2018年、やり残したことはありませんかー!
マンガタリ編集長の堤です!
いよいよ平成も終わるという、この年の瀬にこの企画をお届けします!
その名も
「M-1(マンガタリライターが個人的に一番面白いと思った漫画を決める)グランプリ2018」
です!
今回は、マンガタリライターそれぞれに
- 2018年読んで一番面白かった漫画
- どんな漫画で、何が面白かったのか?
- 2019年に向けての漫画の抱負
- その他のおすすめ漫画
を聞いてみました!
マンガタリライターは一体、どんな漫画を読んでこの1年を過ごしてきたのでしょうか。
ぜひ、ご覧ください!
また、「マンガタリ大賞2018」を開催します!最後に参加方法が書いていますので、チェックしてください!!
目次
- 1、『BEASTARS』ティーン世代の動物が織り成す青春群像劇×サスペンス
- 2、『BLUE GIANT』高校生が世界一のジャスプレイヤーを目指す王道JAZZ漫画
- 3、『はじめの一歩』123巻続く言わずと知れた超長編ボクシング漫画にやってきた大きな転換点
- 4、『愛しのアイリーン』エロ×グロ×暴力が織り成す高純度の愛(読むのはしんどいです)
- 5、『シネマこんぷれっくす!』映画好きによる映画好きのための映画愛が溢れ出して止まらない映画漫画
- 6、『おとこの口紅』80年代に一石を投じた、ゲイを真正面から捉えた名作が2018年に蘇る
- 7、『サマータイムレンダ』絵・設定・展開の速さ・伏線回収の全てが作り込まれた少年ジャンプ+の傑作中の傑作
- まとめと「マンガタリ大賞2018」の開催!
1、『BEASTARS』ティーン世代の動物が織り成す青春群像劇×サスペンス
作者 | 板垣巴留 |
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出版社 |
秋田書店
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掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
掲載期間 | 2016年9月から連載中 |
巻数 | 既刊11巻 |
肉食獣と草食獣が人のように暮らし、共存する世界を舞台にした高校生年代の動物青春ヒューマンドラマです。
主人公である「ハイイロオオカミのレゴシ」は、自分の所属する演劇部の仲間である「アルパカのテム」が何者かに食殺され、犯人を捜し始めるのが物語の主軸です。
犯人を捜す一方で、主人公のレゴシは「ドワーフウサギのハル」に出会い、彼女に恋をします。
ただ、これは「肉食獣(ハイイロオオカミ)が草食獣(ドワーフウサギ)に恋をする」ということであり、レゴシは悩みます。
- 一体犯人が誰なのか?
- 主人公の恋はどう進んでいくのか?
アクションあり、思春期の悩みもアリで、読み応えも多大にありです!!
登場人物は全て動物ですが、いろいろとアクの強いキャラが沢山登場する上に、それぞれが悩みを抱えながら必死で生きていく姿を描いていて、青春群像劇的な漫画です。
また、「正義とは何か」「強くなるとはどういうことか」を考える主人公に、チャンピオンらしさを感じる作品です。
好き嫌いなく、幅広く、新作も旧作も、読み飛ばさずしっかりと、その上でどんどん読んでいきたいです。
そうすると面白い漫画に出会えると思うので、それをまた、いろいろな方に伝えて広げていきたいと思います。
「丸太まる」が2018年に書いたおすすめの記事はこちら↓
2、『BLUE GIANT』高校生が世界一のジャスプレイヤーを目指す王道JAZZ漫画
作者 | 石塚真一 |
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出版社 |
小学館
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掲載誌 | ビッグコミック |
掲載期間 | 2013年〜2016年 |
巻数 | 全10巻 |
石塚真一先生の前作『岳』に続き、
- 2016年の「マンガ大賞」3位
- 2017年の「第62回小学館漫画賞」
- 2017年の「第20回文化庁メディア芸術祭漫画部門大賞」
と、数々の漫画賞を受賞したJAZZ漫画。
世界一のジャズプレイヤーを目指す主人公 宮本大(みやもと だい)たちの成長を描いた王道ストーリーです。
第1部「日本編」ともいえる本作はすでに完結していて、今は続編『〜SUPREME』が連載中。
「なんでオレ…泣いてんだ…心を揺さぶられて…完全につき抜かれちまった…」
これは、凄腕ピアニストの沢辺(さわべ)が、初めて大のプレイを聴いた時のセリフなんですが、まさにこの作品を表した一言です。
心を揺さぶられて、完全につき抜かれます。
さらに、、
「その日、その時、その瞬間のメロディーをかます!!毎日違う!!ハゲしくて自由な音楽がジャズ!!」
「オレはジャズがオシャレだから好きなんじゃなくて…オレは…ジャズが、スゲエ熱くてハゲしいから。だから好きなんだけどな…」
これは、同級生にジャズのどこがいいのか理解できない。ジャズって大人のオシャレな音楽だろ?と小馬鹿にされた時の大のセリフです。
僕もジャズといったら「大人のオシャレ音楽」という印象だったんですけど、この作品を読んで、その考えが一変しました。ジャズの聴こえ方が変わりました。
固定観念をぶっ壊して、新しい世界を開いてくれた、僕の2018年ベスト漫画です。
新しい年を迎える今、全力でオススメしたい一作です。ぜひ読んでみてください!
