『ワールドトリガー』１０１人キャラ名鑑！一目でわかる表・相関図付きで名シーンからプロフィール、裏設定まで徹底紹介！

こんにちは。徳川家将軍の名前は3人しか言えませんが、『ワールドトリガー』のキャラの名前なら101人以上言える、マンガタリライターのいまいです。

今回は『ワールドトリガー』のキャラの詳細を101人分解説します。

2年の休載を経て連載再開を成し遂げた『ワールドトリガー』。その魅力の秘密はキャラクターにあると言われています。

ただ、キャラがあまりに多いため「誰がどのチームで誰とどういう関係なのかわからない！」という方は多いはず。せっかく魅力のあるキャラクターたちなのに、全員を把握しきれなくて歯がゆいですよね。

そんな方のために、『ワールドトリガー』のキャラを101人選び、

• 所属しているチームやチーム内の関係
• 装備（トリガー構成）の情報や戦闘のポジション
• 性格や作中での活躍

といった詳細をまとめ、101人の基本的な情報が全てわかるようにしました！ しかもチームごとに相関図付きでわかりやすく読めちゃいます。

ちょっとキャラのことを知るだけで、『ワールドトリガー』の魅力は倍以上に深まります。キャラごとにキャッチコピーも一緒にご紹介するので、ぜひ楽しんでご覧くださいね。

１、『ワールドトリガー』はどんな漫画？

まずは『ワールドトリガー』の基本情報から。

三門市という架空の町を舞台に、「近界民（ネイバー）」という異世界の侵略者との戦いを描いた作品です。

少年漫画の醍醐味と言える迫力や展開はもちろんのこと、練り込まれた設定による読み応えあるストーリーで世のジャンプ読者の心をさらっていきました。特に戦闘関連の設定の作りこみ方はまるで『HUNTER×HUNTER』のよう。

作者の葦原大介先生の体調不良により2016年から2年の長期掲載に入っていましたが、なんと2018年12月より全世界待望の連載再開！

これによってジャンプスクエアや単行本の売り上げが伸びたとか。2年が経ってもファンは『ワールドトリガー』から離れなかったのです！

では、2年間の空白を置いてもファンが離れなかったのは何故なのでしょうか？

２、『ワールドトリガー』の見どころ！ 101人のキャラクター全員が魅力を持っている漫画！？

ファンが愛してやまない理由は、『ワールドトリガー』のキャラクターたちにあります。

主人公からサブキャラにいたるまで、全員が詳細な設定を持っており、キャラクターがブレることがありません。各々で個性的な性格を持ち、それに基づいて行動する様は、まるでキャラクターが本当に生きているのではないかと思わせるほど。

生きたキャラクター同士が関わり合い、生きた関係性を生み出し、フィクションでありながらもどこかリアルなストーリーを織りなしていく。それが『ワールドトリガー』の魅力です。

作者の葦原先生によれば、キャラクターの名前は、その名前を付けた親のことを考えながら決めています。

QandA

Ｑ．キャラクターの名前はどうやって考えていますか？

Ａ．苗字は適当に呼びやすくて特殊すぎないものを。
下の名前は、その名前を付けた親のことを考えながら付けています。

— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) August 24, 2014

つまり、作中には登場していないものの、キャラクターの親のことまで考えられているのです。

今回の記事でご紹介するのは本編で活躍する101人のみですが、その両親まで考えられているとすれば、単純計算で300人ものキャラクターの設定があるということになります。いや、実際にはそれ以上でしょう。すでに101人のうち兄弟姉妹がいるキャラも明らかになっていますし、この記事で紹介しないサブキャラクターも登場しているのですから。

葦原先生、おそるべし。

こうして生み出された「生きた」キャラクターたちは、『ワールドトリガー』の醍醐味である集団戦において生き生きと動きます。

ワールドトリガー114話 / 少年ジャンプ＋より引用

また、『ワールドトリガー』のキャラクター人気を示す証拠があります。

それは、公式Twitterによってキャラクターの誕生日を祝うツイートがされると、どのキャラクターでもいいねやリツイート数が膨れ上がることです。

5月25日は「うさぎ座」の15歳、三雲修隊員の誕生日!!
玉狛第2の隊長として、日々頼もしさが増していく姿に感銘を受けずにはいられません。今日くらいは誰かのことではなく、自分のことだけを考えて過ごしてください！ #ワールドトリガー#修お誕生日おめでとう pic.twitter.com/OhNgHp2byl

— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) 2019年5月24日

主人公の修の誕生日にはいいねが16,000件、リツイートが7,600件、

5月29日は「うさぎ座」の15歳、樫尾由多嘉隊員の誕生日!!
厳しい家庭で育ったとのことですが、今日は王子隊のメンバーに思う存分甘やかしてもらってほしい！たくさんのラザニアとポテサラを食べて、ラムネで乾杯だ～!! #ワールドトリガー#KASIO隊員お誕生日おめでとう pic.twitter.com/Ao2Qmm5Cfp

— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) 2019年5月28日

（2019年7月時点で）出番が一度しかない王子隊の樫尾隊員でも、いいねが4,800件、リツイートが1,400件にまで伸びています。

こうして見ていると、あなたの好きなキャラクターの誕生日ツイートがどのくらい伸びているか、気になってきませんか！？

これだけ多くの人に愛される『ワールドトリガー』のキャラクターたち。次項では個別に魅力を解説していきます！

３、『ワールドトリガー』101人を丁寧に解説！ 見どころ・チーム構成図・装備早見表・プロフィール情報つき！

お待たせしました！『ワールドトリガー』のキャラクターたちが人気を支えていることがわかったところで、いよいよ彼ら個人に迫っていきましょう！

各キャラは「トリオン」と呼ばれる体内エネルギー（『ドラゴンボール』でいうところの「気」、『NARUTO』でいうところの「チャクラ」に近いものです）を使い、「トリガー」と呼ばれる武具を使用して闘います。

（以下でご紹介する情報は2019年7月時点でのものです。今後装備が変わる可能性があります。）

　１、玉狛第二：レプリカを、兄を、エリンを助けに遠征へ！ 躍進目覚ましい主人公チーム

主人公チーム玉狛第二。本部とは違う玉狛支部に所属しています。

【玉狛第二】三雲 修：彼だけが己をヒーローと知らない“持たざるメガネ”

ワールドトリガー 2 (ジャンプコミックス)より引用

『ワールドトリガー』主人公の1人。彼の行動によってこのお話は進みます。

昨今のフィクション主人公にあるまじき能力値の低さは、”持たざるメガネ”というキャッチコピーがつけられてしまうほど。そのせいでボーダー入隊試験に一度落ちています（主人公なのに……）。
主人公でありながらトリオン量が異様に少なく、戦闘隊員平均の半分以下（数値で表すと、平均5~6程度に対し圧巻の2）です。

しかし、そんな彼が創意工夫によって格上と渡り合うこともまた、キャラ人気に匹敵する本作の魅力の一つ。

A級部隊隊長の風間蒼也とのタイマンや、ヒュースを舞台に加えるときの交渉戦など、彼にしかできないやり方で闘います。

経験を経るごとに成長していく彼の姿は、これからも見逃せません。

【玉狛第二】空閑 遊真：滅びゆく肉体を持つ歴戦の近界民

ワールドトリガー 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)より引用

彼もまた主人公の1人。

遊真はあるとき死を免れないほどの重傷を負ってしまいますが、彼の父親が命を賭して彼を助けます。しかしそれも死ぬのを遅らせただけ。一年後か、あるいは明日か、彼の寿命は誰にもわかりません。

そんな彼の魅力は修と出会ったことによる変化。

戦争の中で育った彼には、「自分より強い相手と戦うときは勝とうとしちゃダメ」「他の仲間がいないときは逃げる」などと、リアリズムに基づく自衛の考えが身に着いていました。

しかし、自己を顧みず他人を助ける修に触れることにより、

ワールドトリガー1巻より引用

異世界「アフトクラトル」が侵攻してきた際には自衛を捨てて格上に立ち向かいます。

ワールドトリガー7巻より引用

修を守るために相棒のレプリカが修を守るために連れ去られた時には、

ワールドトリガー83話 / 少年ジャンプ＋より引用

修を気負わせないように、「相棒」レプリカの不在を遠征を目指す理由にし、

ワールドトリガー83話 / 少年ジャンプ＋より引用

もう一人の「相棒」修に最高のフォローを入れました。（個人的に作中最推しシーンです！！）

修の成長が『ワールドトリガー』の魅力であるならば、修と出会うことによって遂げる遊真の変化もまた、作品の魅力と言えるでしょう。

ちなみに学業成績は陽太郎（5歳児）と熾烈を争っています。

【玉狛第二】雨鳥 千佳：ボーダー平均の10倍以上のトリオンを持つ”トリオンモンスター”

ワールドトリガー 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)より引用

彼女も主人公の1人。あまりに膨大なトリオン量を持つことで”トリオンモンスター”の異名をとります。

正確な数値は公式ガイドブックですら明かされてはいませんが、その書き方や描写から見るに、おそらくボーダー平均の10倍以上のトリオン量であることが予測されます。（修で換算するとだいたい25人分）

千佳はそれだけのトリオンを持ちながらも人を撃つことができなかったのですが、179話にてその理由がいよいよ判明しました。非常に辛い理由です。

『ワールドトリガー』屈指の重いエピソードを秘める彼女がこれからどうなるのか、目が離せませんね！

【玉狛第二】ヒュース：味方に置き去りにされた”かつての敵”

