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【キングダム】全113語のセリフから見る尾到が信にもたらした功績を徹底解説

マンガタリライターのペンタです。

今回もキングダムの紹介、ということで信と同じ城戸村(じょうとむら)出身の尾到(びとう)を紹介していきます。

尾到といえば、最後の死ぬシーンがあまりに感動的で涙した人も少なくないでしょう。

あのシーンばかりが印象的ですが、それだけではなく実は尾到はこの物語で重要な役割を担っています。

寡黙な尾到ですから、セリフは「兄貴!」などの短い言葉やセリフらしくないセリフも含めて113語ありました。

セリフばかりを注目すると、最後のシーンだけでなく、いくつかのセリフに尾到から信への強い思いが発覚しました。

やっぱりキングダムは一人一人のキャラクターがしっかり描かれてるんだなと実感しました。

ということで、今日は尾到について、

  • 感動的なシーンを改めて振り返りたいって人
  • 尾到のセリフにはどんな思いが込められていたか
  • 尾到の存在はキングダムが展開する上でどう重要だったのか

そういった部分に言及してオススメしていきます。

多少マニアックな内容にはなるでしょうが、楽しんで読んでいってください。

 




1 尾到の基本情報

 

(キングダム14巻より引用)

登場巻 キングダム5〜14巻
出身 秦国の城戸村(じょうとむら)
舞台 蛇甘平原(だかんへいげん)、馬陽(ばよう)
所属・位 歩兵→伍長

尾到は信と同じく城戸村(じょうとむら)出身で、尾平(びへい)という兄がいます。

二人は尾兄弟と呼ばれており、信も尾兄弟と呼び、信とは昔から交流があったようです。

弟・尾到は寡黙で冷静、兄・尾平はおっちょこちょいでお調子者という正反対の兄弟です。

(キングダム5巻より引用)

二人とも信と小さい頃からの仲ですが、次第に信の腕前や人間性に惚れ込むようになります

信の下で一緒に戦えること、それ自体を誇りに思っています。

そんな尾兄弟の弟である尾到について今回は話していきたいと思います。

作中では寡黙な性格もあり、尾平の方が目立ちがちです。

(キングダム6巻より引用)

実際にセリフの数を数えてみても、尾到は113語と少なめです。

しかもそのセリフの半分以上は死んでしまう14巻でした。

「兄貴!」というセリフも多く、兄・尾平に声をかけるシーンも多く、実際のセリフは数えられるほどです。

(キングダム6巻より引用)

でもその数少ないセリフを全て整理してみたら、尾到の信に対する熱い思いがちりばめられていることがわかりました。

さらには尾到がキングダムという物語の中でどんな役割を担っていたかがわかったので考察していきます。

 

2 尾到のセリフから読み取れる信への思いを考察

尾到は最初こそ印象の薄いキャラです。

どちらかというと尾平が出っ歯で猫背で特徴的なので、尾平に目がいってしまいます。

尾到は性格的に寡黙で心優しい男です。

だからこそセリフの一つ一つが真剣味があり、説得力を持ってきます

2−1 「お前身長伸びたか?」は信やキングダムの物語の始まりを表してる?

政らと共に王座を奪還した戦いの後、魏国への戦争に出兵した信は尾兄弟と出会います。

(キングダム5巻より引用)

久しぶりの再会で、尾平と話してるシーンです。

「漂への葬式は天下の大将軍になってから行く」という信に対し、そんなの無理だと尾平に馬鹿にされます。

(キングダム5巻より引用)

その後ろで無言で信を見つめる尾到がいます。

(キングダム5巻より引用)

そして「お前身長伸びたか?」という奇妙な質問を信に投げかけます。

呆れる尾平に対して、尾到は真剣な表情です。

「なんかその別人みたいだから」

(キングダム5巻より引用)

何気ない会話ですが、尾到の発言は、信が成長してることを表しています。

キングダムは、信および秦の国の成長物語です。

成長を表現するためには、何か成果を上げるかその主人公以外の誰かに語らせることです。

主人公が「俺はこんなに成長したぞー」なんて言ってもサムいだけですからね笑

ここでは、尾到が「信の変化に気づく」セリフをさしこむことで、信が3ヶ月の間に成長したことを暗に示しているのです。

さらには、何も変わってないと罵る尾平を隣におくことで尾到が信の変化に敏感なことも示しています。

尾到は、信の成長を教えてくれる存在なのです。

こうやって尾到に注目してみると、キングダムの楽しみ方も変わってきます。

 