あとは新たな試みとして、漫画家さんへのインタビューや、漫画ファンと一緒に楽しめる企画もやっていきたいと思ってます。2019年もどうぞお楽しみに!
「じょにすけ」が2018年に書いたおすすめの記事はこちら↓
3、『はじめの一歩』123巻続く言わずと知れた超長編ボクシング漫画にやってきた大きな転換点
作者 | 森川ジョージ |
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出版社 |
講談社
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掲載誌 | 週刊少年マガジン |
掲載期間 | 1989年〜 |
巻数 | 既刊123巻 |
1989年から「週刊少年マガジン」で連載されている長期連載のボクシング漫画です。
イジメられっ子だった主人公の幕之内一歩(まくのうち・いっぽ)は、プロボクサー鷹村守(たかむら・まもる)との出会いをきっかけにボクシングをはじめ、少しずつ変わっていきます。
ライバルたちとの激闘の末に一歩が日本フェザー級のチャンピオンになった後も、「強いとは何か?」という問いの答えを求めて、世界に目を向けながらも防衛戦を続けていく、一歩のボクシングと求道の「人生」が描かれていきます。
『はじめの一歩』は単行本100巻以上に及ぶ長編作品ですが、今年、2018年の「週刊少年マガジン」掲載分のストーリーでは、主人公の一歩に「ある重大な転換点」が訪れます。
子供の頃は毎週読んでいたけど、大人になってからは最近の展開は追ってなかったという読者の皆さんにも、今年描かれた部分は是非読んで頂きたいです。
おじさん・おばさん読者たちの中には、若い頃(昔『はじめの一歩』を読んでいた頃)に自分が夢見ていた未来とは違う未来を、なんやかんやと折り合いを付けながら生きてるという方も多いのではないでしょうか?
そんな、当初思い描いていた未来とは違う現在を生きている、大人になったあなたにこそ、2018年の『一歩』は読んでほしいのです。
まずはコミックス最新の10冊分くらいだけでも、漫画喫茶で、あるいは電子書籍などで、是非ぜひチェックしてみて頂けたらと思います。きっと最近読んでいなかった箇所を読んでみたくなったり、昔読んでいた部分をもう一度読み返してみたくなったりといった気持ちが再燃してくると思います。
僕の現在の興味はAI(人工知能)やVR(仮想現実)/AR(拡張現実)といった最近の技術が世の中をどう変えていくのかという点ですが、たとえば、VR世界の中で直感的に3Dの絵を描くペイントツールなどが近年リリースされています。
AIやVR/ARといった新しい技術と共にインターフェイス革命が進む中、漫画クリエイターたちはそれらで何をどのように表現していくのか。科学技術と漫画文化の相乗効果に注目した記事なども書いていけたらと思っております。
「相羽裕司」が2018年に書いたおすすめの記事はこちら↓
4、『愛しのアイリーン』エロ×グロ×暴力が織り成す高純度の愛(読むのはしんどいです)
作者 | 新井英樹 |
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出版社 |
小学館
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掲載誌 | ビッグコミックスピリッツ |
掲載期間 | 1995年 – 1996年 |
巻数 | 全6巻 ※新装版は2冊 |
エログロ暴力が愛を際立たせる、バイオレンス純愛マンガ(?)です。
閉鎖的な山の村で暮らす岩男は、年老いた両親と暮らす40歳の独身男性です。女性にウブで純真な「岩男」は、母親の「ツル」が出す見合い話も断り「愛」を探しています。
しかし職場の女性に振られたことから、ヤケになって「フィリピン人女性との国際結婚」をします。大金を相手の家族に渡すという、実質、人身売買のような結婚でした。岩男の嫁となったフィリピン人の少女「アイリーン」は、ツルの憎悪や言葉も通じない日本での生活にもがきます。
そして岩男たちは、ある事件をきっかけに転がり落ちるように破滅に向かって暴走していきます・・・
