2022年版イケてるWebマンガ媒体10選!横スク?海外マンガ?単にむちゃくちゃ面白いの?ブックマーク推奨、ブラウザ上の読む嗜好品のご紹介。

 

 

本日は斬新!イケてる!Webマンガ媒体を10媒体ご紹介したいと思ます!!

 

ライターは漫画の新連載をレビューする記事を週1回/約半年ほど書き続けています。

そのため夜な夜なマンガ媒体を探して彷徨う毎日なのですが、最近とみにイケてるのがWebのマンガ媒体

デバイスを活かした縦スクロール・横スクロール(!)マンガの掲載だったり 海外マンガが掲載されていたり。

正直、「ただ漫画の種類が豊富」というにはあまりにも個性的&バラエティ豊か。

こんなにも豊かなジャパンWeb漫画媒体の世界、みんなに教えたい!

というわけで、Web漫画媒体を「掲載作」「媒体の特徴」などでご紹介したいと思います!

☆この記事はこんな方にお勧め☆

  • Web漫画の面白いのが読みたいなーと思っている方
  • 実験的な漫画が読んでみたいと思っている方
  • 漫画業界研究的な視線でもどうぞ!

 

それではどんどん行きましょう!

 

なお、掲載作は普通にライターが読んでる漫画をご紹介しています。純粋に追いかけてる漫画で面白いので、漫画単体のオススメとしてもお読みいただければ幸いです。

 

 

目次

1、Webマンガ媒体10のご紹介!実験的・海外マンガ・王道など多様な媒体からお好みのものを探して~!

 

ここから、ライターが巡り合い、普通に読むようになったWebマンガ媒体10をご紹介します。

10媒体はこちら!

  1. Webアクション
  2. 路草
  3. トーチweb
  4. マトグロッソ
  5. コミプレ
  6. Souffle
  7. Ohta Web Comic
  8. COMIC BRIDGE
  9. 電脳マヴォ
  10. ジャンプ+

 

以下のようにご紹介していきますね。

  1. 媒体TOP絵(その時売り出し中の作品のPR絵が多い)
  2. 媒体のデータ
  3. 媒体のレビュー
  4. ライターが読んでいる作品リンク

 

なお、今回媒体の特徴を「飲み物に例える」という試みをしてみました。

脳を揺さぶる刺激は嗜好品のごとく。カフェインやアルコールの酔いのイメージを感じ取っていただければ幸いです。

(お酒飲まなかったりコーヒー飲めない人はすいません、なんとなく雰囲気で感じてくだされば。キツそうとか!)

 

1-1、Webアクション~チャレンジング&実力!多彩な作品を掲載、脳にガツンと来つつガンガン飲めるコーヒー的青年向けWebマンガ~

 

Webアクション 双葉社より引用

 

媒体名 Webアクション
URL https://comic-action.com/
運営会社 双葉社

 

中山今

【媒体レビュー】 

ライターが最近一番見ているWebマンガ媒体がこちら!ガンガン楽しめる青年マンガ。

作家の個人発表作品を加筆して掲載した『BADDUCKS』、「妖怪」という1テーマでの連作短編を連載している『妖怪読切シリーズ』など面白い形態の連載陣。

形態がチャレンジングであることはもちろん、内容も骨太でがっしりした作り。

アクション、SFやかわいいラブコメ、エグい青春モノなどジャンルも多彩。

性描写や暴力シーンもがっつり。エンタテインメントとしての刺激も楽しめる方にぜひにオススメ!

 

【ライターが推す作品リンク】※特に『峯落』は読み切りながらスーパーフェミニズム娯楽として超リスペクトしているんだぜ!ぜひ読んでくれよな!!

  • 峯落

 

  • BADDUCKS

  • ハガネとわかば

 

 

1-2、路草~海外発の青春BLや宇宙生物ロマンス。普段の視点がちょっと変わる、上質の紅茶のような世界~

 

路草 株式会社トゥーヴァージンズより引用

 

媒体名 路草
URL https://michikusacomics.jp/
運営会社 株式会社トゥーヴァージンズ

 

中山今

【媒体レビュー】

普段の意識がちょっと変わる、上質な作品揃ってます。

一番の特徴はイギリスの青春BL『HEARTSTOPPER』や台湾のヒューマンドラマ『用九商店』などの海外コミックスの翻訳掲載。

何らかの賞の受賞や実写化など、実績もある海外コミックスを載せています。

日本の掲載陣もラブコメやSF、歴史ファンタジーなど多彩ですが、みな清廉でやわらかな雰囲気。

強い刺激より、寄り添うような作品。それでいて海外の雰囲気やファンタジーで非日常を味わうことができます。

普段の生活をちょっと違う視点から眺める。良い違和感を楽しみたいマンガ媒体です。

 