ワールドトリガー 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)より引用

異世界「アフトクラトル」が侵略してきた際、その内部事情から置き去りにされたヒュースは、自国へ帰るために修たちに手を貸すことを約束します。

「故郷に帰る」ことこそ彼個人の目的ですが、宣言の通り玉狛第二の遠征決定に尽力するその姿は、ヒュースがどういう人物であるかをひしひしと感じさせます。

彼の魅力はその真摯さ。遊真いわく「まじめ」なヒュースは、失点の責任を自分のミスにあると考え、取り返そうと奮闘するシーンが見られました。

ワールドトリガー17巻より引用

本格的な活躍直前で2年間の休載となってしまっていたので、彼の活躍を期待する人は多いでしょう。「近界民仲間」の遊真との関係にも注目です！

ワールドトリガー19巻より引用

2、玉狛第一：実力は未知数！ ”ボーダーの最強部隊”

玉狛支部の第一チーム。本部とは違うレギュレーションの装備をしているので、ボーダー全体で行う模擬戦（ランク戦）には参加していません。

忍田本部長いわく、”ボーダーの最強部隊”です。

【玉狛第一】木崎 レイジ：唯一無二の”パーフェクトオールラウンダー”

ワールドトリガー8巻より引用

彼の父は近界民が原因と思われる形で死亡しており、小さな子どもをかばって死んだ父に対して「尊敬はしているが同じ死に方は出来ない」と口にしています。

そんな彼は父の教えを守り、誰かを助けるために体を鍛え続けています。そのせいで周りからは”落ち着いた筋肉”と呼ばれることも。

ワールドトリガー3巻より引用

ちなみに装備がとんでもないことになっていますが、玉狛支部の改造トリガーと、ボーダーでも稀有なトリオン量を持つレイジだからこそできる、彼だけのトリガー構成です。

【玉狛第一】小南 桐絵：騙されがちな”アタッカー実質1位”

ワールドトリガー 7 (ジャンプコミックスDIGITAL)より引用

遊真のボーダートリガーにおける師匠。なんでも信じてしまうのであらゆる人から騙されてしまうちょっとかわいそうな玉狛第一のエース。

迅に兄弟がいるという嘘を一瞬で信じたり、「胸が大きくなる」という触れ込みに騙されて飴を買ってしまうなど……。

そんな扱いとは裏腹に、個人ランク戦に参加していたころはアタッカーランク1位の座についており、今でも太刀川、風間の2名以外にはそのポイントを抜かされていません。

戦闘においては今後も対ガロプラで見せてくれたような獅子奮迅の活躍を見せてくれるでしょう。日常パートではきっと騙され続けます。

【玉狛第一】烏丸 京介：未来を変えた”もさもさした男前”

ワールドトリガー12巻より引用

修の師匠。作中でイケメン認定をされている数少ないキャラで、木虎や氷見などのファンが数人確認されています。なぜか唯我には敵視されていますが、それもモテるからかもしれませんね？

「アフトクラトル」による大規模侵攻においてはハイレイン相手に粘り、初見殺しの隠し技を引き出させることで未来を大きく変える、いぶし銀の活躍を見せました。

3、その他の玉狛支部メンバー：本部とは一風変わったクセモノ揃いの玉狛支部

【玉狛支部】迅 悠一：物語を裏から動かす影の主人公

ワールドトリガー 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)より引用

修、遊真、千佳がチームで行動する主人公であるならば、裏方で補助をする4人目の主人公です。

修や遊真が入隊できたのは迅のおかげであり、彼がいなければこのお話は成り立っていないでしょう。

迅は恩師である最上宗一の形見のトリガー「風刃」を所持していましたが、遊真の入隊と引き換えに手放します。

その際の彼は意味深な表情と台詞を残しました。

ワールドトリガー4巻より引用

迅の思いはどこに繋がるのでしょうか。裏の主人公である彼の活躍、いえ、暗躍に期待です。

【玉狛支部】レプリカ：遊真の相棒。現在は単身アフトクラトルへ

ワールドトリガー 10 (ジャンプコミックスDIGITAL)より引用

遊真の相棒レプリカは遊真の父の有吾が作り出した自立トリオン兵です。

「オサムとチカを守れ」という遊真の頼みに、レプリカはその身を挺して応えました。しかしそのためにアフトクラトルに連れていかれてしまいます。

今や遊真が近界遠征に行く理由は、修や千佳のためだけではなく、レプリカを連れ戻すためでもあるのです。

【玉狛支部】宇佐美 栞：決め台詞は「メガネ人口増やそうぜ」

ワールドトリガー11巻より引用

玉狛第一、玉狛第二のオペレーターを兼任しています。過去には風間隊のオペレーターも担っており、今でも仲の良い姿が伺えます。

「甘やかすって決めたもんね」と、玉狛第二の中では千佳との関係の深さが伺えますが、179話にて千佳が「人を撃てない理由」を告白した際には本気で心配する一面を見せました。

同じボーダー内には、従姉妹の米屋、クラスメイトの綾辻、氷見がいます。

【玉狛支部】林藤 匠：実は謎だらけの支部長

ワールドトリガー3巻より引用

ボーダー設立時のメンバーで、玉狛支部長を務めています。主人公たちの背中を押す、彼らの良き理解者です。

実は公式ガイドブックによると戦闘能力がかなり高く、数値だけ見ると「ノーマルトリガー最強の男」と言われる忍田本部長の上をいきます。ボーダー創立時の話も全て明らかになっておらず、まだまだ謎の深いキャラクターです。

【玉狛支部】林藤 陽太郎：動物と話せる5歳児

ワールドトリガー 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)より引用

玉狛支部に住んでいる5歳児です。特に天才児でもないお子さまなのですが、実は動物と意思疎通ができるという能力を持っています。

捕虜のヒュースと一番関わっており、お互いに仲の良い様子を見せてくれています。ヒュース、アフトクラトルのメンバーより仲良いんじゃないかな？？

ワールドトリガー18巻より引用

ちなみにトリオン量は修の3倍以上です。（修、主人公なのに……）

【玉狛支部】林藤 ゆり：現在のボーダーに何を思うのか。旧ボーダーを知る人物

ワールドトリガー19巻より引用

林藤支部長の姪で、旧ボーダーの時代を知る数少ないメンバーの一人。

修に過去のボーダーの様子を語りました。その時の表情がなんとも言えず寂しそうです。にこやかな笑顔の城戸指令に戻ってきてほしいのかもしれません。

【玉狛支部】ミカエル・クローニン：すぐに徹夜するワーカホリック！？近界民のエンジニア

ワールドトリガー19巻より引用

ボーダー内では表向きカナダ人とされていますが、実は近界出身のエンジニアです。

同じ近界民（ネイバー）であるヒュースは、ミカエルの親戚としてボーダーに入隊しています。ヒュースのトリガー構成にもアドバイスを提供するなど、近界民（ネイバー）としての関係にも注目です。

ワーカホリックゆえにすぐに徹夜し、仕事が終わればゲームで徹夜するそうです。いつ寝るんだ……？

4、太刀川隊：チームランキング1位！ だけど全員残念キャラ！？

作中でチームランキング1位を誇ります。

チームエンブレムは3本の刃。それが表しているものは、太刀川いわく「1本目が俺、2本目が出水、3本目が俺の2本目の刀だ」とのこと。（唯我はどこにもいない）

ちなみに国近は刃の後ろの三日月らしいです。

【太刀川隊】太刀川 慶：圧倒的戦闘能力と……壊滅的学業成績？

ワールドトリガー 15 (ジャンプコミックスDIGITAL)より引用

圧巻の45,961ポイントを保持し、ランキング1位に君臨するアタッカーです。ランキング4位の村上が12,042ポイントであることを考えるとそのすごさがわかります。

ただし学業成績は壊滅的で、作中ワースト10に入ります。残念エピソード製造機としても有名で、

• DANGERをダンガーと読んだ
• フルーツグラノーラのドライフルーツだけ全部食べた
• 熊谷（くまがい）を6連続で読み間違える
• きな粉をこぼしまくって施設内でのきな粉餅が禁止された

など、さんさんたる有様です。

しかしながら、活躍する時は本当に格好良い。彼の魅力はこのギャップにあるのでしょうね。

【太刀川隊】出水 公平：合成弾の開発者。いわく「やってみたらできた」

ワールドトリガー 8 (ジャンプコミックスDIGITAL)より引用

敵であるハイレインをして「捕らえて部下にしたかった」と言わしめた天才シューターです。

戦闘においてはクールで有能な彼ですが、焼肉に喜ぶような17歳の男子高校生らしい一面も垣間見せています。米屋と高校でお昼ごはんを食べるシーンも。

ちなみに太刀川隊のお約束なのか、「弾バカ」と呼ばれたり、「千発百中」とプリントされたTシャツを着るなど、残念な部分もちらほら……。

【太刀川隊】唯我 尊：自己紹介がセミに乗っ取られる

ワールドトリガー13巻より引用

ボーダーのスポンサー企業の息子であり、そのコネを使って入隊しました。当然ながら実力はチームランクに伴っておらず、出水から「A級の中で間違いなく最弱、B級と比べてもけっこう見劣りするレベルの弱さだ」と言われます。

そんな彼ですが、修の練習相手として活躍。自分より弱い修を相手に調子に乗りますが、修の被弾に残念そうな顔をしたり、修と練習できずいじける（？）など、なかなか憎めない性格をしています。

