この記事では最近始まった漫画新連載をショートレビューでご紹介します。
気に入る新連載を探すきっかけにしてみてくださいね。
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でご紹介します!
1、3月3週目の漫画新連載紹介~『黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ』~来たぞ藤田和日郎ッ!約束された圧のあるアクションと19世紀ゴシックのおぞましさがダンスに彩られる?~
『黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ』藤田和日郎 モーニング 2022年15号 講談社より引用
タイトル | 『黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ』 |
作者 | 藤田和日郎 |
連載開始 | 2022年03月10日 |
掲載媒体 | モーニング |
【作品紹介】
『ゴースト アンド レディ』完結から7年。
大英帝国伝奇アクション待望の3rdシリーズ、ついに開幕!
ガス燈の灯りが霧に滲(にじ)むヴィクトリア朝ロンドン。
学芸員が犯罪資料館に迎え入れたのは、歴史的ホラーヒーローの「生みの親」。
モーニングWebサイト 講談社より引用
【一言レビュー】
耽美・淫靡な女性のライン、西洋バケモノ表象のおぞましさ、そしてアクションにダンスを取り入れるっぽい予感で期待が高まっております・・・!
先に申し上げておくと、ライターは25年来の藤田マンガのファンでして。
画面が黒くなるほどの集中線やあふれ出る涙のヴィジュアル、禍々しくも魅惑的なバケモノたち、流線形のあでやかな女体を愛しに愛しております。
というわけで完全にファンからのオススメとなってしまいますが、今回の新連載も大変良さそうですよ!!!
舞台は19世紀イギリス。
このマンガがすごい!オトコ編3位にもなった「黒博物館 ゴーストアンドレディ」と世界観が続いている様子。
おなじみの黒博物館に、黒髪の美女が登場。
こちらの方、かのSF小説『フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス』を著した女流作家、メアリー・シェリー。
そう、どうやら今回の藤田作品バケモノは小説フランケンシュタインに関わりがありそう!
またそれとは別枠で奔(はし)る、仮面をつけた謎の女たちの殺戮。
『黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ』藤田和日郎 モーニング 2022年15号 講談社より引用
おぞましいバケモノ、スピード感のある殺戮アクション、そしてなめらかで妖艶な女性のボディと、1話目からおなかいっぱい大満足の絵が楽しめます。
その上今回はなんとダンス監修が付いているそうで、バトルが演舞なのではなかろうか・・・!?と期待しております!
もはや約束されたに等しい満足感。ただただ座して待つのみ・・・!楽しみです!
※なお、押さえておくとちょっと読みやすくなるポイントとして、「怪物=フランケンシュタインではない」と覚えておくとよいかと思います。
かの怪物は「ヴィクター・フランケンシュタイン」という科学者が作成した人造人間。怪物自体は名無しであり、名前のない(=居場所もアイデンティティも無い)ことから創造主ヴィクターに復讐をする物語です。
『黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ』にもしっかりと書いてはありますが、先に覚えておくと話に集中できるかと思います(怪物の方がフランケンシュタインって覚えがちなので)。
『黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ』掲載のモーニング 2022年15号はこちら↓
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(中山 今)
こんにちは、漫画の新連載を共有しまくりたい! マンガフルライター中山今です。
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