なんだかんだで王道マンガが大好物のマンガタリライターじょにすけです。
今回は、とにかくアツい王道ジャズ漫画『BLUE GIANT(ブルージャイアント)』をご紹介します。
数々の漫画賞を受賞して注目を集めた作品なので、いつか読んでみたいと思ってた。そんな人も多いんじゃないでしょうか。
- どんな漫画なの?本当に面白いの?
- ジャズとかあんまり聴かないけど、それでも楽しめるの?
と、いろいろ気になってる人もいると思いますが、、
安心してください。
めちゃめちゃ面白いです !!!
今回は『BLUE GIANT』の、、
- 基本情報
- あらすじ
- ありあまる魅力の中から厳選した見どころ3選
- 関連ジャズ情報
をご紹介します!
ぜひぜひ『BLUE GIANT』の熱くてハゲしいジャズの世界に触れてみてください♪
10月24〜30日まで期間限定、漫画アプリ「マンガワン」で全巻イッキ読みできます。この機会にぜひ!
目次
1、『BLUE GIANT』ってどんな漫画?
作者 | 石塚 真一 |
---|---|
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | ビッグコミック |
連載期間 | 2013〜2016年(同年 続編スタート〜連載中) |
ジャンル | 青年/青春/音楽(ジャズ) |
単行本 | 全10巻+続編『SUPREME』9巻 (2020年2月現在) |
発行部数 | シリーズ累計550万部突破(2020年2月現在) |
本作は、ジャズを心から愛する主人公 宮本大たちの青春が描かれたジャズ漫画です。
ちなみにタイトルの『BLUE GIANT』は、
- ジャズを象徴する色である「BLUE」
- ジャズの第一人者を讃える言葉「GIANT」
を掛け合わせた造語で、、物語中では「世界一輝くジャズプレイヤー」を指してます。
『BLUE GIANT』3巻 石塚真一/小学館より引用
第1部『日本編』とも言える本作はすでに完結していて、、現在は続編『BLUE GIANT SUPREME(シュプリーム)』が連載中です。※続編は、また別記事で改めてご紹介します。
作者は石塚 真一先生で、、
- マンガ大賞3位(2016)
- 第62回小学館漫画賞(2017)
- 第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞(2017)
前作、感動の山マンガ『岳』同様、数々の漫画賞を受賞している人気作品ですね。
公式サイトはこちら→https://bluegiant.jp/first/
2、あらすじ 〜仙台の高校生が世界一のジャズプレイヤーへの道を切り開いていく王道物語〜
この物語は、、
- でかい夢を掲げる主人公
- 師匠のもとでパワーアップ!
- 仲間との熱い友情!
- 苦難を乗り越えて進化を遂げていく!
そして、読んだ後、前向きな気持ちにしてくれる。そんな、、
熱くてハゲしい王道中の王道ストーリーです。
『BLUE GIANT』1巻 石塚真一/小学館より引用
主人公の宮本 大(みやもと だい)は、仙台の高校3年生。
友だちに連れられていったライブでジャズに心打たれて、、
世界一のジャズプレイヤーを目指しています…
「いきなり」は東北弁で「すごい」「めちゃめちゃ」という意味
『BLUE GIANT』1巻 石塚真一/小学館より引用
雨の日も、猛暑の日も、雪の日も、、
大は、独り河原でサックスを吹き続けていました。
そんなある日、師匠となる由井(ゆい)さんと出会い…
『BLUE GIANT』3巻 石塚真一/小学館より引用
ジャズの世界の厳しさやジャズマンの心得・基礎を叩き込まれます。
師匠の元で修行を積み、腕を上げた大は、高校卒業と共に上京。。
そこで、凄腕ピアニストの雪祈(ゆきのり)と出会い、物語は一気に加速します…
『BLUE GIANT』5巻 石塚真一/小学館より引用
ジャズバンド「JASS」(ジャス)を結成した大たちは、、
数々の挫折を乗り越えながら…
『BLUE GIANT』8巻 石塚真一/小学館より引用
ジャズバーのマスター、ファン、音楽関係者を魅了しながら…
『BLUE GIANT』8巻 石塚真一/小学館より引用
世界一のジャズプレイヤーへの道を突き進んでいきます。
…
熱く感動しちゃう王道ストーリーをどうぞご堪能ください!