ちなみに、単行本カバー裏に記載の彼のキャラ紹介が非常に特徴的です。葦原先生の仕事場に迷い込んだセミに乗っ取られました。

ワールドトリガー16巻より引用

こんな風に残念なキャラ扱いをされていますが、学業成績は太刀川隊トップです。太刀川はちょっと見習ったほうが良さそう。

【太刀川隊】国近 柚宇：本部内にゲーム機を大量に持ち込むボーダー1のゲーマー

ワールドトリガー17巻より引用

ボーダー施設内の太刀川隊室にある大量のゲームは彼女が持ち込んだもの。ボーダーナンバー1ゲーマーらしく、太刀川隊オペレーターとしての処理能力も高いそうです。

葦原先生いわく「食う、寝る、ゲームのサイクルで人生を謳歌する残念な女子高生」。あれ、ボーダー1位の部隊なのに一人残らず残念なキャラ扱いされていますね……。

5、冬島隊：結成者はオペレーター。ポイントゲッターは事実上一人？

戦闘隊員がスナイパーとトラッパーしかいない異色のメンバーでありながら、チーム2位にランクインしています。オペレーターの真木はこのチームを作った本人とも言えるのですが、本人は本編に未登場です。

ランキング2位とポイントを稼いでいるのは事実ですが、トラッパーの冬島が単独で点をとれるのかはわかりません。そうでなければ、冬島と真木のサポートを受けた当真一人が点を稼いでいることになります。

【冬島隊】冬島 慎次：全体でわずか3人！ トラッパーのトップランカー

ワールドトリガー15巻より引用

見た目はイケメンなおじさん。ボーダー戦闘員としては少々異色で、

• 数人しかいない貴重なトラッパー
• 元エンジニア（オペレーターの真木が戦闘員へ転向するようスカウト）
• 隊員では最年長の29歳

と、なかなかほかに見ない設定が揃っています。

麻雀が好きで、諏訪や立川、東と共に卓を囲むことも。女子高生に弱いため、小佐野が麻雀に入ると最弱になるんだとか。

【冬島隊】当真 勇：実は運動も学業も壊滅的！？ ナンバー１スナイパー

ワールドトリガー BORDER BRIEFING FILEより引用

個人ランク1位のスナイパーです。見開きで時枝を打ち抜いたシーンが印象的な実力者ですが、国近の「アホの子18歳トリオ」の一人にされています。

作中では「反比例」の意味がわからなかったことを示唆するような描写も……。

ちなみに学業成績だけでなく生身の体力までワースト10に入り、なんと修を下回ります。

6、風間隊：見えない場所から両断！ 近接特化の特殊戦術部隊

菊地原の「強化聴覚」を活かしたステルス戦法でランク戦を勝ち上がる、近接戦闘に特化した部隊です。

【風間隊】風間 蒼也：小型かつ高性能。バレンタインランキング上位ランカー

ワールドトリガー 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)より引用

アタッカーランキング個人2位。21歳と作中では高めの年齢なのですが、158センチメートルの身長のせいか初見で年上と認識されたことが一度もありません。

作中でもモテるキャラという設定ですが、『ワールドトリガー』ファンがキャラに贈るバレンタインデーのチョコの数において、ほぼ4位以上を記録しているモテキャラです。

【風間隊】歌川 遼：実は風間隊長の敵だった！？

ワールドトリガー9巻より引用

宇佐美に「しばらく見ない間にまた綺麗になったんじゃないですか？」と言ったことで一気に読者に印象付けた風間隊のフォロー役です。

実は2018年発表のバレンタインデーのチョコ獲得数において、複数投票版では風間、修、迅を抑えて1位に輝いています。隊長のライバルは隊員だったのかもしれませんね……？

【風間隊】菊地原 士郎：風間隊のひねくれもの。修との仲は注目

ワールドトリガー9巻より引用

風間隊の戦術の要を担う、常人の5～6倍の「強化聴覚」を持っています。とはいえそのせいで聞きたくもない他人の影口などが聞こえてしまうので、良いことばかりではないのです。

悪意に触れて育ってきたためか、人付き合いが苦手です。長髪にしている理由も、自分の耳を隠すことで「声が聞こえなくなるような気がする」から。

毒舌にひるまない修とは不思議な仲になっており、時枝いわく「風間隊以外で一対一で話してるとこは久しぶりに見る」ようです。風間隊は近界遠征経験もあるので、これからたくさん絡んでいくかもしれませんね。

【風間隊】三上 歌歩：時には甘える側になってみたいお姉さん

ワールドトリガー12巻より引用

4人姉弟の長女かつ母親代わりという家庭環境で育ち、小南、宇佐美、綾辻、国近、沢村などさまざまな女子から慕われています。

その長女感はランク戦解説でも発揮され、解説のためにあえて自身がわかっていることを太刀川に尋ねました。

観戦者にわかるような気配りが印象的です。

ワールドトリガー12巻より引用

8、草壁隊：オペレーターが隊長を務める唯一の部隊

現在ではほとんどのメンバーが未登場のチームです。

玉狛支部の林藤ゆりとミカエルに加え、同じくメンバー未登場の片桐隊と共に県外スカウト活動に出ていました。

なお、ガンナーの里見 一馬は、ガンナーランキング個人1位であることが判明しています。

【草壁隊】緑川 駿：修をボコボコにし、遊真にボコボコにされる天然系

ワールドトリガー5巻より引用

米屋には「芸を覚えたての犬っころ」と言われ、アニメ版でも「ボーダーの愛玩小型犬」と紹介される緑川は、年齢通りの幼さと人懐こさが特徴です。

知的なキャラクターが多い『ワールドトリガー』では珍しいですね。

命を助けられたこともあってか迅のファンであり、作品ファンから「迅バカ」と表現され、出水、米屋と合わせて「A級3バカ」と呼ばれています。

8、嵐山隊：広報を務める”ボーダーの顔”チーム

ボーダーの広報もこなす嵐山隊は、隊長の性格や主人公サイドの味方をすることから、なんとなく「正義の味方」感がある部隊です。

「街の平和が第一だよね主義」の忍田本部長派閥だからかもしれませんね。

【嵐山隊】嵐山 准：黒トリガー争奪戦での活躍はまさに「正義の味方」

ワールドトリガー3巻より引用

作中では罰則を顧みず市民を助けた修をかばったり、迅のピンチに駆けつけるなど、頼りになる印象が強い人物です。葦原先生いわく「ナイスガイ」。

従兄妹に小南、兄弟に佐補という妹と副という弟がいます。准も含めて兄弟たちの名前は祖父が何か特別な思いを込めてつけたようです。

Ｑ．なぜ嵐山さんとその弟妹はセカンドポジション的な名前なんですか？

Ａ．今は亡き嵐山の祖父が、なにがしかの思いを込めて付けた名前なので、正確なことはわかりません。
本人たちは割と気に入ってる様子。

— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) August 28, 2015

【嵐山隊】木虎 藍：他人に厳しく自分にも厳しい、嵐山隊のエース

ワールドトリガー 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)より引用

プライドが高く、エリート意識を持つキャラクターは漫画では嫌な役になりがちです。木虎も例にもれずそうだったのですが、いきなりナルシストっぽく撮影用のポーズを決めるなどどこか憎めないキャラクターでした。

続く黒トリガー争奪編や大規模侵攻編での活躍により、いまや「嫌な奴」というレッテルは完全に払拭された感じがあります。

ワールドトリガー6巻より引用

ちなみに「読者に嫌われるかも」とマネージャーが懸念したためにバストが増量されたという逸話があります。

【嵐山隊】時枝 充：眠そうな目のキャラはデキるヤツ

ワールドトリガー3巻より引用

派手なシーンこそは少ないものの、味方の援護や救助をするシーンが目立つ時枝。

黒トリガー編では木虎を弾から守るファインプレイを見せました。その1ページ後の見開きで当真に打ち抜かれたのもまた印象的です。

葦原先生いわく「眠そうな目のキャラはデキるキャラ」らしく、彼も例外ではないようです。

【嵐山隊】佐鳥 賢：唯一無二のツインスナイパー

ワールドトリガー4巻より引用

佐鳥の最大の特徴は、優秀な人物ばかりで隙の少ない嵐山隊の中で際立つ残念感です。そのレベルはC級隊員の出穂から「土下座返し先輩」と名付けられるほど。

しかし、数多いスナイパーの中でも、メイントリガーとサブトリガー両方に銃を持ち、しかも同時に撃つ（佐鳥いわくツインスナイプ）技術を習得しているのは彼だけなので、実はただものではないのかもしれません。

（なお、ツインスナイプは威力はすごいものの様々なデメリットが付随するので他のスナイパーは真似しません）

【嵐山隊】綾辻 遥：完璧優等生のオペレーター。しかし実は……。

ワールドトリガー14巻より引用

学業優秀、異性にモテて、4人の隊員を支援する優等生オペレーターです。作中では差し入れをもらってにこにこしながら食べている様子が印象的ですね。

なお、芸術方面の才能は壊滅的らしく、「絵と歌に関しては城戸指令を瞠目させ、唐沢さんに冷や汗を流させたという伝説の持ち主」だそうです。

9、加古隊：イニシャルは全員”Ｋ”。女性のみのガールズチーム

イニシャルをKで揃えたガールズチームで、現在は4名中2名が登場しています。改造トリガーを多数使用しているのも特徴です。

【加古隊】加古 望：羽ばたく感覚派レディ（葦原先生 談）

ワールドトリガー15巻より引用

オフの日だったのでドライブに行っていたという理由で大規模侵攻では大きく活躍しておらず、まだ彼女の戦闘スタイルなどは明らかになっていません。

しかし影浦から「ファントムばばあ」というすごいあだ名をつけられており、もしかしたらこれが戦闘スタイルを指しているのかもしれませんね。

趣味は8割は美味しいものが完成するチャーハン作りで、諏訪隊の堤が残りの2割を引いて撃沈しています。（「チョコミントチャーハン」と「蜂蜜ししゃもチャーハン」を食べたとのこと）

