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【最近の新連載】漫画新連載10月11月20作レビュー!12作の一言レビュー+8作の前作紹介レビューまとめ

 

中山今

こんにちは、漫画の新連載を共有しまくりたい!

マンガフルライター中山今です。

↓こんな記事を書いています↓

『ブルーピリオド』美術スポ根って?1960年スポ根概念と比較する、令和の「スポ根美術」ガイド~『あしたのジョー』の実例を添えて~

2021年10月8日

 

2021年10月・11月もたくさんの漫画新連載が始まりました。

その中からライターが気になった新連載をピックアップ&一言レビューでご紹介します。

 

また、この2か月で前作のご紹介も含めたレビュー記事を掲載しましたので、そのリンクも併せてまとめておきます。

気に入る新連載を探すきっかけにしてみてくださいね!

 

この記事で一言レビュー紹介する12作はこちら↓

作者 作品名
坂ノ市クバル・裕本恭 テンゲン英雄大戦
丸尾末広 アン・グラ
林史也 世襲制トライアングル
宇河弘樹 ポストキッズ
あかほりさとる/松本救助 めんへら侍
純猥談編集部/田川とまた 純猥談
青木俊直 わくとこまこ
白井慶太 テラ麺
ツナミノユウ 厄いよ!アラクシュミ
五箇野人 海外マスターとここだけの話
松木いっか 日本三國
岩田雪花/青木裕 株式会社マジルミエ

 

以前に前作比較レビューをした8作の新連載紹介記事はこちら↓

作者 作品名
とよ田みのる これ描いて死ね
LEN[A-7] 星使いセレナ
こざき亜衣 セシルの女王
しりもと ようこそにんげん
武田登竜門 BADDUCKS
紺野アキラ クジマ歌えば家ほろろ
トマトスープ 天幕のジャードゥーガル
田中相 天狗の台所

 

それでは【最近の新連載】、10月11月新連載まとめをお楽しみください。

 

目次

1、10月11月新連載一言レビュー12作!~異世界転移英雄バトルからお仕事モノ魔法少女まで幅広いラインナップ~

 

1-1、『テンゲン英雄大戦』月刊コミックゼノン~異世界転移で英雄たちとガチバトル~

 

『テンゲン英雄大戦』坂ノ市クバル・裕本恭 月刊コミックゼノン2021年12月号 株式会社コアミックスより引用

 

タイトル テンゲン英雄大戦
作者 坂ノ市クバル・裕本恭
連載開始 2021年10月25日
掲載媒体 月刊コミックゼノン
連載周期 月刊連載

 

【媒体記載あらすじ】

史学科志望の高校3年生・尾田信長。ある日、妹と異世界に迷い込んで出会ったのは、憧れの英雄・織田信長だった。歴史に名を残す偉人や豪傑が割拠する世界で、尾田は連れ去られた妹を救うことができるのか。最強決定戦、開幕!

月刊コミックゼノン2021年12月号 コアミックスwebページより引用

中山今

【一言レビュー】

首がゴロゴロもげて体が四散するゴアがいい感じのバイオレンス異世界転移。

転移後の世界で出会うのは、北欧ヴァイキング的モブを一刀両断する近藤勇と織田信長!

同じくコミックゼノンで大人気の神VS偉人バトル『終末のワルキューレ』のテンションを期待しちゃう。

 

↓初回掲載のコミックゼノン12月号


月刊コミックゼノン2021年12月号 [雑誌]

 

1-2、『アン・グラ』月刊コミックビーム~60年代、高度成長期と安保闘争が吹き荒れる東京を退廃的に描く~

 

『アン・グラ』丸尾末広 月刊コミックビーム2021年12月号 KADOKAWAより引用

 

タイトル アン・グラ
作者 丸尾末広
連載開始 2021年11月12日
掲載媒体 月刊コミックビーム
連載周期 月刊連載

 

【媒体記載あらすじ】

60年代後半、高度経済成長に安保闘争の嵐が吹き荒れ、前衛演劇やフォークムーブメントなど革新的カルチャーが次々と生まれた激動の東京で、定時制高校に通う水木ミゲルは、漫画家を目指す。鬼才が挑む新境地、光と影が鋭く対立した時代を虚実ない交ぜに描き出す。

月刊コミックビーム2021年12月号 KADOKAWAwebページより引用

中山今

【一言レビュー】

インモラル!退廃!耽美!の丸尾末広ワールド!好みが分かれることは認める!