- 花嫁を買った孤独な40男
- 遠い異国に売られた少女
- 息子への愛情をこじらせた母親
という家族が、暴力と性欲の末に愛にたどり着く物語です。
性描写や暴力シーンは、実写映画化にあたりR15指定を受けるレベル。
深刻な村社会のリアルを生々しく描いているのも特徴的で、山奥のムラの狭くて閉塞的な人間関係や、明るい未来のない生活などは見ているだけでも息苦しさを覚えます。
しかし根底には恋愛を超えた愛情が描かれており、「愛とはなにか?」という問いにダイレクトに答えているマンガでもあります。
読んだきっかけは映画化のニュースでした。主演が安田顕(→ファン)!見なければ!というミーハーな気持ちからでした。
同じ作者の漫画を読んだことがあるのでなんとなく予想はしていたのですが、想像を超えてドぎつい漫画でした。。。
エロに関しては可愛らしい感じ、微笑ましい感じが全然なく、もはやグロの域です。
他にも外国人女性の(実質)人身売買、会社の美人はそのへんの男と大体ヤッてる、とか・・・げんなりする要素に事欠きません。
主人公の岩男は伏字ワード連呼だし、これ女ともだちに勧めたら絶対LINEブロックされます。
それでもこのマンガに感動するのは、欲望に嘘をついていない分、愛情も信じられる点です。
よくあるクサいセリフだったとしても、ハードなエロや暴力のあとに見ると、なぜか胸にスッと入ってきます。
欲望の合間に、たまに語られる愛がとてもきれいで尊くて、自分でもびっくりするくらい感動してしまいます。
でも、その感動を味わうにはエログロも絶対に味わう必要がある・・・というドSな作品です。
個人的にはかわいい絵の少女漫画よりも、高純度な愛を感じることのできる漫画だと思ってます!
2018年の心揺さぶるマンガとしておススメさせていただきます。いろんな意味で揺さぶられることは間違いありません!エログロに耐性があるようであればぜひ読んでみてください!!!
性と暴力と閉鎖空間のしんどさの中にある純愛に、ハッと胸を突かれる漫画です。
この世の中にはこんなにも面白いマンガがたくさんあって、それを知らない人もたくさんいて・・・。たくさん読んで、たくさん人に教えたい!そして願わくばそのネタでたくさんの人と語れたら嬉しいです!
「中山今」が2018年に書いたおすすめの記事はこちら↓
5、『シネマこんぷれっくす!』映画好きによる映画好きのための映画愛が溢れ出して止まらない映画漫画
作者 | ビリー |
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出版社 |
KADOKAWA
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掲載誌 | 月刊ドラゴンエイジ |
掲載期間 | 2017年〜 |
巻数 | 既刊2巻 |
高校デビューした熱川鰐人が、学園でも異端で変人の集まる映画研究会、通称『死ね部』(シネマ部→死ね部)にうっかり入部してしまい、『死ね部』で変人な先輩達とともに熱い映画論議(?)を繰り広げていく作品。
主人公の鰐人は元々映画が大好きで、映画の様な青春学園生活を送りたいと胸に希望を抱いて入学します。しかし、死ね部の先輩達の映画大好き人間しか引っかからないようなトラップにかかって、部室まで誘導され様々な映画ネタやハニートラップによって入部してしまいます。
『死ね部』の先輩は顔の良い三人の女子だが、
- 横暴な黒澤映画マニア
- カンフー映画ジャンキー
- クソ映画ハンター
と、残念な子ばかりです。
そんな先輩達と、映画を観る時は「字幕か吹き替えか」とか、「クソ映画談義」とか、「クソ邦題」についてとかを熱く、時にアホらしく語りあいます。
先輩達に加え、鰐人のことが気になる同級生の女子も出てきて、ラブ要素?もあり、キャラクター同士の関係も気にさせてくれます。
溢れるほどの映画愛とギャグセンスを作品中からビシバシと感じる作品です。
学生時代にレンタルビデオショップでバイトをしていたことから、映画をネタにした漫画が気になり、(といいつつ、映画自体はあまり観ていないのですが)そこで手に取ったのが本作品なのですが、これが大当たり!