【加古隊】黒江 双葉：木虎のハートクラッシャー（？）

ワールドトリガー15巻より引用

誰に対してもさほど愛想はないものの、なぜか木虎には特に無愛想な態度をとる13歳のA級です。年下には好かれたい木虎のハートを打ち砕く年少アタッカー。

緑川同様、年齢に比して技術は高いものの、戦闘時に冷静になれなかった点を木虎に気づかされるなど、年齢相応の未熟さも持ち合わせています。

10、三輪隊：作中序盤から活躍を続ける城戸派の筆頭

嵐山隊と並んで出番が多い三輪隊は、多くの隊員が近界民の襲撃で被害を被っており、「近界民は絶対に許さないぞ主義」の城戸派筆頭の部隊です。

作中で最も早く登場しながら、大規模侵攻編やガロプラ襲撃編でも活躍を続ける、出番に恵まれたチームです。

【三輪隊】三輪 秀次：近界民に姉を殺された、『ワールドトリガー』屈指のシリアスキャラ

ワールドトリガー 9 (ジャンプコミックスDIGITAL)より引用

姉を殺されたことで、近界民は全て敵とみなし強く憎んでいます。

登場時はシリアスな場面ばかりであり、ほとんどのキャラクターが陽気な面を持つ『ワールドトリガー』では比較的珍しいと言えるでしょう。

作中ではあまりからかわれたりしませんが、作者の葦原先生には「A級シスコン」と呼ばれています。

【三輪隊】米屋 陽介：”槍バカ”担当、トリオンの少なさを補って余りある戦闘センス

ワールドトリガー4巻より引用

戦闘シーンでは初期から活躍し、出水、緑川の「A級3バカ」連携によって見事にランバネインを追い詰めました。

出水いわく「槍バカ」。太刀川と同系統の戦闘を楽しむキャラで、学業成績は太刀川を抜いて（？）ワースト5。遊真（近界民）、陽太郎（5歳児）とまあまあいい勝負です。

実は彼はトリオン量が低く（それでも修の2倍ほどあるようですが）、それを補うべく槍型の武器を使っています。

【三輪隊】奈良坂 透：射撃訓練はかならず1位

ワールドトリガー9巻より引用

スナイパーランク2位の奈良坂は、1キロメートル先の的を狙撃するなど精密射撃を得意としています。

1位の当真からは「（かわされるのは仕方ないと言っているから）いつまでたってもナンバー2なんだよ」と言われていますが、それでもお互いに実力は認め合っているようです。

従兄妹に那須、弟子に那須隊の日浦がいます。

【三輪隊】古寺 章平：分析派の成長中スナイパー。主人公とポジションが丸被り？

ワールドトリガー9巻より引用

初登場が遊真との戦闘で、続く戦闘が迅であるためいまいち戦闘シーンで活躍が多くない古寺ですが、実は分析力や技術などの実力はしっかりと持っています。

宇佐美に憧れているものの、あまり話しかけられていないようです。

葦原先生いわく「オサムとポジションが丸被りなため、垂直跳びで負けたほうが不良もしくはオネエキャラに変更される」そう。頑張ってほしいですね。

【三輪隊】月見 蓮：東の正統後継者で、太刀川の幼馴染

ワールドトリガー9巻より引用

作中でも屈指の実力者である東から戦術を教えてもらった正当後継者とも言える人物で、大規模侵攻では的確な指示を出して戦闘をサポートしました。

太刀川と幼馴染ですが、両者が話すシーンはまだ見られていません。性格がかなり違う気がしますが、どんな会話をするのでしょうか。

11、二宮隊：チームメイトが近界進出！？ Ｂ級1位に君臨する超実力派

元々A級部隊でしたが、鳩原の規律違反による罰則を受けB級に降格しました。二宮がコスプレ感を嫌ったので隊服がスーツなのですが、結果的に最もコスプレ感を出してしまっています（葦原先生 談）。

【二宮隊】二宮 匡貴：圧倒的トリオン量！太刀川に続き個人総合2位のB級王者

ワールドトリガー 13 (ジャンプコミックスDIGITAL)より引用

シューター1位かつ個人総合も太刀川に続き2位の人物ですが、かつて自身に足りない技術を教わるために出水に頭を下げたこともあります。自分にも他人にも厳しいところは木虎にも似ているかもしれません。

規格外の千佳、後天的かつ技術的にトリオンを高めたヒュースを除いてボーダートップのトリオン量を誇ります。その火力で遊真をあっという間に撃破したのは印象的でした。

あまりに強すぎるため、彼と対峙した隊員は撃破されることを前提に動くほど。”優秀なヘビーガンナー”であるはずの北添が、無駄と考えたのか防御もせず、別の敵に向かって炸裂談をばらまいていました。

ちなみにジンジャーエールが好きで、作中ではちょくちょく飲んでいます。

【二宮隊】犬飼 澄晴：飄々としている実力者。小南いわく「初々しさが足りない」。

ワールドトリガー13巻より引用

クールな人物が多い二宮隊の中で、陽気というか、若干チャラさを感じる人物。

戦闘力は部隊相応に高く、修の奇襲にも全く動じないマスタークラスのガンナーです。

【二宮隊】辻 新之助：伏し目がちなクールガイ！……だけど、小南と宇佐美に遊ばれる？

ワールドトリガー13巻より引用

二宮隊のマスタークラスアタッカーですが、クールな見た目・性格とは裏腹に女性が苦手という設定が昔からありました。

最新の20巻でその設定が登場し、小南や宇佐美におもちゃにされてしまいます。初登場のクールぶりが嘘のような赤面。

ワールドトリガー178話 / 少年ジャンプ＋より引用

あの四方八方から騙されまくる小南が誰かをからかうなんて誰が予想したでしょうか。

【二宮隊】氷見 亜季：辻をかばう烏丸ファン

ワールドトリガー20巻より引用

二宮隊のオペレーターです。淡々とした仕事ぶりを見せますが、小南と宇佐美が辻で遊ぼうとしたときにかばうような、頼りになる一面も。

異性が苦手な辻が問題なく接することができる数少ない人物。彼いわく「やさしいから」とのこと。

ちなみに烏丸ファンの1人です。

【元二宮隊】鳩原 未来：近界へ渡航した理由は？謎多き女性スナイパー

ワールドトリガー13巻より引用

千佳の兄、雨鳥麟児と共に近界に行ったと目されている、元二宮隊のスナイパーです。

隊の降格処分の原因を作った人物であり、二宮からは「作り笑いが顔に張りついた冴えない女」と言われてしまっています。

本編での本格的な登場はしていませんが、「人を撃てない」「人を撃ってしまった時は吐いて寝込んだ」という話から、優しい人物であったのではないかと推測されます。

理由は違えど人を撃てなかったこと、さらわれた弟を助けるために近界遠征を希望していたことなど、千佳と重なる点も多い人物です。

12、影浦隊：攻撃性能偏重チーム！ 最高順位はＡ級6位

A級6位まで上り詰めたものの、隊長がボーダー幹部に暴力を振るったことで降格処分を受けてしまった部隊です。遠征には興味がなく、ランク戦でもあまり作戦を立てることはなかったのですが……？

【影浦隊】影浦 雅人：幹部にアッパー！手が出やすい問題児アタッカー

ワールドトリガー13巻より引用

「感情受信体質」という、他人からの感情を肌で感じ取ってしまう特殊体質を持っています。幼少より嫌な感情を感じて育ってしまったので、短気で粗暴な性格です。

しかし根は単純で表裏がなく、遊真の友人の1人になりました。気に入ったのか、実家である「お好み焼き屋 かげうら」で御馳走したことも。

元々遠征に興味はなかったのですが、チームメイトのユズルの目標となったため、真剣に向き合うようになりました。短気で粗暴、それでも友人想いのキャラクターです。

ワールドトリガー20巻より引用

作中二度目のランク戦ではあまり活躍せず撃破されてしまいますが、その時の状況を良く見ると……

• 太一の初見殺しの奇策
• ナンバー4アタッカー村上による深手
• 前情報ゼロの”隠し玉”ヒュースとの初対峙
• 遊真＆ヒュースのエースコンビに対し、2対1の不利
• ユズルの遠征をかけ、初めて点数を意識して立ち回ったため慣れない動きをした

彼にとって不利な条件が5つ（しかもどれも大きな不利）もありました。

これは完全に私の推測ですが、物語の都合上、玉狛第二が影浦隊の得点を抜くためには、ここまで彼を不利にしなければならなかった、ということかもしれません。

【影浦隊】絵馬 ユズル：千佳に鳩原を重ねる若き天才スナイパー

ワールドトリガー 14 (ジャンプコミックスDIGITAL)より引用

鳩原から技術を教わったスナイパーで、今でも彼女のことを慕っています。鳩原と共通点が多いからか、千佳にアドバイスなどすることが多く、少なからず意識はしているようです。

影浦同様遠征に興味はありませんでしたが、千佳が遠征に行くことを受けて、彼女を自身の手で守れるよう遠征を目指すことを決意しました。

【影浦隊】北添 尋：生身の戦闘力では作中トップ！？ 

ワールドトリガー20巻より引用

嵐山いわく「単独で点を取れる優秀なヘビーガンナー」のゾエさんですが、周りからの扱いはけっこうぞんざいです。

オペレーターの仁礼からは「なるべく粘って死ね！」と言われたり、国近から（とくにいわれもないのに）「アホの子18歳トリオ」扱いされています。成績は本人いわく真ん中くらいだそう。