いまだ戦後の匂いが残る東京で、いかがわしい見世物小屋(キャスト全員半裸)から始まる背徳的うさん臭さがたまらない。

それにしても主人公の名前が「水木ミゲル」で『カヌイ伝』の「白戸一平」にアシスタントを申し込むのは漫画好きにグッとくる展開。

マンガ家である意味は後々効いてくるのか。

 

↓初回掲載のコミックビーム12月号(表紙を飾ってます)


【電子版】月刊コミックビーム 2021年12月号 [雑誌]

 

1-3、『世襲制トライアングル』月刊コミックビーム~清潔な線とモノローグで紡ぐ中年のジュブナイルが爽やか~

 

『世襲制トライアングル』林史也 月刊コミックビーム2021年12月号 KADOKAWAより引用

 

タイトル 世襲制トライアングル
作者 林史也
連載開始 2021年11月12日
掲載媒体 月刊コミックビーム
連載周期 月刊連載

 

【媒体記載あらすじ】

かつて藤木光太郎と親友の梶原は、冬子を巡り奇妙な三角関係にあった。だが、その関係は突然終わる。梶原が姿を消したからだ。何故、梶原は消えたのか。妻となった冬子は、本当に自分を愛しているのか。中年を迎えても苦しむ光太郎だが、故郷での思いがけない出会いが、彼を青春時代へと連れ戻す。大人のためのジュブナイル!

月刊コミックビーム2021年12月号 KADOKAWAwebページより引用

中山今

【一言レビュー】

爽やかで完成された線と、モノローグ多めの小説のような書き出しで揺らぐ大人の気持ちを紡ぐ。

大人になっても少年のころの三角関係を忘れられない。「中年のほろ苦くも甘酸っぱい」ナイーブな感情ですが、年齢をモロに感じさせないきれいな絵なのでスッと入っていけます。

pixivで発表の作品を下敷きにした連載のよう。pixivの同名作品の表紙、デザイン性が高くてとてもいい感じでした。

絵と文章の心地よい取り合わせで、爽やかな読後感が期待できそう。

 

↓1-2でご紹介した『アン・グラ』と同じ雑誌です。作風広ーい!


【電子版】月刊コミックビーム 2021年12月号 [雑誌]

 

1-4、『ポストキッズ』ヤングキングアワーズ~コロナ禍を連想するアポカリプスSFはキャラの可愛さとメカメカしいメカが楽しい~

 

『ポストキッズ』宇河弘樹 ヤングキングアワーズ2021年12月号 少年画報社より引用

 

タイトル ポストキッズ
作者 宇河弘樹
連載開始 2021年10月29日
掲載媒体 ヤングキングアワーズ
連載周期 月刊連載

 

【媒体記載あらすじ】

疫病の蔓延によって各都市国家の対立、経済格差があらわになった近未来。 「ポストマン」だった祖父の影響で、フミトは一人前の配達人を目指していた。 配達用の獣機(モータービースト)がまだ持てない彼は、チャリを駆り、 コーチ役の上級生たよりの指示に従って配達する半人前の教習生だが、 謎の指名配達依頼が届いた事で、彼の運命は大きく変わる事になる…!! 「朝霧の巫女」「猫瞽女」の宇河弘樹が久々アワーズ帰還してお届けするポストアポカリプス配達活劇!!!