3、『ブルージャイアント』のここが面白い!見どころ3選を全力紹介!
冒頭でもお話したとおり『ブルージャイアント』は、、
めちゃめちゃ面白いです!!!
魅力が溢れすぎていて1回ではお伝えしきれません。
なのでここでは、見どころを3つに厳選してご紹介していきます!
3−1 オシャレなジャズのイメージを破壊する熱くて自由なジャズの世界
この作品の1つ目の魅力は、固定観念をぶっ壊してくれるところです。
あなたは「ジャズ」にどんなイメージを持っていますか?
作中で、同級生が「ジャズって、大人のオシャレな音楽だろ?」と言うシーンがあるんですけど、、僕も同じように、
ジャズ=オシャレな音楽
というイメージを持っていました。
でも、『ブルージャイアント』のジャズは違ったんです。
すげー熱いんです!
そして、、自由なんです !!
…
同級生の女子にジャズの良さがまったく理解できないと小バカにされた大は言い放ちます…
『BLUE GIANT』1巻 石塚真一/小学館より引用
オシャレというイメージはジャズの一面に過ぎなかったんです。
そして、、ジャズ漫画なのにロックも感じませんか?
『ブルージャイアント』は、ただのジャズ漫画の枠に収まる漫画ではありません。
ジャズ好きな人も、そうじゃない人も関係なく、熱くなれるし、楽しめる漫画なんです!
3−2 「感覚の大」と「思考の雪祈」のセッションが激しすぎる!
『BLUE GIANT』5巻 石塚真一/小学館より引用
この作品は、大と雪祈が出会って、組んでから、、劇的に面白くなります。熱さが爆発します。
…
ジャズバンド「JASS」を結成した大たちは、決起会で、、
ケンカ大ありで言いたいことは全部言う。ことを誓い合います。
そしてその言葉どおり2人は、
- ジャズのこと
- バンドメンバーのこと
- 集客のこと
ことあるごとに火花を散らせます。
『BLUE GIANT』5巻 石塚真一/小学館より引用
それは、、ライブ中でもお構いなしです。
『BLUE GIANT』6巻 石塚真一/小学館より引用
- 枠に囚われずまっすぐ突き進んでいく「感覚的な大」
- 繊細で「戦略的思考の雪祈」
この2人のやりとりは、めちゃめちゃ激しいです!
この2人がどう調和しながら、数々の苦難を乗り越えて成長していくのか!?
ぜひ注目してみてください!
3−3 暗闇のなか光り輝くライブシーンの絵に鳥肌立ちまくり!
3つ目の魅力は、暗闇と光が絶妙に描かれている絵です。
中でもライブシーンは鳥肌が立ちまくります。
(音楽フェスなど一部例外はありますが、)ジャズのライブは、基本的に夜のジャズバー、ジャズクラブで行われています。
なので、黒背景のシーンが多いです。
その暗闇の中でスポットライトを浴びて演奏している大たちは、力強く、光り輝きます。
『BLUE GIANT』6巻 石塚真一/小学館より引用
『BLUE GIANT』10巻 石塚真一/小学館より引用
ぜひ熱くてハゲしいジャズを全身で感じてみてください!
4、読んだ人たちの感想
つづいて『BLUE GIANT』を読んだ他の人の感想もご紹介させていただきますね!