【ライターが推す作品リンク】※東東京区区は多様性のあるキャラクターたちがニコニコふれあっててほっこりします。

 

1-3、トーチweb~文学、SF、パンク。スモーキイないぶし銀、ウイスキーのような余韻ある刺激物~

 

 トーチweb リイド社より引用

 

媒体名 トーチweb
URL http://to-ti.in/
運営会社 リイド社

 

中山今

【媒体レビュー】 

重みと渋みがドシっと刺さる。軽くは読み終われない、だからいい。

『オルタナティヴな表現』と『自分たちの老後への道筋』を探し、光をあてる(発信する)ことを目的に始まりました。

(トーチweb リイド社)

上記はトーチWebの紹介ページから引用。

言葉通り、対象年齢は高めに設定されているように見えます。

『評判すぎる文学作品をだいたい10ページくらいのマンガで読む。』など文学アプローチの作品もあれば、次にくるマンガ大賞でよくノミネートにのぼる近未来SF『宙に参る』、そして40代でデビューした新人作家の40代非正規女性パンクス青春マンガ『彼岸花』など突き詰めた作品が多くあります。

読むとドシっと心に刺さり、己を振り返らずにいられないマンガたち。

軽いエンタメではなく、文学として何か心かき乱されたい時におすすめのマンガ媒体です。

 

【ライターが推す作品リンク】※彼岸花、40代新人による40代非正規女性パンク青春モノというアツい作品。なおその選考経過もトーチWeb上にあります。読み物としてもぜひ。

 

 

1-4、マトグロッソ~SFと歴史!海外系コミックエッセイもあって、エスニックなチャイで話し込むような気分~

 

マトグロッソ 出版社イースト・プレスより引用

 

媒体名 マトグロッソ
URL https://matogrosso.jp/
運営会社 出版社イースト・プレス

 

中山今

【一言レビュー】 

SFと歴史、それからかわいいもの。興味のあるものを話し込む幸福感。

全体のトーンとして優し気な絵柄が占めていますが、本格的な歴史モノ『ダンピアのおいしい冒険』や深い問いのあるSF『架カル空ノ音』など、ガツンとした骨太の作品を掲載しています。また海外料理エッセイ漫画も興味深い!

反面、優しさそのままにかわいらしい動物4コマやラブコメなんかも。

こだわりのあるテーマの物語に埋没し、ちょっと可愛さに癒される。

高品質の歴史やSF物語と軽い癒しがセットになった、探求心を楽しみたい人におすすめのマンガ媒体です。

 

【ライターが推す作品リンク】※ダンピアのおいしい冒険、かわいい絵だけどすごいです!17世紀イギリス私掠船を知るきっかけとしても。

 

1-5、コミプレ~SF!ヒーロー!特撮やタツノコアンソロ、ゲームコミカライズ、元気でヘンテコな科学反応はエナドリみたいな楽しさ~

 

 コミプレ 株式会社ヒーローズより引用

 

媒体名 コミプレ
URL https://viewer.heros-web.com/
運営会社 株式会社ヒーローズ

 

中山今

【媒体レビュー】

SFヒーローにプラスして、たまにヘンテコなものが混ざってくる読めなさが楽しい!

ウルトラマン、仮面ライダーといった特撮モノ、タツノコプロとの提携アンソロジー、戦国BASARAや天穂のサクナヒメといったゲームコミカライズなど、主要株主が小学館だけある豪華な商標のマンガが目白押し。

そういった安定感のある漫画に、小粒にきらっと光るSF(すこしふしぎなものがたり)作品が入ってきて目が離せない!

特撮、ヒーロー、ゲームが好きな人、そしてちょっとヘンテコな物語を楽しみたい人へ!