ヤングキングアワーズ2021年12月号 少年画報社webページより引用

中山今

【一言レビュー】

コロナ禍をほうふつとさせる宅配バトルはかわいいキャラと佳きメカにたぎるSF。

「検疫」「陰性証明」「濃厚接触」など、コロナ禍でよく聞いたワードがちりばめられた監視社会SF。

疫病の蔓延した息苦しさは感じさせつつ、コロコロしたかわいいキャラと車サイズのメカが駆ける楽しさがあります。

「配達」という職種も、現実世界のウーバーイーツなどを思い起こさせますねえ。

 

↓初回掲載のヤングキングアワーズ12月号


ヤングキングアワーズ 2021年 12月号 [雑誌]

 

1-5、『めんへら侍』ヤングアニマル~あかほりさとるが放つ娯楽チャンバラは、オタクだけど実は腕の立つ旗本ご子息~

 

『めんへら侍』あかほりさとる/松本救助 ヤングアニマルNo.22 白泉社より引用

 

タイトル めんへら侍
作者 あかほりさとる/松本救助
連載開始 2021年11月12日
掲載媒体 ヤングアニマル
連載周期 隔週(隔週発刊)

 

【媒体記載あらすじ】

極度の人見知りで引きこもり。日々、被害妄想に明け暮れる。 趣味は茶屋の看板娘巡り。そんなメンヘラの侍が太平の江戸をかき乱す!? なんちゃってでもない痛快時代劇、ここに開幕!!

ヤングアニマルNo.22(2021年) 白泉社webページより引用

中山今

【一言レビュー】

茶屋美人との握手券で手汗が気になる江戸オタク仕草&旗本ご子息の痛快チャンバラ。

あかほりさとる原作のチャンバラなんです。

あかほりさとるについて20代~30代の方に解説すると、『爆れつハンター』や『セイバーマリオネット』など90年代ライトノベル→アニメメディアミックス界のスーパーヒットメーカー。アホでエッチで勢いのある娯楽作品を多数送り出しています。

『めんへら侍』はエッチさからオタク仕草にシフト。

ですが「ショボいメンヘラ侍が実は旗本ご子息(で強い)」「性格キツそうな超美人のお付きアリ」など期待を裏切らない娯楽作品の予感。

 

↓初回掲載のヤングアニマルNo.22


【電子版】ヤングアニマルNo.22(2021年)

 

1-6、『純猥談』ヤンマガWeb~これは猥談なのか?切なくて苦い思い出にしっとり酔う~

 

『純猥談』純猥談編集部/田川とまた ヤンマガWeb 講談社より引用

 

タイトル 純猥談
作者 純猥談編集部/田川とまた
連載開始 2021年10月25日
掲載媒体 ヤンマガWeb

 

【媒体記載あらすじ】

できれば共感したくなかった、性愛にまつわる誰かの体験談。短編映画1000万回再生超、投稿数20,000件、書籍版12万部の人気コンテンツを“情感漫画家”田川とまたが漫画化。

ヤンマガWeb 講談社より引用

中山今

【一言レビュー】

湿り気のある関係は、甘いと言うには苦かったり。体験談である重みと艶めいた線で描かれる性愛の思い出話。

「エロとインモラルならヤンマガWebオリジナル!」がウリのヤンマガWebさんより。しかし本作はインモラルと言うには清潔なつくり。

そもそもライターはコンテンツ元(言うなれば原作)の佐伯ポインティ氏のYouTube「waidanTV」のファン。エロ面白いのはもちろん、ジェンダー観がフェアなエロ体験談の扱い方に漫画化も期待していました。

作画の田川とまた先生の絵は色気はあるけど切なげで、1話目のエピソードも戻れない思い出がほろ苦くてイイです。しかもちゃんとエロい。

↓1話目は無料公開!↓

ヤンマガWeb

 

1-7、『わくとこまこ』eBookJapan~淡い百合漫画は「枠線」の表現を楽しむフルカラー 漫画~

 

『わくとこまこ』青木俊直 eBookJapan 株式会社イーブックイニシアティブジャパンより引用

 

タイトル わくとこまこ
作者 青木俊直
連載開始 2021年11月12日
掲載媒体 eBookJapan

 