酔っ払いながらブルージャイアント読見返してるんだけどヤバい以外の語彙が無い
— カイヅカダイゴ (@carbo1793) October 20, 2018
ブルージャイアントを一気読みしてから、ジャズのCDを色々買い漁って聴いとるおじさんです。
— 牧 (@harapekomaki1) October 18, 2018
ブルージャイアントの大くんにはいつも元気付けられるなぁ。
石塚さん、素晴らしいマンガをありがとうございます— ぎば@元MBLABO (@yanagibaMBLABO) October 18, 2018
ひとり黙々と夜のグランドや坂道を走ってる時なんかには、まさしくこの感情によく襲われたな…。マジでこの漫画は面白い #ブルージャイアント 3巻p169 pic.twitter.com/P3J0hF7nIx
— YMNK.YUUTA (@ymnk_yuuta) October 15, 2018
前々から読みたかったが中々漫画読む機会がなくやっと #ブルージャイアント を4巻までだが読んだ。熱くなる泣きそうだ、てゆうか泣いた。ジャズを題材にした傑作だぁぁぁぁ!!!!!!!! pic.twitter.com/kN5shwyOO6
— BAK (@BAK1325) October 15, 2018
みなさん熱くなってますね。笑
そう。『BLUE GIANT』を読むと熱くなるんです!
5、作者オススメのジャズの名曲を聴いて、もっと『BLUE GIANT』を楽しもう♪
この作品を読み進めていくと、ジャズが聴きたくなります。
そんな僕らのために、ジャズの名曲を集めたコンピレーションアルバムが用意されています。
収録内容は作者である石塚真一氏が好んでいる60年代~70年代にかけてのモダン・ジャズの名曲を中心にセレクト。チャーリー・パーカー「コンファメーション」をはじめとする鉄板曲から、ドナルド・バード「コフィ」といったレア・トラックまで、漫画同様ジャズを聴いたことのない若い世代でも先入観なしにジャズを楽しめ、更にジャズ・ファンも納得の内容に仕上がっています。
公式サイトより
ジャズ初心者も、ジャズファンも楽しめるアルバム収録曲目がこちら…
アーティスト | 曲 | |
---|---|---|
1 | ソニー・ロリンズ | ニュークス・フェイドアウェイ |
2 | ディジー・ガレスピー | ノヴェンバー・アフターヌーン |
3 | リー・モーガン | クリフォードの想い出 |
4 | ソニー・クラーク | ディープ・ナイト |
5 | ドナルド・バード | コフィ |
6 | チャーリー・パーカー・カルテット | コンファメーション |
7 | バド・パウエル | テンパス・フュージット |
8 | ジョン・コルトレーン | ディア・ロード |
9 | トミー・フラナガン&ジョン・コルトレーン | エクリプソ |
10 | ハンク・モブレー | リメンバー |
11 | ポール・チェンバース | ヴィジテーション |
12 | クリフォード・ブラウン | いつかどこかで |
13 | セロニアス・モンク | ラウンド・ミッドナイト |
ちなみにこのアルバムは、Amazon Musicでも聴けます。
読んでから聴くと、ジャズのなかにある熱くてハゲしいものを感じられると思います。
また、大たちがどんな音楽を演奏しているのか?イメージが湧いて、、
もっと『BLUE GIANT』が楽しくなります♪
まとめ
今回は『BLUE GIANT』の、、
- 基本情報
- あらすじ
- 見どころ3選
- 関連ジャズ情報
をご紹介しました。
本作は、ジャズ漫画でありながら、ジャズの枠に囚われない開放的なマンガです。
熱くてハゲしくて自由な王道マンガが好きだ!という人は絶対読まなきゃ!
の名作です。
ぜひぜひ、読んでみてください!
10月24〜30日まで期間限定、漫画アプリ「マンガワン」で全巻イッキ読みできます。読むなら今です!
じょにすけ
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こちらは、感動名シーンをまとめた記事です。ネタバレとなっていますので、『BLUE GIANT』を読んでからご覧ください↓
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