2−2 「いよいよ将としての第一歩だな」からわかる信の成長っぷり

時は経ち、蛇甘平原の戦いでの武功を認められた信は百人将へとレベルアップします。

(キングダム11巻より引用)

余談ですが、絵の変化がすごいですね。

信がぐっとかっこよくなりましたね。

初戦で信と共に生き抜いた尾到たちも伍長に格上げとなりました。

(キングダム11巻より引用)

次の尾到のセリフは、秦国を出発し馬陽(ばよう)へと向かう道中でのシーンです。

岩によじのぼり、たそがれる信に気づいた尾到が声をかけます。

(キングダム11巻より引用)

村一番のバカと言われた信が百人将となり人を率いてることが凄いと言います。

で、ココからの尾到の語り口をみてください。

(キングダム11巻より引用)

ほんとにすごいなぁーって感心してる様子ではなく、「本当にすごい話だぞ」と冷静な語り口ですよね。

ココから読み取れる尾到の思いは、「信なら出世できる」ことを知っていたんじゃないでしょうか。

次の言葉でもそれがわかります。

(キングダム11巻より引用)

「いよいよ将としての第一歩だな信」という言葉です。

百人将になったことを喜ぶんじゃなく、信と同じように次のステップを見ています。

本来下僕である信が百人将になれたこと自体奇跡的なことです。

でも尾到はもちろん、尾平も将になれる器だということを確信しています。

(キングダム6巻より引用)

初戦の戦いでのこのシーンでも戦争で信と戦うのは初めてのはずなのに、

「信 お前すげェよ お前はどんな時も前に進む 全力で」

心の中でこうつぶやいています。

ココからわかるのは、幼少期の頃から見てきた尾兄弟にとって信は英雄なのです。

だからこそ、尾到も「百人将ばんざーい」って感じではなく、大将軍になるために一つの階段を上がったのにすぎないぞ

というようなニュアンスの言葉をかけているのです。

 

2−3 「大将の首がお前が取るんだ」は飛信隊の希望を託した言葉だった?

馬陽についた秦軍は、趙軍と向かい合います。

激闘が予想されるような規模の戦いです。

(キングダム12巻より引用)

秦の総大将は龐煖との因縁のある大将軍・王騎です。

(キングダム11巻より引用)

強敵ぞろいの趙軍を相手に天才王騎はどんな戦を展開するのか味方も期待する中、

いきなり信たち100人の元に駆けつけます。

(キングダム12巻より引用)

そこで下した命令はなんと100人ぽっちで2万を率いてる馮忌(ふうき)という将軍の首を獲れということでした。

(キングダム12巻より引用)

一見無茶な命令でしょうが、王騎も数々の修羅場をくぐり抜けた猛者、

成功率の低い策なんてうちません。

その命令を信たちは実行します。

(キングダム12巻より引用)

案の定、信たちは敵の精鋭に囲まれながらも苦しい戦いを強いられます。

(キングダム12巻より引用)

だが、信の将としての器でしょうか、それとも才能でしょうか

信の戦う姿は、飛信隊全体に力をみなぎらせます。

(キングダム12巻より引用)

もちろん例外はなく、信の勇姿を見て尾到にも力が湧きます。

蛇甘平原のときからそうですが、信は飛信隊にとっての精神的支柱になりつつあります。

飛信隊の皆が信を頼りにしてることがわかります。

ただ仲間が頑張るのではなく、自分たちのトップが自分たち以上に頑張る姿は力がみなぎるのでしょう。

その後も、たびたび危機に陥ったりしますが、100人の隊を2つに分けたり、他の軍が駆けつけたりして何とかして馮忌に迫っていきます。

(キングダム12巻より引用)

3軍が入り乱れる乱戦になったその時、尾到が何かに気づきます。

(キングダム12巻より引用)

