みなさんこんにちは、【今週の1冊】として毎週、直近に読んだ作品(時には古い作品も!)をご紹介するマンガフルライターの神門です。
皆さんが作品を購入するご参考にしていただければと思います。
今回ご紹介するのは
『リコリス・リコイル』
です。
2022年にアニメ放映されるや一気に人気を博した本作。
アニメ放映終了後には、「リコロス」を発生したファンも大量に発生し、アニメ放映後にも
「リコリコの14話、面白かったねー!」
と、物語が続いていることを呟く人も続出していたくらいであります。
そんな人気アニメ作品のコミカライズの単行本1巻が発売されました~。
アニメのコミカライズとなると気になるのは
- アニメの雰囲気をぶち壊したりしていないか?
- アニメの通りのストーリーが展開されるのか?
- コミックのオリジナル要素はあるのか?
といったところでしょうか。
重要なのは最初に挙げた、「アニメの雰囲気をぶち壊したりしていないか」
という気がします。
「リコリス・リコイル」 1巻 備前やすのり/KADOKAWA より引用
それは絵柄であったり、雰囲気であったり、キャラの挙動や言動であったり、そういったものです。
ファンが読んでそれらが
- 「なんか違う」
- 「こんなの〇〇じゃない」
とか思われたら、読まれることもないでしょう。
逆に言えば、その辺がきちんとしていれば、コミカライズの中にだけあるオリジナル要素とかも許容される可能性が高いです。
もちろん、作品やキャラをぶち壊さないオリジナル要素という前提ですが。
そういった点で、本作は十分に合格点を出せるのではないかと思います。
第一に、キャラクターが人気でもある作品であるなかで、そのキャラの絵柄、描写はアニメの雰囲気を良く出しているように感じます。
ヒロインの二人、千束とたきなを始めとしてミカ、ミズキといったところ。
可愛いところも、デフォルメしている描写も、きちんとできているかなーと。
そしてリコリコといえばやはり戦闘シーンですが、この辺もなんというかリコリコっぽいというか。
私は別に銃器とか格闘とかに詳しくないので、本物っぽいかどうかとかは分かりませんが。
「リコリス・リコイル」 1巻 備前やすのり/KADOKAWA より引用
物語としては、アニメのストーリーに沿ってきっちり描いていて、今のところ特にオリジナル要素を付け加えてくる感じではないですかね。
まあ、まだ1巻で序盤でもありますし、作者さんが慣れてきたりすればこの先の展開で漫画ならではの要素も出てくるかもしれませんね。
本編にあまり付け加えるのは難しい気もするので、おまけ漫画とか、そういうのでも良い気はしますけれど。
その辺は2巻以降に期待したいと思います。
原作アニメが1クール分なのでそこまで長い連載になるわけではありませんが、まずはアニメ終了でロスった方は漫画で楽しむのも一つの選択肢かと。
2023年2月には「ヒロインアーカイブ」も発売予定されていますので、まだまだ盛り上がっていきましょう!
『リコリス・リコイル』は↓マンガBANGでも読むことが出来ます!
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