トリオンやトリガーを使わない生身での戦闘力は作中トップだそうで、なんとレイジに並びます。

【影浦隊】仁礼 光：影浦隊のブレイン（かもしれない）の優秀オペレーター

ワールドトリガー14巻より引用

比較的淑やかだったり穏やかな女性が多いオペレーターの中では、口の悪さや汚部屋構築力で目立つ人物です。影浦隊の作戦室ではジャージ姿でコタツに入って寝転んでいる彼女の姿が確認されています。

しかしオペレーターとしての能力は高く、影浦が作戦を立てないタイプでもあるので、状況判断から指揮までも行います。オペレーターには関係ないですが、ちゃっかりトリオン量もボーダー戦闘隊員なみ。

13、生駒隊：集まったのは実力者か漫才チームか？ 関西からのスカウト部隊

ほぼ全員が関西からスカウトされたメンバーで構築されています。出身地が関西であるためか作戦会議のシーンがほとんど漫才になっています。ある意味必見です。

【生駒隊】生駒 達人：炸裂するのは「生駒旋空」か？ それとも「ナスカレー」か？

ワールドトリガー 18 (ジャンプコミックス)より引用

攻撃範囲が他のアタッカーの2倍を軽く超える技「生駒旋空」を持つ、作中でもまぎれもない実力者なのですが……

ワールドトリガー17巻より引用

それ以上にボケキャラとしての印象が非常に強いキャラクターです。「ページの3分1を占める大ゴマを使って自分の好きなカレーを告白したキャラ」なんて他にいるんでしょうか？

ここまで笑いに振り切れている人物も珍しいので、今後も読者の笑いをとっていってほしいところです。

ちなみに『僕のヒーローアカデミア』22巻には葦原先生が書き下ろした彼の漫画が掲載されています。予想通りというか、おおむね1人漫才のようなことをしていました。

【生駒隊】水上 敏志：生駒隊の作戦立案者、そしてツッコミ役

ワールドトリガー17巻より引用

ランク戦の作戦を考えながらも、ボケ倒す生駒に日々ツッコミを入れています。

戦闘シーンでは「アステロイド」と言っておきながらハウンドやメテオラを使うのが印象的でした。これをやってのけるのはかなり難しいらしいのですが、水上の得意技とバレているのか、王子隊は着弾直前で見破っていました。

【生駒隊】隠岐 孝二：本人いわく「ちっちゃい子は撃ちにくい」。本当は……？

ワールドトリガー17巻より引用

顔が良いことで生駒からいろいろといじられてしまう生駒隊のスナイパーです。

• 「4人編成が売りのウチがいきなり一人落ちたら、もうただ隠岐が女子にモテるだけのチームやで」
• 「死ぬ気でこっち逃げてこいや」
• 「グズってるほうが好感度下がんで」

などなど、他にもたくさん言われており、これも一種の漫才のようで笑えます。

しかしスナイパーとしての腕は信頼されており、生駒隊の面々はさまざまな局面を彼1人に任せています。

「ちっちゃい子は撃ちにくい」などと言いながら平然と千佳を狙撃しているあたり、彼ももしかしたらクセモノなのかもしれません。

【生駒隊】南沢 海：生駒隊唯一の非スカウト隊員

ワールドトリガー17巻より引用

生駒隊のアタッカーで、実力も相応にあるようですが、作中のランク戦では1人で突っ走ってしまったために真っ先に落とされてしまいます。

生駒隊唯一の非スカウト組ですが、「（村上と遊真の戦闘記録を）2万回観ました！」のようにちょっと大げさに言うあたりは生駒隊の面々の影響を受けているのかもしれません。

【生駒隊】細井 真織：「カワイイ」連呼に赤面？

ワールドトリガー17巻より引用

クセモノが多い生駒隊のまとめ役を担います。隠岐に考えていることを見抜かれたせいで、メンバーから「カワイイ」を連呼されて赤面する姿が印象的です。

ワールドトリガー17巻より引用

14、王子隊：弓場隊から独立！ 修と同じタイプが率いる「読んで」「走る」チーム

機動力の高いメンバーがそろった、「走れる部隊」の王子隊。修との読み合いや、生駒隊との乱戦などで活躍しました。

自分のチームを持ちたいという王子の意向から、蔵内と共に弓場隊から脱退し結成しました。弓場隊の面々との関係は今でも良好です。

【王子隊】王子 一彰：独特なセンスを持つ「王子様」。 修と同系統の実力者

ワールドトリガー18巻より引用

修と同様に「読む」タイプの隊長で、作中では水上の弾を看破したり、遊真の動きから千佳の居場所を見抜くなど、非常に鋭い観察眼でチームを導きます。

しかし、そのセンスはなんというか独特です。

修を「オッサム」、空閑を「クーガー」と呼ぶのはわからないでもないですが、若村を「ジャクソン」、三浦を「ミューラー」と呼ぶなど、なかなか不思議なあだ名を（勝手に）つけて呼んでいます。

作戦室の人物アイコンもまた独創的です。

ワールドトリガー17巻より引用

【王子隊】蔵内 和紀：冷静に見えて意外にも涙もろい一面も！？

ワールドトリガー17巻より引用

王子隊シュターで、ランク戦では乱戦に持ち込まれた際に遊真に落とされてしまいますが、合成弾を使うなど力の片鱗を見せました。

王子と共に元は弓場隊の隊員でしたが、王子の独立に付き合い新しいチームを作りました。実は涙もろいらしいです。

【王子隊】樫尾 由多嘉：木虎に「上には上がいる」と思い知らされた才能系男子

ワールドトリガー17巻より引用

厳しい環境で育ったため、真面目で堅い敬語を使うキャラクターです。挫折を知らない人物でしたが、同い年の木虎にこてんぱんにされ、上には上がいることを知りました。

作中では南沢と切り結んでおり、修の張ったワイヤーに邪魔されて押されていたものの、蔵内に助けられ難を逃れました。その後千佳を追いますが、合流した修に落とされます。

【王子隊】橘高 羽矢：王子隊のデザイン担当！不思議なアイコンの作成者

ワールドトリガー17巻より引用

王子隊のオペレーターですが、実はデザイン担当でもあります。

作戦室で使う独特な人物アイコンのデザインをしているのは彼女で、実はデザイン科の高校に通っていたとのこと。将来は漫画家志望です。

15、鈴鳴第一：菩薩×トップアタッカー×”本物の悪”。鈴鳴支部の成長中チーム！

隊長の来馬を中心とした部隊。

初回のランク戦では、太刀川に「村上が来馬と太一の面倒を見なくて良くなるなら、鈴鳴はもっと上に上がってくるぞ」と言われていましたが、その通り新戦法を身に着けて上位戦で再登場しています。

【鈴鳴第一】来馬 辰也：血の涙を流して太一を許す、菩薩のごとき「出来た人」

ワールドトリガー12巻より引用

人生で怒ったことがないと言われるほど温和なキャラクター。太一からも村上からも人望は厚く、彼のおかげでこのチームは成り立っています。菩薩と呼ばれることも。

戦力としては若干頼りない面がありましたが、ランク戦の上位に上がるべく、サブトリガーにハウンド：突撃銃を仕込み、「フルアタック」で火力を上げる戦法を身に着けました。

【鈴鳴第一】村上 鋼：実力はA級、漂うボス感。鈴鳴第一のエース！

ワールドトリガー 19 (ジャンプコミックス)より引用

「強化睡眠記憶」の能力を持ち、それにより遊真に対し5-0で勝利を納める衝撃の実力者として登場しました。

防御が得意なナンバー4アタッカーであり、その力は作中でも指折りです。ランク戦で漂うこのボス感！

ワールドトリガー11巻より引用

ガロプラ襲撃時には太刀川、風間、小南のトップアタッカー達とチームを組んで防衛にあたりました。ガトリンの大砲を防いだ村上は文句なしのMVPです。

【鈴鳴第一】別役 太一：意図せず壊滅的被害をおよぼす「本物の悪」（？）

ワールドトリガー11巻より引用

カップラーメンの具を全て床にぶちまける登場をした太一。

よくドジを踏むキャラクターであるというのは一瞬で印象付けられましたが、後に来馬の飼っている熱帯魚を間違って白茹でにしたという「そこまでドジ踏む？」と思ってしまうようなエピソードが明かされました。（来馬は血涙を流して許してくれました）

意図せず周囲に壊滅的被害をおよぼすため葦原先生から「本物の悪」と呼ばれています。

そんな「本物の悪」らしく、再登場のランク戦では「ショッピングモールの照明のオンオフを切り替えまくる」という彼にしか思いつかない作戦でチームを助けました。あの影浦に痛手を負わせたのは彼の功績とも言えるでしょう。

【鈴鳴第一】今 結花：太一の行動に「イライラさせられるわ……」

ワールドトリガー11巻より引用

太一を嗜めるという貧乏くじを引いてしまったオペレーターです。成績が残念な国近や当真を救済するなど、面倒見の良い優等生でもあります。

太一が「よそのオペレーターに毒を盛る」と言い出した時には冷や汗を垂らしつつツッコミを入れていました。

16、東隊：アタッカーコンビを育成中。元Ａ級1位が率いる連携チーム

他の隊とは少々毛色が異なり、東が奥寺と小荒井の2名を指導しているようなチームです。今後、奥寺・小荒井のサブトリガーが本格的に解禁されるようなので、レベルアップが入るかもしれません。

【東隊】東 春秋：規格外の技術を持つ”最初のスナイパー”