なお同じページから「ふらっとヒーローズ」「わいるどヒーローズ」という別レーベルへのリンクもあります。ふらっと~は代表作として『転がる姉弟』『ダブル』などの有名作あり。わいるど~は暴力&ちょっとエッチ。

【ライターが推す作品リンク】※なお『海辺のキュー』はもっと広まってほしいジュブナイル・・・!ひと夏の暴力と青春が素晴らしいのです。

 

  • 海辺のキュー

  • テラ麺

  • 厄いよ!アラクシュミ

 

 

1-6、Souffle~コラムとエッセイコミックが充実!毒親エッセイやSNS疲れ漫画、癒しを越えて治す気の読む心の栄養剤~

 

Souffle 秋田書店より引用

 

媒体名 Souffle
URL https://souffle.life/
運営会社 秋田書店(エレガンスイブ編集部)

 

中山今

【媒体レビュー】

強い痛みのエッセイコミックの質が高い・・・!病をテーマにしたヒューマンドラマも。

いわゆる毒親モノとクレジットされる作品は相当数ありますが、その中でも田房永子先生の作品は群を抜いた出来栄え。

漫画家としてだけでなく、文化講演会なども通し機能不全家庭の理解を広めている先生。実体験をもとに描かれる毒親モノは「ひょっとしてこの辛さって家庭がおかしかったから?」と疑う方にぜひおすすめ。

ほか、アルコール依存症の父を描くノンフィクション『酔うと化け物になる父がつらい』など、創作者の生身の声を反映したエッセイは現実にアプローチしてきます。

また膠原病をテーマにしたマンガ『しあわせは食べて寝て待て』、13世紀モンゴルの女性の数奇な運命を描く『天幕のジャードゥーガル』などのオリジナル漫画も面白いです。

現実世界とリンクした辛さを、漫画という形で知りたい方にお勧め。

【ライターが推す作品リンク】※『うちの母ってヘンですか?』は読者の毒親聞き取り体験記。強烈な毒親エピソードにめまいと客観性を!

 

1-7、Ohta Web Comic~瑞々しくもなまめかしく、苦い。泡盛のように甘く脳を刺し酔わせる、大人向けの青春たち~

 

Ohta Web Comic 太田出版より引用

 

媒体名 Ohta Web Comic
URL https://webcomic.ohtabooks.com/
運営会社 太田出版

 

中山今

【媒体レビュー】

爽やかがイイ?エロいのがイイ?振れ幅の大きい掲載作群だが、なぜか淡い青春を感じる。

代表作は志村貴子先生『淡島百景』。歌劇学校に通う女の子たちの青春群像。

その隣に表示されているのが『山本直樹 最新作品集』。青春とエロス!

40代女性の迷いを鮮烈に描く『あした死ぬには』。

そして怪奇SFファンタジー『それはただの先輩のチンコ』・・・

振れ幅!!振れ幅がでかい!!

ただ、刺激的な作品にもなぜか通底する青春の影。

青い春と甘い性の絡み合いがまたエロティック・・・。

大人の甘やかな愉しみに。ガチンコ精神病患者・元○○○○AV女優卯月妙子の掲載もあるよ!(振れ幅!)

【ライターが推す作品リンク】※山本直樹最新作品集、大人じゃなきゃクリックしちゃだめだよ!だめだって言ったからね!!

 

1-8、COMIC BRIDGE~お仕事モノとホラー、はすっぱなオンナの生きざま。部屋で缶チューハイをあおるように読む「女性向け青年誌」!~

 

COMIC BRIDGE 株式会社KADOKAWAより引用

 

媒体名 COMIC BRIDGE
URL https://comic-walker.com/comicbridge/
運営会社 株式会社KADOKAWA

 

中山今

【媒体レビュー】

お仕事モノ、朝ドラのコミカライズ、後宮ロマンスといった女性向けコンテンツにロックな女のマンガがキラリ。

朝ドラ『半分、青い。』のコミカライズや司法書士、ニュースカメラマンといったお仕事を題材にしたマンガ、中華風の世界観をベースにしたいわゆる「後宮ロマンス」など、女性向けに特化したマンガ媒体。

女性向け媒体に人気のホラーコンテンツもありますが、そこでホラー小説『ぼぎわんが、来る』コミカライズや逆恨みダメ女のオカルトコメディ『ゴゴゴゴーゴーゴースト』などぎらぎらと光る突出した良作が。

また死んだ友達の遺骨との逃避行を描いた超名作『マイ・ブロークン・マリコ』を輩出するなど、はすっぱでやぶれかぶれな女を描くと輝く媒体さんです。

恋愛アンソロジー漫画を集中して書籍化するかと思えば、SFの名手三宅乱丈先生の連載作を移籍してくるなど、いろんな方向を試している最中のように見えます。

仕事帰り、家について缶チューハイを開けるダラけた時間がぴったりのマンガ媒体。リラックスする気で読んでいたら、突然すごいのに出会ってチューハイ吹いちゃう感じです。

 

【ライターが推す作品リンク】※ホットアンドコールスロー、読み切りながら女性の自立がまさに「揺れる」お話でズンときますよ・・・!

