
総合的には赤目やリキには及ばないとしても、スミスや黒邪鬼を外して紅桜を入れて欲しかった。戦闘能力では犬属では恐らくリキの次、生き様的にはリキや赤虎ですらも紅桜のせいでナンバーワンにはなれないのでは?
個人的なビジュアルと生き様(と強さ、性格、等)を合わせたランキングだと、リキ、赤目、紅桜、赤虎、ベンがトップ5。次点でジョン、黒虎、銀、ですね。
擬人化イメージでビジュアル的にも紅桜は和服が似合うイケメンじいちゃんだと思いますよ。
たぶん、いい歳の取り方した雰囲気で、若いころ以上にイケメンになってるタイプ。
静かで落ち着いた顔で、修羅場を潜り抜けた凄みも感じる目をしています。