【媒体記載あらすじ】

女子二人のもどかしい恋愛模様 困ったことがあってもワクワク生きたい!そんな想いから「コマ枠であそんでみるか!」と思い立ったのでした!NO KOMAWAKU! NO MANGA!

eBookJapan 株式会社イーブックイニシアティブジャパンより引用

中山今

【一言レビュー】

女子高時代の「妄想のみなもと」小野寺さん。

同人イベントで百合漫画を頒布している時に再開した彼女。あの頃のまま大人になっていて、ときめきがよみがえる・・・

という面はゆい物語を軸に、感情の揺れを「漫画のコマが震える」ことで表現したり、本のページをめくる時は漫画のコマ自体が「紙の本のように歪ん」だり。

漫画表現が楽しいフルカラー百合漫画。

 ↓無料で読めるよ!↓

『わくとこまこ』eBookJapan

 

1-8、『テラ麺』コミプレ~すこしふしぎなSFは、ラーメンと異星人とかわいいモサめの女の子の飯モノ~

 

『テラ麺』白井慶太 コミプレ 株式会社ヒーローズより引用

 

タイトル テラ麺
作者 白井慶太
連載開始 2021年11月9日
掲載媒体 コミプレ

 

【媒体記載あらすじ】

「打ち合わせ終わったらご飯食べに行こうか?」 すこしふしぎな同僚に誘われたお店は、すこしふしぎなラーメン屋さんでした…。 世界初! “ラーメン”ד宇宙”小噺、本日開店!!

コミプレ 株式会社ヒーローズより引用

 

中山今

【一言レビュー】

ラーメンを介して日常からゆるやかにつながるSFは、優しくて少しふしぎ。

イイ感じにモサい女の子(かわいい!)の普段のお仕事話→解説少な目にSFに突入する展開が押しつけがましくなくて心地いいです。

友好異星人がしれっと居る異常事態と趣味のラーメンが合わさる不思議。

だからって大仰に騒がず、「そんなもんかな」と洒脱に流しちゃう軽くて気軽なショートSFです。

 

↓コミプレ掲載ページ↓

 

 

1-9、『厄いよ!アラクシュミ』コミプレ~アンビバレンツな軽いコメディはヒンドゥー女神×豊満女子の狭い的を狙ってきた~

 

『厄いよ!アラクシュミ』ツナミノユウ コミプレ 株式会社ヒーローズより引用

 

タイトル 厄いよ!アラクシュミ
作者 ツナミノユウ
連載開始 2021年11月12日
掲載媒体 コミプレ

 

【媒体記載あらすじ】

「───アラクシュミよ、人間界で善行を重ねるのだ!」 ちょっぴり太ってしまった厄病神に下された指令は、まさかの人助け!? 『ふたりモノローグ』のツナミノユウが贈る、アンビバレント・コメディ!!

コミプレ 株式会社ヒーローズより引用

 

中山今

【一言レビュー】

ヒンドゥー女神と豊満レディの組み合わせ!狭い性癖に指していくそのスタイルや良し。

疫病神が善行を積まなければいけない・・・というジレンマのコメディ。

なんだけどそれ以前に「やたらと肥えた腹を見せつけまくるヒンドゥー女神」というニッチなニーズを狙ってきたその気概に惚れた。

豊満女子好き必見、ヒンドゥー神話好きさんもどうぞ。

 

 ↓コミプレ掲載ページ(↑でご紹介した『テラ飯』と同じ媒体です。コミプレさん、変わった球を投げてくる・・・!)↓

 

1-10、『海外マスターとここだけの話』ゲッサン~海外ハード小噺とほっこりエピソードをご当地料理と楽しむルポ漫画~

 

『海外マスターとここだけの話』五箇野人 ゲッサン 2021年12月号 小学館より引用

 

タイトル 海外マスターとここだけの話
作者 五箇野人
連載開始 2021年11月12日
掲載媒体 ゲッサン
連載周期 月刊連載

 

