みなさんこんにちは、【今週の1冊】として毎週、直近に読んだ作品(時には古い作品も!)をご紹介するマンガフルライターの神門です。
皆さんが作品を購入するご参考にしていただければと思います。
今回ご紹介するのは
『オフ会したらとんでもないやつが来た話』
です!
非情にわかりやすいタイトルですね!
主人公の三木めぐみは学生時代からオタクでしたが、学生時代のオタク友達が活動をやめて以来、ボッチの活動を続けていました。
- イベント参加も一人。
- イベントのアフターも一人。
- コラボカフェに行くのも一人。
だけどやっぱり、推しについて誰かと一緒に熱く語りたい!
特に好きなジャンルであるオフィスBLゲームの『ワーク・ラブ・ハーモニー』(ワーラブ)について!
そこでめぐみはSNSで知り合った「イチゴ」さんに、思い切ってオフ会のお誘いを!
SNSのやりとりだとキラキラ系に思える「イチゴ」さんでしたが、いざオフでやってきたのは・・・
どう見ても、ヤクザ!?
文字通り、とんでもないやつが来た!
だけど話してみたらやっぱりオタクだった!!
ということで、ごく普通の社会人(レジ打ち)女性の三木めぐみと、ヤクザの一ノ瀬勇悟(イチゴ)のオタ活が始まったのです!
というお話です。
「オフ会したらとんでもないやつが来た話」 1巻/mii.m 講談社より引用
作品の魅力はなんといっても、ヤクザ設定を活かしたイチゴのオタ活!
そして、それをサポートしていくミキ(三木めぐみ)とのやり取りでしょう。
見た目はどう考えても、ヤバイやつのイチゴですが、ワーラブに関しては譲れないものがある!
推しカプはもちろん、逆カプだったら解釈違いできっちりケジメをつけないといけないとか、オタクとしてのこだわりが!
熱い想いはイチゴに同人誌を作るほどのパワーをも与えています。
そんなイチゴに対して、最初こそヤバイと感じるミキでしたが、次第にその扱いにも慣れてきます。
ヤクザであるけれど、熱いオタクであることは間違いないし、同人誌は素晴らしくてもっと多くの人に広げたい。
カタギの人に迷惑をかけないようイチゴをうまいこと操縦していくミキの活躍もまた一つの見所!
人間ってのはなんでも慣れる生き物なのです。
「オフ会したらとんでもないやつが来た話」 1巻/mii.m 講談社より引用
ミキの助けもあって、イチゴのオタ活は広がりをみせていきます。
ミキだけでなく、同人誌即売会で知り合ったうにさんやしじみさんとも仲良くなって、
- 一緒にカラオケにいったり
- 推しキャラの誕生日パーティを開いたり
そんな中でもきっちりヤクザギャグ(?)を見せてくれて。
それをいなすミキさんは、すっかりヤクザの事務所から姐さん扱いされて。
果たしてこれから先、オタ仲間たちとどんな活動を見せ、またさらにどんな仲間を増やしていくのか、楽しみでなりません。
「オフ会したらとんでもないやつが来た話」 1巻/mii.m 講談社より引用
皆さんも是非、手に取って読んでみてください。
推しを推す人たちを推したくなること間違いありません!!
『オフ会したらとんでもないやつが来た話』は↓マンガBANGでも読むことが出来ます!
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