ワールドトリガー 20 (ジャンプコミックス)より引用

ボーダー最初のスナイパーであり、弟子が非常に多い人物。特にスナイパーのほとんどは彼の弟子や孫弟子にあたります。

かつてA級1位を率いた彼の技術は明らかに他の隊員より抜きんでおり、

• ランク戦を6回行っても1度しか撃破されていない
• 乱戦の中で建物内の修を壁超しに狙撃
• 他人の放った弾を空中で撃墜
• ライトニング（銃）とバッグワーム（マント）を用いた即席トラップでヒュースを撃破
• 狙撃するときに殺気を発さない

など、もはや人間離れしているレベルに達しています。

実は本人は魚のほうが好きなのに、出水・米屋・緑川のような若い隊員には彼らの好む焼肉をおごってあげるなど、作中では少数派な大人の雰囲気が出る年上キャラ。

現在は奥寺と小荒井を教導しており、彼らの自主性を尊重した教え方で堅実に成長を促しています。

【東隊】奥寺 常幸：常に冷静に状況を判断する小荒井のストッパー

ワールドトリガー20巻より引用

活発で変化を好む小荒井と異なり、落ち着いていて堅実な作戦を好むアタッカーです。作戦会議ではよく衝突した際の「一か八かで勝っても意味がない」という発言が印象的でした。

小荒井もそうですが、通常サブトリガーに（あるいはメインとサブどちらにも）入れることが多いグラスホッパーがメイントリガーに入っています。このようにセットすると弧月（刀）と同時に使用できませんが、サブトリガーは使わせない、という東の方針に従っていたのでしょう。

【東隊】小荒井 登：性質はギャンブラー。東も認める成長のきざしが！

ワールドトリガー20巻より引用

コアラと呼ばれるギャンブラー気質の東隊アタッカーです。奥寺との連携は風間をして「ウチ（風間隊）に次ぐ」ほど。連携すればA級隊員の首も狙えます。

玉狛第二に追い詰められた際、「やられっぱなしは性に合わねーっす」「どうせなら刺し違えてでも……」と言っていたのが彼らしいのですが、その後には成功率の低さから撤退を選びました。彼らの成長を見る東は笑顔を浮かべていましたね。

ちなみに、奥寺も小荒井もサッカー好き。どこかでスポーツをしているところも見てみたいですね。

【東隊】人見 摩子：東を脅かしている（かもしれない）敏腕オペレーター

ワールドトリガー19巻より引用

奥寺・小荒井の意見がぶつかったときに状況を見て口を挟んでくれるオペレーターで、奥寺と小荒井も頼りにしている様子が見受けられます。

東隊の作戦室が映ると時々ホラーグッズが見えることがあるのですが、主に彼女の趣味です。（東はホラーが大の苦手です）

17、香取隊：一見、隊長のワンマンチーム。しかし部隊を支えているのは……？

エースの香取が暴れるのをチームメイトがサポートする、よく言えばメリハリの利いた、悪く言えばワンマン感のあるチームです。似たところのある鈴鳴第一は新しい戦術を見つけましたが、香取隊はまだこれからのようです。

【香取隊】香取 葉子：出水すら驚かせる天才オールラウンダー！ 性格に難あり？

ワールドトリガー 17 (ジャンプコミックスDIGITAL)より引用

だいたいのことはすぐにうまくなる天才系オールラウンダーです。初見のワイヤーを利用し修を一瞬で撃破するセンスを持ち、あの出水に舌を巻かせています。

しかし、天才ゆえかすぐに飽きがくるのかあまり練習を好みません。若村や三浦を振り回し、華にたしなめられることもしばしばあるようです。

華に突き放された際には「もぎゃあああ」と言いながらだだをこねました。それまでが高飛車な天才肌キャラだったためにこのシーンが印象に残っている読者は多いでしょう。

ワールドトリガー17巻より引用

【香取隊】若村 麓朗：上級者になれない熱血漢

ワールドトリガー16巻より引用

香取に振り回されるチームメイトですが、自分が2年かかけても到達できないマスタークラスに半年で到達する彼女に憧れもしています。それゆえに努力できない香取に苛立ちを感じるようで、ランク戦が始まる直前にすごい剣幕で思いのたけをぶつけました。

それでも戦闘では香取を優先して守るよう三浦に指示を出すなど、冷静に戦況を見ています。

【香取隊】三浦 雄太：頼りなさが残るものの、香取を支える仲裁役

ワールドトリガー17巻より引用

葦原先生いわく「第2の来馬先輩も狙える」というほど温厚で年下からの人望がある人物ですが、高飛車な香取と熱くなりやすい若村というチームでは少々圧倒されることが多そうです。

腕に鉛弾をくらった際にとまどったり（香取がすぐに腕を切り落として動けるようにしました）、チームの雰囲気が荒れた時には「どうにかしてよ」と華に期待するなど、優柔不断なところがあるのかもしれません。

【香取隊】染井 華：隊の精神的支柱を担う香取の幼馴染

ワールドトリガー17巻より引用

華は荒れがちな香取を嗜める、ある意味隊で最も重要な役割も持っています。三浦とは従兄妹の関係です。

元々香取とは幼馴染で、香取は華がボーダーに入るからこそ入隊を決意しました。隊長こそ香取ですが、隊の支柱は実は華なのかもしれません。

ワールドトリガー17巻より引用

18、諏訪隊：中距離ショットガンでガンガンいこうぜ！ エネドラ攻略に尽力したガンナーチーム

中距離戦を得意とする部隊です。兄貴肌の諏訪、温厚な堤、すなおな日佐人、のんびりした小佐野と、普段の作戦室は居心地の良い雰囲気が流れていそうですね。

【諏訪隊】諏訪 洸太郎：ヘッドショット一点読み！驚愕の精神力を持つ兄貴肌ガンナー

ワールドトリガー 11 (ジャンプコミックス)より引用

粗暴で口は悪いものの、兄貴肌で頼りになるキャラクターです。ヘッドショットを一点集中シールドで防ぐ胆力を持つ戦闘員は他に見られません。

大規模侵攻の際にトリオンキューブに変えられてしまったことで、あらゆる立方体のことを「諏訪」と呼ぶ流れができるなど、時折ネタにもされています。

7歳も年下の緑川が、誰にでも聞こえる解説席で「今頃諏訪さん切れてるだろーなー」と堂々と言うなど、周囲からの信用の厚さが伺える人物です。

【諏訪隊】堤 大地：加古のチャーハンの犠牲者

ワールドトリガー10巻より引用

ランク戦では半崎を仕留めるものの、遊真のグラスホッパーに敗れてしまいました。

温厚な性格ゆえか他人の行動に巻き込まれることが多いようで、作戦室は彼がいなければ一瞬で汚部屋となることが目に見えているほか、加古のチャーハンの犠牲者筆頭です。

【諏訪隊】笹森 日佐人：精神的成長めざましい期待の成長株

大規模侵攻編で諏訪が捕らえられ、風間隊が助けに来た際には「引き下がれない」と感情を露わにして一矢報いようとしたものの、当の風間に「じゃあ勝手に突っ込んで死ね」と言われてしまいます。

風間の言う通り引き下がった日佐人ですが、後にエネドラとの交戦中に囮として注意を引き、菊地原・歌川のとどめにつなげた影の功労者となりました。その際には風間からも褒められています。

それ以降、冷静に戦況を見る目を養い、穂刈や辻を驚かせている成長株です。

【諏訪隊】小佐野 瑠衣：くわえている飴は小南の贈り物

元ファッションモデルで、いつも棒つきキャンディ（「胸が大きくなる」という文句に騙されて小南が買ったもの）を口に含んでいます。

年上の堤を「つつみん」と読んだり、諏訪に対して「すわさん0点！つつみんとひさとは1点ずつ獲ったのに！」と言うなど、かなりマイペースな様子です。（二人の人望もあるのでしょうが）

19、荒船隊：戦闘員は全員スナイパー！

全員がスナイパーというほかに類を見ないチーム。それぞれの特技から性格までクセモノ揃いです。

本編での出番はあまり派手なものはないのですが、公式データブックによると戦闘能力値の合計数値は全員がB級エースクラス。A級隊員にも全く劣っていない優秀な隊員だけで構成されており、いつ上位に上がってきてもおかしくないポテンシャルを秘めています。

【荒船隊】荒船 哲次：刀もつかえる理論派スナイパー！

ワールドトリガー11巻より引用

アクション映画を観ている影響か、口調が荒っぽいスナイパーです。元々アタッカーだったのですが、レイジに倣いパーフェクトオールラウンダーを目指すべく、現在はスナイパーをやっています。

自身がマスターした理論を使ってパーフェクトオールラウンダーを量産することが彼の目標です。

【荒船隊】穂刈 篤：倒置法で話すのはUFOで宇宙人と会ったから（真偽不明）

ワールドトリガー10巻より引用

狙撃の中でも援護狙撃が得意で、チームメイトが闘っている時に真価を発揮します。もしかしたら荒船がアタッカーだったころのほうが上手く立ち回れていたのかも？

日佐人に対し会話で心理的揺さぶりをかけるものの、大規模侵攻を経た日佐人には効かず、そのまま落とされることになります。

余談ですが当の日佐人とは実は仲が良く、ランク戦後にフォローを入れています。そのやりとりはこんな感じ。

穂刈「煽ってごめんね☆いつの間にか成長しちまって、先輩は淋しいぜ(T∀T)」

日佐人「1点ゴチです(^-^)」

【荒船隊】半崎 義人：「ダルい」が口癖。しかし射撃技術はトップクラス

ワールドトリガーBORDER BRIEFING FILEより引用

精密射撃が得意で、射撃訓練で毎回好成績を残しています。補促＆掩蔽訓練の成績は4位でした。

しかしその射撃技術が仇になったのか、諏訪のピンポイントガードで防がれてしまっています。

【荒船隊】加賀美 倫：デスクの引き出しに粘土を常備？自作のオブジェを持ちこむ創作系

ワールドトリガー10巻より引用

荒船隊オペレーターで、作戦室に謎の石像や巨大オブジェを持ちこんだ経験があります。実は美大への進学が決まっており、デスクの引き出しにカラー粘土が常備してあるとか。作中ではあまり目立っていませんが、かなり濃い設定な気がしますね。