王騎将軍が言ったことと今目の前で起きていることが一致したことに気づき、信に今まさにこの瞬間に将軍の首を取れと伝えます。

「全速で趙将軍の首をとりに行け!」

(キングダム12巻より引用)

そのあと、信に思いを伝えます。

(キングダム12巻より引用)

「大将の首を取ってきてくれ」じゃなく「お前が取るんだ」といってます。

他の誰でもなくて信じゃないとダメだということを訴えています。

信じゃないといけない理由は、信の腕が立つこともあります。

ですが、それよりも隊長である信が大将の首を取ることに意味があるからです。

飛信隊という小さな隊の隊長が将軍を討つことでこの隊は大きくなれるのです。

100人で奇襲をかけてきて、飛信隊の多くが死にました。

みんな死の危険があるとわかっていて奇襲をかけました。

でもココまで来れたのは、将軍首を取るという大きな目的があったからです。

その1つの目的を達成すべきなのは、隊長である信しかいないのです。

信もそんな思いを汲み取ってるのがわかりますね。

(キングダム12巻より引用)

みなの思いを背負い、見事信は馮忌を討ち取ることに成功します。

 

(キングダム13巻より引用)

 

2−4 「天下の大将軍へと駆けあがるんだ」に込めた信への最後の思い

そして数日後の夜、敵の総大将である龐煖がいきなり信たちの軍に乗り込んできます。

それもたった1人で。

完全な暴走行為にもかかわらず、あまりの強さに誰も止める事ができません。

(キングダム13巻より引用)

武神・龐煖の前になすすべもなく、蹂躙される兵士たち。

そこに信と羌瘣が二人で対抗します。

(キングダム13巻より引用)

二人ならなんとかしてくれる!

そんな思いもむなしく、信が一撃でのされてしまいます

(キングダム13巻より引用)

そこから味方の軍が助けに駆けつけます。

そして再び、信と羌瘣そして飛信隊みんなで龐煖を討つ作戦を立てます。

(キングダム14巻より引用)

何とかみんなで隙を作り出し、信が龐煖を斬り伏せます。

(キングダム14巻より引用)

と思いきや、やはり武人・龐煖は簡単には倒れません。

(キングダム14巻より引用)

信も羌瘣もやられてしまいます。

 

息をしているのがやっとな状況の信に龐煖が襲いかかります。

飛信隊の希望、もしくは飛信隊の全てとも言える信が今まさに殺されようとしています。

(キングダム14巻より引用)

そのとき、

(キングダム14巻より引用)

尾到、尾平、澤さんが盾となり信を体を張って守ります。

(キングダム14巻より引用)

そしてみなが命を投げ出して、信を守ります。

見ていて思わず頑張れと応援したくなるシーンでした。

今まで常に隊を引っ張り、隊を守ってきた信。

そんな信がピンチになった途端、飛信隊みなで信を守り始めたのです。

(キングダム14巻より引用)

その後も、万極軍に追われ、みな必死に信を守るために命をはります。

信さえ生きていれば、飛信隊は死なない。

その思い一つでみなが死力を尽くしました。

(キングダム14巻より引用)

尾到が信を背負い、尾平も信を守る為必死に歩いていきます。

しかも二人とも深手を負い、いつ命が絶えてもおかしくない状況です。

敵兵が生きていることを不思議がるほど2人とも血を流しています。

(キングダム14巻より引用)

「絶対に信を守ってやる」その思い一つで二人はなんとか命をつないでいます。

そして尾平は満身創痍な状況ながらも、追っ手をまくために別れて逃げることを提案します。

(キングダム14巻より引用)

尾到も兄の思いを受け取り、信を背負い歩き続けます。

(キングダム14巻より引用)

そして、しばらく歩いた後尾到は信を横たわらせ、尾到自身も横になります。

2人は何の偶然か同じ夢を見ます。

二人が出会った頃の夢です。

(キングダム14巻より引用)

そして尾到は、信に将軍になれると思うかと問います。

(キングダム14巻より引用)

そこから尾到の語りが始まります。

わかり切ったことだが下僕が将軍になるってことは並大抵のことじゃない。

実際戦場に出て感じたよ。正に”夢”みたいな話だってな。

一体どんだけの死地を乗り越えりゃたどり着くんだ?