【媒体記載あらすじ】

グローバルワイドに彷徨う街ブラ☆新連載

ゲッサン2021年12月号 小学館より引用

中山今

【一言レビュー】

世界放浪漫画家が、国内の海外料理店で旅情を満喫。ほっこり優しい旅ルポ漫画。

五箇野人先生は海外を放浪、かなりハードな事態(地元のやんちゃそうなBOYに絡まれるとか)に見舞われるも最終的には「ほっこりエピソード」として〆る旅エッセイが得意。

このコロナ禍で旅に行けなくなり、国内の海外料理を巡って旅情を満喫していくのが本連載。

1話目はアフリカ料理店で「スヤ」と「オゴゴロ」を実食。全然聞いたことのない料理も、アフリカの思い出話を聞きながらだとすごくおいしそう。

また海外ハード噺・・・からのいい話への落とし方も安定の五箇野人先生節。怖いもの見たさとあったかエピが同時に楽しめるお得な漫画です。

 

 ↓初回掲載のゲッサン2021年12月号


ゲッサン 2021年12月号(2021年11月12日発売) [雑誌]

 

1-11、『日本三國』マンガワン~未来、戦国時代に突入した日本のハード大河ドラマ~

 

『日本三國』松木いっか マンガワン 小学館より引用

 

タイトル 日本三國
作者 松木いっか
連載開始 2021年11月24日
掲載媒体(アプリ) マンガワン
連載周期 隔週連載

 

【媒体記載あらすじ】

文明崩壊後の近未来、再び戦国時代と化した日本を再統一すべく一人の青年が立ち上がった。 名は三角青輝。のちに奇才軍師と評される彼の伝説が、いま始まる‼

マンガワン 小学館より引用

 

中山今

【一言レビュー】

日本は3つに分けられた・・・!核戦争後、暴力大革命で滅亡した日本に起つ一人の青年軍師の物語。

特徴的なのは黒と白がはっきりした画面。暴力による血や恨みのまなざしの「黒」と対比するのは、雪や美しかったあの子の肌の「白」。

文明が明治初期レベルまで後退、暴力と恐怖政治が吹き荒れる日本が舞台のSF。

超ハードな1話目、タイトルコールも震えるほどカッコいい。

まさに三國志という設定ですが、この後どう転がっていくのか。本格的な長期大河モノになりそうな予感を感じます。

 ↓マンガワンのアプリはこちら↓

マンガワン

 

1-12、『株式会社マジルミエ』少年ジャンプ+~魔法少女は職種です。おどおど新卒魔法少女、ベンチャー企業で頑張る!バトる!~ 

 

『株式会社マジルミエ』岩田雪花/青木裕 少年ジャンプ+ 集英社より引用

 

タイトル 株式会社マジルミエ
作者 岩田雪花/青木裕
連載開始 2021年10月20日
掲載媒体(アプリ) 少年ジャンプ+
連載周期 週刊連載

 

【媒体記載あらすじ】

“魔法少女”—それは自然災害の一種「怪異」の退治業務を請け負う職業。就職活動に苦戦する女子大生・桜木カナが面接先で出会ったのはベンチャー魔法少女企業で…!?お仕事魔法少女アクション、開幕!

少年ジャンプ+ 集英社より引用

 

中山今

【一言レビュー】

魔法少女=職業の解釈で設定勝ち!大人しめ女子がベンチャー企業でクリーチャーを「納品」する!

魔法少女概念を職業にアレンジ。いろいろあるケド頑張るお仕事モノ×メカチックな魔法ガジェットを駆使して戦うバトルアクション。

「納品」対象は怪異(=クリーチャー)で、どハデな魔法攻撃やメカほうきの空中戦がオフィスビルに映える。

絵はすごくキレイ、また大人しめ新卒ツインテール女子やヤンキー姐さんなどキャラも立っててこれが初連載コンビとは実に恐るべし。高水準ジャンプバトル漫画。

 

↓少年ジャンプ+ 株式会社マジルミエはこちら↓

 

2、10月11月新連載紹介レビュー8作記事リンクまとめ。前作の紹介も含めてどうぞ!