20、那須隊：B級ガールズチーム！ メンバーの脱退が決定中！？

全員が女性で構成されたガールズチーム。日浦のボーダー脱退が決定しており、最後にこのメンバーで好成績を残せるよう奮闘しています。

【那須隊】那須 玲：太刀川も認めるバイパー（変化弾）の名手

ワールドトリガー 12 (ジャンプコミックスDIGITAL)より引用

ボーダーでも随一のバイパー（変化弾）使いで、太刀川いわくリアルタイムで弾道を設定できるのは出水と那須のみだそう。出水と違い合成弾はあまり使いませんが、バイパーで包囲する「鳥籠」は見た目もさることながら威力も強烈です。

ワールドトリガー130話 / 少年ジャンプ＋より引用

普段は病弱で、あまり活発に動くことはできません。体が弱い人をトリオンで元気にできるかどうかの研究に協力するために入隊したそうですが、少なくともトリオン体の戦闘ではかなり元気な様子です。

【那須隊】熊谷 友子：孤軍奮闘の決死の覚悟、惜敗には涙を

ワールドトリガー12巻より引用

迅によるセクハラ被害を被っていますが、グーパンチ一発で一応許しています。また熊谷を6回連続で読み間違える太刀川には「くま」と呼ぶことを許すなど、懐は広いようです。

想定外なことが多かった玉狛第二・鈴鳴第一とのランク戦では、脱退する日浦と共に最高成績を残すべく、格上の村上と決死の覚悟で刃を交えます。しかし実力差は埋まらず、あえなく敗北を喫しました。熊谷は惜敗の涙を流します。

ワールドトリガー12巻より引用

この時の勝負に対し、「気持ちの強さは勝敗に関係ない」という太刀川も、「いい勝負だった」と評しています。

作中でも人気の高い名台詞です。

【那須隊】日浦 茜：ボーダー脱退が決定。逃げずに闘う覚悟の表情

ワールドトリガー12巻より引用

大規模侵攻による被害を憂いた日浦の両親は三門市からの引っ越しを決め、中学卒業と同時に彼女はボーダーから脱退することが決定しています。

日浦は大人びた人物が多い那須隊の中で、感情表現が上手なムードメーカーです。全員が彼女の脱退を残念に思っており、那須隊の「このメンバーで最高の順位をとる」という決意にチームの気持ちが表れています。

ちなみに重要機密を多数保持するボーダーから脱退する場合、記憶封印措置が適用される場合があります。これは秘密を守れる人間であるかどうかが考慮されるので、日浦が記憶封印されるかどうかはまだわかりません。那須隊で戦った記憶が残ると良いですね。

ちなみに太一が脱退する場合は確実に記憶封印措置がとられます。（葦原先生 談）

【那須隊】志岐 小夜子：トリオン量は修3.5人分！？引きこもりのオペレーター

ワールドトリガー11巻より引用

異性が苦手で自宅に引きこもっているオペレーターです。作戦会議は主にボイスチャットで参加しますが、実際のランク戦ではボーダー本部まで来ているようです。

実はトリオン量が戦闘員と比較してもかなり多く、太刀川、当真、風間のような実力者を超えるほどです。修換算では3.5人分。オペレーターの業務に関係ないのが彼女にとっては残念なところかもしれません。

22、柿崎隊：堅実で慎重にまとまったオールラウンダーチーム

元嵐山隊の柿崎が率いている部隊で、誰1人欠けることなく大規模侵攻を戦い抜いた、確認できる限り唯一のチームです。

巴はガンナーですが、アタッカー用トリガーも装備しており、事実上オールラウンダーであるとも言えます。柿崎と照屋は元からオールラウンダーなので、全員がどんなレンジでも戦うことができることが特徴です。

【柿崎隊】柿崎 国治：嵐山さえボケ役にまわる、人望の厚い人格者

ワールドトリガー16巻より引用

気さくで面倒見が良く、チーム戦では合流を優先し必ず組んで動くなど慎重な一面も持っています。それゆえか隊の成績は伸び悩んでおり、照屋と巴を台頭させられない歯がゆさを感じています。

真面目なため周囲に振り回されることも多く、あの嵐山すら柿崎の前ではボケに転向するんだとか。本編では二人の絡みはほぼ見られていませんが、そんなシーンが見られれば良いですね。

【柿崎隊】照屋 文香：千佳の必殺技を攻略した俊才

ワールドトリガー17巻より引用

A級隊員の奈良坂や歌川と新人王を競い合い、柿崎から「逸材」と言われています。

まとまって行動する柿崎隊の方針のためか派手な活躍こそありませんが、圧倒的不利な状況にも関わらず、千佳の鉛弾を攻略したことから実力の高さが伺えます。

千佳の鉛弾を正面突破したり、柿崎のことを「支えがいがありそう」と言うなど、おとなしそうな見た目からは想像できないくらいに大胆な性格をしています。

【柿崎隊】巴 虎太郎：葦原先生いわく「わんこ」。柿崎についていく若きガンナー

ワールドトリガー16巻より引用

柿崎のテレビ出演（ボーダー広報のため）を見て、彼に憧れてやってきました。現在でも14歳と緑川や千佳と同じくらいに若いですが、チーム結成時は唯一の小学生B級隊員でした。

巴もまた柿崎に「逸材」と形容されており、彼や照屋のような人物が自分の元に集まったことに驚いていましたが、その人望こそ柿崎の力と言えるでしょう。

【柿崎隊】宇井 真登華：のんびりした柿崎隊のムービーメーカー

ワールドトリガー17巻より引用

柿崎が嵐山隊から独立する時に綾辻が紹介したオペレーターで、語尾が「～」と伸びる口癖があります。巴が遊真に撃破された時にも「今のは仕方ないわ～」と言うなど、どこか力の抜ける良いフォローをしていました。

22、その他ボーダー：幹部にS級！ まだまだキャラが残ってる！

ボーダーの中でチームを組んでいない幹部やＳ級隊員です。

この項で紹介するキャラ以外にも、ボーダーにはまだまだ登場人物がいます。エンジニアや本部長補佐、C級のメンバー、人事部長など、探せば他にもいるかもしれません。

【ボーダー最高司令官】城戸 政宗：「真の目的」に玉狛第二が役に立つ？ 謎多きボーダートップ

ワールドトリガー17巻より引用

ボーダーの3派閥の内、「近界民は絶対許さないぞ主義」城戸派のトップを務めます。作中でも例を見ないほど冷徹な判断を下す人物で、かつて遊真の黒トリガーを強奪しようとしたことすらありました。

しかし、彼の屈託ない笑顔が集合写真に載っていたことで、過去に何かがあったであろうことが推察されます。「真の目的」があるようで、まだまだ謎に包まれています。

【ボーダー本部長】忍田 真史：黒トリガーすら個人で圧倒する最強のノーマルトリガー使い

ワールドトリガー18巻より引用

防衛部隊の指揮官を務める本部長であり、ボーダーのノーマルトリガーを使わせれば彼以上の実力者は存在しません。太刀川に剣を教え、壁を走り、黒トリガーのエネドラを追い詰めました。

過去には城戸指令の車をうっかり真っ二つにしたり、川の水の上を走れるか試して警察を呼ばれたこともあるそうで、城戸指令からは「やんちゃ小僧」と呼ばれていました。

【ボーダー営業部長】唐沢 克己：ボーダーを回すカッコいい営業部長

ワールドトリガー10巻より引用

ボーダーの資金を調達しており、国や市から支援を受けていないボーダーは唐沢がいなければ成り立ちません。業種柄、交渉ごとに強く、遊真の処分を決定する時にも交渉で利用することを考えていました。

人やモノに対して価値を見極める力を持ち、隊務規定を犯した修に対し、真っ先にクビの結論を出した鬼怒田、根付とは対照的に、「これでクビとはもったいない」と惜しむ考えを持っていました。

その時の考えが続いていたのか、修に反撃の機会を与えたシーンは彼の一番の見せ場です。

ワールドトリガー84話 / 少年ジャンプ＋より引用

【ボーダー開発室長】鬼怒田 本吉：離婚の理由は家族を危険から遠ざけるため

ワールドトリガー17巻より引用

ボーダーの技術的な部分の責任者で、トリガーや防衛システムの開発・構築を行ってきました。公式データブックによると、文句なしに作中トップの学業成績を納めています。遊真と陽太郎は少し見習ったほうが良さそうですね。

口が悪く、修の処分を一考の余地もなく「クビ」としていたため読者にはあまり良い印象がない登場でしたが、娘のことを大事に思っていたり、部下に命を最優先するよう指示するなど、悪い人ではありません。

【メディア対策室長】根付 栄蔵：影浦からアッパーを喰らう不憫な尽力者

ワールドトリガー20巻より引用

鬼怒田開発室長に引き続き、印象の良い登場はしていませんでしたが、最近ではメディア対策室長として敏腕な仕事ぶりを見せてくれています。

ヒュースに関する厄介な噂をかき消す際には「全てバレたら私の責任」と言いながら修には思いつかない作戦を考えてくれました。同時に「前より進歩した」と修を見直す様子も。