一つでもしくじればそこで死んで全員終わりだ。

だけどお前は龐煖相手に生き残った

隊の皆が命をかけてお前を守ったからだ

命令でもないのに命がけで、、、

これはふつうのことじゃねェ、普通の隊長にはできねェよ信

だから思ったんだ。信は本当に将軍になれるってな。

名だたる大将軍達、、、あの王騎将軍でさえきっとこういう場面を繰り返して来たんだと思うぜ、、

仲間の力込みで、、お前の力だ。信、、、

(キングダム14巻より引用)

 

俺は、、、お前の友達で本当によかったと思う

フフ、お前と一緒にいるとずっとワクワクしっぱなしだった

本当に、楽しかった

(キングダム14巻より引用)

 

今夜けっこうな仲間が死んだかもしんねェが下を向く必要はねェ

戦争やってるんだ死人はでるさ。

いいんだよ信、みんなお前と一緒に夢を見てェと思ったんだ

(キングダム14巻より引用)

 

それでいいんだ、、、これからお前はそうやって

(キングダム14巻より引用)

 

大勢の中の思いを乗せて天下の大将軍にかけ上がるんだ

絶対なれるぞ、、、信、、、

(キングダム14巻より引用)

 

(キングダム14巻より引用)

なんつってなと冗談を言う尾到

(キングダム14巻より引用)

でも最後に、、「友里、、、」とつぶやきます。

これは里で待ってる恋人に向けた言葉でした。

その後、信が再び目を開けると尾到はもう息絶えていました。

最後の死に際まで尾到は優しい男でした。

これから自分が死ぬこともわかっていました。

だからこそ「戦争やってんだから死人は出るさ」と心を痛める信を励ます言葉を使ったり、「俺たちの思い」と言わず「大勢の思いをのせて」といったのでしょう。

尾到が苦しいながらも伝えたかったのはただ一つです。

「お前(信)は将軍になれる」

龐煖との戦いでみなそれを薄々感じたからこそ、命を張って信を守りました。

尾到も将軍になれる器の男をココで死なせるわけにはいかない。と思い、盾を持ってあの龐煖の前に立ちはだかり、守ったのでしょう。

頭で考えるよりも早く体が動くことができたからこそ、あの一瞬で龐煖の前に飛び込めたのです。

「将軍になれるぞ、だからこれからも下向かず前向いて進め」

そんな尾到の思いを背負って、信もその後は将軍への道を駆け上がっていくことになるのです。

 

尾到を連れて帰還した信が尾平に謝るシーンや尾平が尾到が死んで悲しむシーンは涙なしでは見られませんでしたね。

(キングダム14巻より引用)

本当に感動的で、悔しくなるシーンでした。

ほんとにいいやつでした。

(キングダム14巻より引用)

 

3 セリフにはされてなかった恋人への最後の言葉とは?

尾到は死ぬ直前、「友里(ゆうり)、、、」と恋人の名前をつぶやくシーンがあります。

友里とは、尾到が結婚を誓ってる恋人のことです。

(キングダム11巻より引用)

結婚したい気持ちもあるらしいですが、兄・尾平がまだ結婚してないことを気遣ってまだしなかったようです。

友里さん姉御肌で面倒見のいい人です。

尾兄弟が戦争にいってる間、東美ちゃんと友里さんは二人が健康で帰ってくるよう祈ります。

自分も辛いはずなのに尾平を思って祈ってる東美ちゃんを励ます優しいシーンが描写されてます。

(キングダム14巻より引用)

そんな友里さんに向かって、最後に尾到は何を言いたかったのか、

それは尾到が死んだ巻末の描写で明らかになっています。

ちょっと見にくいので、文字に起こしますね。

母「どうした、、里。こんな夜更けに」

友里「尾到がそこに立ってた気がしたんだ、ゴメンなって、、」

(キングダム14巻より引用)

そう、尾到は「ゴメンな」っていう言葉を死の直前に伝えていたのです。

その思いが届いたようで、友里さんも悲しみに暮れてしまっています。

恋人よりも先に死んでしまった、その後悔の念からごめんという言葉が出たのでしょう。

ドラマみたく「愛してる」や「ありがとう」ではなく、「ごめん」っていう言葉が尾到の人間性やリアリティを持っていて余計辛くなりました

 

4 尾到は信にとって天下の大将軍へと導く存在だった?