 

この項目に張ったリンクは、10月11月の新連載の「前作、および代表作も同時紹介したレビュー記事」です。

新連載を読むにあたり、前作の方向性も気になるもの。

前作のレビューと比較して新連載の方向性を予想するのも乙なもの。新連載選びの参考にしてみてください!

 

2-1、『これ描いて死ね』とよ田みのる~漫画家マンガの前作は漫画表現が豊かなエモロジカルSF~

 

【最近の新連載】『これ描いて死ね』とよ田みのる(ゲッサン)~絶対泣かす気だし何か仕掛けてくる予感!このマン2019オトコ編2位の作者とゲッサンは相性が最高~

2021年11月20日

 

2-2、『星使いセレナ』LEN[A-7]~美麗絵のちょっとエッチなSFから童話のようなハイファンタジーへ~

 

【最近の新連載】『星使いセレナ』LEN[A-7](good!アフタヌーン)~初音ミク公式イラストレーターの正統ハイファンタジー!ほのかにSFモチーフがいい感じ~

2021年11月13日

 

2-3、『セシルの女王』こざき亜衣~女子が主役の!薙刀スポ根→テューダー朝の「処女女王」本格歴史ロマン~

 

【最近の新連載】『セシルの女王』こざき亜衣(ビッグコミックオリジナル)~16世紀イングランドの処女女王と忠臣。人物描写が巧みだった前作『あさひなぐ』を元に紹介します~

2021年11月6日

 

2-4、『ようこそにんげん』しりもと~毒ありシュールサラリーマン漫画からシュールどうぶつ学園モノに(今のところ毒はない・・・)~

 

【最近の新連載】『ようこそにんげん』しりもと(ハルタ)~種族るつぼ学園コメディはシュールサラリーマン漫画発。どこまで毒が出てくるか~

2021年10月30日

 

2-5、『BADDUCKS』武田登竜門~バイオレンスな香りの逃亡劇はオリジナル非商業作品をリニューアルして連載開始~

 

【最近の新連載】『BADDUCKS』武田登竜門(webアクション)~同人作品を連載作品にセルフリメイク。全てを失った男の12年に及ぶ逃亡劇とは~

2021年10月23日

 

2-6、『クジマ歌えば家ほろろ』紺野アキラ~謎のいきもの(体を乗っ取る)がかわいい短編→謎のいきもの(ロシア語でキレてくる)がかわいい連載~

 

【最近の新連載】『クジマ歌えば家ほろろ』紺野アキラ(ゲッサン)~ロシア語を操るヘンな鳥類は、家を明るくするのか?変化球ホームコメディ~

2021年10月16日

 

2-7、『天幕のジャードゥーガル』トマトスープ~17世紀イギリス冒険家の歴史漫画から13世紀モンゴル後宮物語へ~

 

【最近の新連載】『天幕のジャードゥーガル』トマトスープ(souffle)~13世紀中央アジア!鉄壁の歴史知識とネット感あふれる軽いギャグが楽しい~

2021年10月9日

 

2-8、『天狗の台所』田中相~りんごの里の数奇な風習と人生を紡いだ漫画家が天狗の末裔の「丁寧な暮らし」を描く

 

【最近の新連載】『天狗の台所』田中相(アフタヌーン)

2021年10月2日

 

 

3、12月も気になる新連載がたくさん!今後もピックアップしていきます。

 

この記事では

 

  • ライターが気になった漫画新連載(2021年10月/11月)の一言レビュー12本
  • ライターが気になった漫画新連載(2021年10月/11月)の前作含めたレビュー8本の記事リンク

 

をご紹介しました。

 

気になる新連載があれば幸いです!

 

この『今週の新連載』記事は毎週土曜日11:30に公開しております。

12月もすでに気になる新連載がいくつもあり、面白そうな漫画新連載をご紹介できると思います!

よろしければ来月もぜひお付き合いください。

↓Twitterで記事更新のお知らせをしております。良ければフォローよろしくお願いいたします↓

@mangatari_

 

(中山 今)

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