ボーダーのため尽力しているのですが、影浦からアッパーを喰らっています（理由不明）。危うく遊真からケリを喰らいそうになるシーンも……。

ワールドトリガー84話 / 少年ジャンプ＋より引用

【S級隊員】天羽 月彦：実力は未知数。彼の黒トリガーとは？

ワールドトリガー6巻より引用

ボーダーの黒トリガー所有者の一人ですが、その詳細はわかっていません。「戦う姿が人間離れしている」「素行が悪い」ということが周囲の言葉から明らかになっています。

派手な戦闘シーンはありませんが、大規模侵攻でアフトクラトルのトリオン兵団を蹴散らしたり、ガロプラ襲撃時にモニター越しに敵の強さの識別をするなどで登場しています。

彼の使うトリガーの詳細は不明で、S級扱いなのでランク戦不参加と、本格的な出番はまだ先かもしれません。

【C級隊員】夏目 出穂：佐鳥につけたあだ名は「土下座返し先輩」

ワールドトリガー6巻より引用

千佳と同期のC級隊員で、スナイパーの訓練を受けています。B級に上がる様子や、上がった後にチームを組む様子は現時点ではありませんが、射撃訓練ではだんだん成績を伸ばしている様子です。

素手なら佐鳥よりも強いそうです（葦原先生 談）。

23、アフトクラトル：狙うは”金の雛鳥”！ 大規模侵攻編の侵略者たち

『ワールドトリガー』の6巻から10巻までを占める”大規模侵攻編”における侵略者たち。自国が崩壊する危機を目前に控えており、それに関係して味方の始末をも計画に入れていました。

【アフトクラトル】ハイレイン：まともに喰らえば即死の最強クラスの黒トリガー

ワールドトリガー8巻より引用

惑星国家・アフトクラトルの4大領主の首領の一角です。大規模侵攻では他のメンバーを率いて莫大なトリオンを持つ千佳を付け狙いました。彼の黒トリガーの弾をまともに喰らうとトリオンキューブに変えられてしまいます。

アフトクラトルは国を支える「神」と呼ばれる人物がいなければ成り立たない国ですが、近く現在の「神」が力尽きることが判明しています。次の時代において権力を保持したいハイレインは、「神」となり得るトリオン量の高い人物を探しに大規模侵攻を引き起こしました。

千佳を攫うことに失敗した今、彼はヒュースが仕える「エリン家」の当主を「神」として捧げようとしています。それを止めることこそヒュースが帰郷を目指す理由です。

【アフトクラトル】ミラ：大規模侵攻を支えたワープトリガーの使い手。結婚相手は？

ワールドトリガー8巻より引用

所有する黒トリガーの能力で戦力を各所に送り出していた人物です。

エネドラが敗れた際には自ら出向き、彼の生身の腕を切り落として黒トリガー「泥の王（ボルボロス）」を回収、さらに能力で殺害するなど、冷徹なシーンが印象に残ります。

政略的にハイレインかランバネインとの結婚が予定されています。

【アフトクラトル】ヴィザ：ヒュースの師、まぎれもない”作中最強”

ワールドトリガー8巻より引用

作中最強クラスの実力者です。公式データブックの戦闘総合力の数値で表すと、A級エースレベル(太刀川、出水、風間など)が50以上、黒トリガー所有者（迅、ハイレイン、エネドラなど）が120程度であるのに対し、ヴィザの数値は146。明らかに一人だけ強さが群を抜いています。

アフトクラトルの特殊技術「トリガーホーン」でトリオンを高めていないにも関わらずこの数値ですので、実力は底が知れません。

足止めする気でなかったなら、遊真も簡単に撃破されていたかも。

【アフトクラトル】ランバネイン：武人のようなアフトクラトル版”弾バカ”

ワールドトリガー7巻より引用

ハイレインの弟で、容姿は似ていますが性格は真逆です。豪快に飛び回って派手に撃ちまくり、B級隊員を何人も撃破しました。（穂刈や半崎はこの時が初登場にも関わらず彼が秒殺しています）

A級3バカ（米屋・出水・緑川）と東の指揮、柿崎隊や荒船隊などの合同部隊の連携によって敗北するも、「見事」と彼らを褒めたたえました。

【アフトクラトル】エネドラ：死んだと思いきや復活！第二の人生は”エネドラッド”？

ワールドトリガー9巻より引用

アフトクラトル勢力の中でも独断専行や命令無視が目立ち、通常トリガーの所持者に対して見下す態度をとる人物。

かつては聡明で優秀だったそうなのですが、黒トリガーとトリガーホーンによって、現在では高慢な性格になってしまっています。

忍田本部長、風間隊、日佐人の連携に敗れた後、ミラに殺されてしまいますが、死後にそのトリガーホーンが小型トリオン兵（ラッド）に移植され、今も生きて（？）います。

24、ガロプラ：アフトクラトルの指示を受け、ボーダーに攻め入る”少数精鋭”

アフトクラトルの従属国で、少数精鋭の部隊で知られる国家です。ハイレインから足止めを指示されて三門市に侵入します。

遠征艇破壊の作戦は失敗し、一度は撃退に追い込まれたものの、まだ登場の機会があることが示唆されています。

ちなみに隊員の名前は全てキテレツ大百科のキャラの名前をもじっているとのこと。

【ガロプラ】ガトリン：連載開始が待たれる待望のスピンオフ漫画の主人公！？

ワールドトリガー15巻より引用

アフトクラトルからの指示の本懐を「アフトクラトルからガロプラへ報復の対象を挿げ替えさせる」ということと見抜き、街や民間人を襲わないよう指示を出す有能なリーダーです。

戦闘面でも忍田本部長に並ぶと言われ、ボーダーのトップアタッカー4人に対し怒涛の立ち回りを見せました。

なお、処刑者（バシリッサ）のほかに、大砲を撃てるトリガーも所持していますが、処刑者（アーム）で自身を地面に固定しなければ使えない模様。

ちなみにスピンオフ作品で『企業戦士 我東倫太郎（サラリーマン がとうりんたろう）』という漫画が発表されたことがありますが、残念ながらエイプリルフールネタです。

ワールドトリガー公式Twitterより引用

【ガロプラ】コスケロ：ガロプラチームのフォロー役、A級部隊も凌ぐ凄腕

ワールドトリガー15巻より引用

三輪・米屋と交戦し、2人相手に武器や手足を封じるものの、遠く離れた迅の黒トリガー「風刃」の前に撃退されました。

作戦終了後にレギンデッツの行動がウェンから責められた際、「レギーにはトリオン兵の指揮を押し付けて悪かった、崩されたのは仕方ない」と大人らしいフォローを入れたのが印象に残ります。

【ガロプラ】ラタリコフ：冷静に戦況判断する精鋭

ワールドトリガー16巻より引用

ガトリンと共にボーダー施設に侵入し、遠征艇を狙いました。主に風間と戦っており、別の狙いを持ちつつも彼と十分な闘いを繰り広げたことから、実力は十分なものがありそうです。

【ガロプラ】ウェン：分身トリガーで翻弄！派手な死に様ランキング1位（葦原先生 談）

ワールドトリガー15巻より引用

遠征艇を狙いに施設内に侵入し、後を追う那須・熊谷と戦います。

分身のトリガーで追い詰め、あと一歩のところまでいくも、駆け付けた菊地原の「強化聴覚」によって本体を見破られ、那須の「鳥籠」によって撃退されました。

那須の全方位攻撃により派手な死に様ランキング1位を葦原先生から獲得しています。

【ガロプラ】ヨミ：戦闘もこなせる遠征部隊最重要戦力のオペレーター

ワールドトリガー16巻より引用

ガロプラのオペレーターですが、その能力を駆使して複数のトリオン兵を直接操り、レギンデッツのサポートを行いました。

しかし俯瞰的に戦場を見る日佐人と、任務の本分を忘れない木虎たちに止められ、ガトリンたちが失敗したこともありそのまま撤退しました。

【ガロプラ】レギンデッツ：アフトクラトルに不満を持つルーキー

ワールドトリガー16巻より引用

施設に侵入したガトリンたちとは別行動で、地上でトリオン兵を率いていました。

祖国に帰ろうと目論んだヒュースと接触し、アフトクラトルを嵌めようと目論むものの、ヒュースと陽太郎のコンビネーションの前にレギンデッツが嵌められてしまいます。

幼少期にガロプラがアフトクラトルに侵略されたのを克明に覚えており、それゆえの行動だったのかもしれません。

４、まとめ

100人を解説する予定でしたが、勢い余って101人紹介してしまいました。

しかし、これでもキャラクターを網羅できているとは言えないのが『ワールドトリガー』のすごいところ。Ｃ級隊員やボーダーのエンジニア、作中で故人になっている人物も合わせると、紹介できるキャラクターがこれ以上何人いるのか私にもわかりません。

2019年7月時点では、長く続いたランク戦がいよいよ大詰めになってきました。未登場だった草壁隊や弓場隊の隊員が関わり始め、さらにキャラクターが増えていきます。

そしてランク戦が終わればきっと近界遠征が待っているでしょう。アフトクラトルには4大領主の家やヒュースの仕える家があることがわかっています。いったいどれだけキャラが増えるんだ……？

休載から奇跡の復活を遂げた『ワールドトリガー』。魅力の心臓ともいえるキャラクターたちの物語から、これからも目が離せません！

いまい

「ワールドトリガー」は、マンガBANGでアプリで見ることが可能ですので、是非、どうぞ！

↓ebookjapanでも購読可能です！