尾到のセリフに込めた思い、それを追っていくと尾到が何を思い、何を伝えたかったかがわかってきます。

尾到は、信と久しぶりに再会したとき信の成長を感じました。

そして戦を共にし、趙との戦いの始める前、百人将になった信を見て、着実に将軍に向かってる進んでることを感じます。

その戦で将軍の首を信が取るよう背中を押します。

そして龐煖との戦いで信が将軍になれることを確信し、それを死の間際に伝えます。

こうやって整理してみると見えてくることがあります。

尾到は信を将軍へと導く存在だったのではないかと思います。

もちろん尾到は信に将軍はなんたるかを教えたり、剣を教えたわけでもありません。

でもただ信じていたのです。

信じるなんてそんなことで、、と思うかもしれません。

ですが、自分のことを将軍になれると信じてついてきてくれる味方はどれだけ心強いでしょう。

尾平ももちろん同じような思いを抱いてたでしょう。。

でも信が将軍になれるといったとき、尾平は冗談で「お前が将軍位なれるわけねーだろ」とか「何バカなこと言ってんだ」と信に伝えています。

(キングダム5巻より引用)

ここが尾到と尾平の大きな違いでした。

尾到の全セリフを調べましたが、信を罵るセリフや否定するセリフはほとんどないんです。

(「村一番のバカだったお前が…」ってセリフくらいなものです。)

つまり、信が将軍になれる器であることを強く確信していたんです。

「下僕の少年が天下の大将軍になる」

こんな夢は聞けば、誰もがバカにし笑うような夢です。

でも尾到は実際に成し遂げるような凄いやつなんだとなんとなく感じていたんじゃないでしょうか。

尾到は出会った頃から信に惹かれていたのです。

(キングダム14巻より引用)

幼い頃の尾到の表情から、「こいつはすごいやつなのかもしれない」

そんな表情にも見えますね。

  • 尾到が信を見守り、信じていたからこそ信は成長できたのでしょう。
  • 尾到があの時、信に檄を飛ばしたからこそ馮忌の首を取れたのでしょう。
  • 尾到が死の間際、信に天下の大将軍への道を示し、託したからこそ今も前を向いて進んでいるのでしょう。

つまり尾到が信を将軍へと導く存在だったと判断することができます。

もちろん尾到だけの力ではないですが、信が将軍への道を進むための大きな力になったことは否定できませんね。




5 まとめ

尾到は信を将軍へと導く存在であり、信をずっと信じてついてきてくれていた。

尾到の全セリフからそう読み取ることができました。

もちろん大げさかもに聞こえるかもしれませんが、キャラ一人一人には必ず意味があって存在意義があります。

死んでも生きててもいいキャラや必要のないキャラなんて一人もいません。

だからこそ、物語が始まって早くに亡くなった尾到にも大きな役割や存在意義があったのです。

尾到は超いいやつでもありましたが、信にとって、キングダムの物語にとって絶対不可欠な存在でした。

こうして一人のキャラだけ見ていると、また一つキングダムの楽しみ方が増えましたね、

読者の人の中には、尾到はもっと違う役割や存在意義があった!という意見もあると思います。

いろんな意見を聞いてみたいので、ぜひあなたの考え方をよろしければコメントで教えてください。

楽しみに待っています。

キングダムをこれからもよろしくお願いします。

ではありがとうございました。

マンガタリライター・ペンタ



 

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キングダム

 

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1 個のコメント

  • すごくいい考察だと感じました。尾倒のシーンは私も作中で一番好きなシーンなのですが、信を導く役割だとは考えたことがありませんでした。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    兵庫に住む少年漫画とお笑い大好きな20代のサラリーマン! キングダムとワールドトリガーが読めるこの時代に生まれて良かった笑 漫画のことなら1日中語れるほどのおしゃべり漫画中毒者! 漫画ばかりある部屋で、カフェオレ読みながらふかふかの椅子で漫画を読み続けるのが夢です。気軽にコメントください。 ツイッターもやってます↓↓↓