 

 

1-9、電脳マヴォ~横スク!クラウドファンディング!投稿作品掲載!今まさに開発中、クラフトビールのような斬新&未完成の魅力に酔いしれる~

 

電脳マヴォ 電脳マヴォ合同会社より引用

 

媒体名 電脳マヴォ
URL https://mavo.takekuma.jp/
運営会社 電脳マヴォ合同会社

 

中山今

【一言レビュー】

粗削り、そしてなにより挑戦的!マンガの可能性を切り開くマンガ媒体。

電脳マヴォの責任編集者は『サルでも描けるまんが教室』などの原作を手掛けた竹熊健太郎氏。

コアなマンガ原作者自らが立ち上げた媒体は、インディーズの荒々しさと挑戦的な表現が特徴です。

流行りの縦スクロールではなく横スクロール作品(横スクにハマる表現のチョイスが凄い)、あいうえお作文マンガ(?)など表現そのもののスタイルが違う漫画、感情を混乱させる文学的作品など、マーケティングや市場規模といった商業ラインありきの作品とは一線を画しています。

「マンガ」の枠を超え、価値観をひっくり返されたい人におすすめ。クリックした先は、十中八九普通のマンガじゃない。

【ライターが推す作品リンク】※踏切切断巡回路はスマホでどうぞ!横スクとしての表現に度肝を抜かれます。これは巻物?壁画?ファミコンの2Dアクション?

 

1-10、ジャンプ+~覇者にして最先端。誰でもいつでも飲めるコーラ的超優秀エンタメ媒体。実力派作品から学生作品まで浸透する「若い価値観」が魅力~

 

ジャンプ+ 集英社より引用

 

媒体名 ジャンプ+
URL https://shonenjumpplus.com/
運営会社 集英社社

 

 

中山今

【媒体レビュー】

今、日本で最も強いであろう最強Web少年マンガ媒体。その強さは「少年マンガ型の最新の価値観」。

Webマンガを読む方であれば一度は目を通しているであろう超有名媒体。

『チェンソーマン』『ダンダダン』『ルックバック』といった日本を代表すると言ってもいい表現を輩出しています。

豊富なコンテンツと抜群の知名度、またTwitterなどでは「ジャンプラ感想勢」という意見交換の文化が根付いており拡散力も申し分ないです。

しかしライターが注目しているのはその「感性の新しさ」。

表現方法やマンガの形態などは型通りなのですが、正義の在り方や悪の種類、カスタマーへの意識など、「決まった型のなかでいかに新しい情報を盛り込めるか」ということに常に挑戦し続けていると感じます。

例えば

 

など、エンタメの型の中で「その前の少年マンガを越えるメッセージ」を盛りこむことが推奨されているように思います。

更に学生作品やルーキー枠(投稿作品を掲載)など、新人育成にも力を入れており、新しい力が常に控えています。

最先端の表現と最先端の感性。「日本の少年マンガ」の最先端を味わいたい人が追うべきマンガ媒体です。

【ライターが推す作品リンク】※ダンダダンは話を追うごとに表現力が強くなっていくのでぜひ追いかけてみてください。描き文字に頼らない画力一本のアクション表現は類を見ない迫力。

  • ダンダダン

 

  • 姫様“拷問”の時間です

  • ラーメン赤猫

2、まとめ。本当に奥深い日本Web漫画の世界・・・!

 

今回は2022年3月現在のオススメWebマンガ媒体を10サイト紹介しました。

マンガ雑誌と比べ、自由なイメージの強いWebマンガ。

雑誌より革新的で新しいエネルギーを感じます。

たぶんこの後も、どんどん新しいWebマンガ媒体が生まれることでしょう。

いろんな方針のマンガ媒体が出てきて、さらにマンガ業界が豊かになることを期待しています!

 

(中山 今)

↓ライターの前回更新の記事はこちら↓

【最近の新連載ショートレビュー】『東東京区区(ひがしとうきょうまちまち)』かつしか けいた(路草)~ルーツとかもう越えて行け。東東京を新鮮な目線がレポートする街歩きマンガ~

2022年3月22日




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