みなさんこんにちは、【今週の1冊】として毎週、直近に読んだ作品(時には古い作品も!)をご紹介するマンガフルライターの神門です。
皆さんが作品を購入するご参考にしていただければと思います。
今回ご紹介するのは
『30まで独りだったら一緒に暮らそうって言ったよね?』
です。

お互いに30過ぎても独身だったら結婚しよう!
なんて約束、漫画やラノベなんかだとある意味一つのお約束なものの一つではないかと思います。
具体的な作品名は思い浮かばずとも、この台詞、この約束はどこかで聞いたことがある人も多いはず。
じゃあそれで実際に30過ぎたらどうなるかといえば・・・さて、どうなっていましたでしょうか。
宮城月子は30歳となる誕生日の直前、高校時代の腐れ縁である悪友・宮川霄(そら)から大学生時代に
「30まで独りだったら一生一緒に暮らそうよ」
と言われたことを思い出す。
そうして月子が30歳を迎える日に変わる深夜零時、いきなり月子の家のチャイムが鳴ります。
そこにいたのは、霄。
本当に月子と一緒に暮らすため突撃してきたのです。
本当に突撃してきた霄(そら)
「30まで独りだったら一緒に暮らそうって言ったよね?」 1巻 くずしろ/竹書房 より引用
こうして月子と霄、正反対の二人の同居生活(?)が始まる、ガールズ(?)コメディ作品です。
ということで、くずしろ先生の新作です!
新作も当然、女性同士の関係性を描いてくれておりまして、今回は三十路の二人!
月子と霄はお互いに何もかもが違うまるで正反対の二人ですが、だからこそウマがあったのでしょう。
こういう正反対の二人のコンビっていいですよね
「30まで独りだったら一緒に暮らそうって言ったよね?」 1巻 くずしろ/竹書房 より引用
高校で出会って以来の腐れ縁で、三十路になってもその仲は続いています。
だけど、いつまでも同じ関係性が続くとは限りません。
それまでは適当な距離を置いての付き合いがうまいこと作用していたのかもしれないけれど、同居となれば話は違う。
今まで見ていなかった相手の面が見えるようになるかもしれない。
知っていたつもりだけれど、知らなかった相手のこと。
そこから変わっていく思いや言葉。
そういったものを描いていくのではないかと予想。
実際、三十路女二人の騒がしい同居生活、だけではない、”思わせぶり”なシーンや台詞が入ることもちょいちょい。
それもそう、人間、三十年生きれば色々なことがあります。
月子は現在、無職でニート真っただ中ですが、過去に仕事や人間関係で何があったのかとか。
霄だって今は何をしているのか、約束していたとはいえそんなのは寄った時に口にしたこと。
それなのになぜ、本当にいきなりやってきて同居すると言い出してきたのか。そこには何かあるのではないか。
明るくバカっぽい霄だからこそ、月子が抱えるものを表に出してくれるかもしれない。
また、月子の前だからこそ、霄だってさらけ出せるものがあるのかもしれない。
明るくバカっぽく見える霄だけど・・・
「30まで独りだったら一緒に暮らそうって言ったよね?」 1巻 くずしろ/竹書房 より引用
明るいコメディタッチのテンション部分と、シリアスさをみせる部分。
この辺はあいかわらずの上手さのくずしろ先生で、安心して読み進められます。
月子の姪っ子である芽衣など関係する登場人物も増えて、またそこから二人の関係も進んでいきそうで。
またまた先が楽しみな作品が登場しました!






















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