映画をネタにした漫画は他にもありますが、この作品からは特に溢れ出る『映画愛』を強く感じます。単なる映画紹介、映画ネタを出すだけではなく、
- 『漫画の実写映画化はどうなんだ?』
- 『映画は複数で観るか、一人で観るか?』
- 『映画を観る時ポップコーン食べる派? 食べない派?』
といったことを『死ね部』の変人たちが熱く、お馬鹿に、真剣に論議します。
それぞれの意見が「あるある」でもあるので、読んでいて必ず共感する点が出てくるのと、説明する際に映画のネタを挟んでくるので、映画を観ていれば二倍、三倍と楽しめます。
そして、どんなことをネタにしようとも、基本にあるのは「全肯定」。
映画を愛する形はそれぞれ、言い争っても最後は笑いで締めるから読んでいて心地よいのです。
そして、自分も『死ね部』の輪の中に入りたい、そう思い始めるくらいです。
映画をネタにしたキャラクター達の寸劇とノリツッコミのキレ、これがハイレベルに組み合わさっており、映画好きなら絶対に捧腹絶倒となることうけあいです。
- 「騙されるなガクト! それはエド・ウッドだ!!」
- 「恋愛映画における二人が抱える問題とは、マイケル・ベイにとっての爆発だと思え」
- 「君のお祖母さんフラットライナーズみたいなことにならない?」
この辺のやり取りで琴線に触れた人(どれだけいるのだろう?)なら間違いありません。
マニアックすぎて分からないネタはネタで面白いし、ネットでググって新たな知識を得ながら読む楽しみもあります。
ページ下にちょろっと書かれるネタにした映画の一言解説がまた絶妙に突っ込ませてくれます。
この先もどれだけマニアックなネタとギャグで笑わせてくれるか楽しみな作品です。
「神門 巡」が2018年に書いたおすすめの記事はこちら↓
6、『おとこの口紅』80年代に一石を投じた、ゲイを真正面から捉えた名作が2018年に蘇る
おとこの口紅 1 – 常山プロダクション | マンガ図書館Z – 無料で漫画が全巻読み放題! より引用
作者 | 常山プロダクション |
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出版社 |
芳文社
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掲載誌 | 別冊週刊漫画TIMES |
掲載期間 | 1985~86年 |
巻数 | 全2巻 |
昭和中期~後期のオカマバー(ゲイバー)で働く、男性として生まれながら女性として生きる人たちの滑稽でありながら悲しい生きざまを描く作品です。
コメディタッチではあるが「ネタ要員」としてではない女装者の姿を描いた、昭和においては稀有な作品です。
80年代に連載されていた作品ですが、2018年6月6日にマンガ図書館ZにてWEBで無料公開されています。
ネタやただの想像ではない女装者(作中では時代背景によって「オカマ」という蔑称が使用されている)の姿が描かれている。
創作物の中ではネタやギャグのためのキャラクタとして登場させられることが多かったゲイやトランスジェンダーであるが、昭和という時代にあって、作者が非当事者であるにもかかわらずそのつらさ悲しさが事実に近いかたちで描かれている点は評価されて然るべきと考える。
LGBTやSOGIという言葉が普及しはじめ、その存在と人権が問われる現在。
30年を経て再び表舞台に現れたこの作品が、1人でも多くの人に読まれ、読んだ人が性的マイノリティの存在について少しでも考えてくれたらと、当事者として願うものである。
おとこの口紅 1 – 常山プロダクション | マンガ図書館Z – 無料で漫画が全巻読み放題!
↑全2巻、無料で読めます!
↑全2巻のコミックス化も決定!2,000円+税で購入できます。
「衛澤創」が2018年に書いたおすすめの記事はこちら↓
7、『サマータイムレンダ』絵・設定・展開の速さ・伏線回収の全てが作り込まれた少年ジャンプ+の傑作中の傑作
作者 | 田中靖規 |
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出版社 |
集英社
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掲載誌 | 少年ジャンプ+ |
掲載期間 | 2017年10月23日〜 |
巻数 | 既刊4巻 |
「影」と呼ばれる謎の生命体が起こす惨事を主人公の男の子がなんとかして止めようと試みるミステリー漫画です。
序盤から伏線がどんどんバラまかれ、主人公が命を懸けてトライ・アンド・エラーを繰り返し、伏線を回収していくので、展開が進んで行く度に読み返してしまう面白さがあります。かなり人が死にます。「影」はめちゃくちゃ気味悪いです。
知的好奇心をくすぐる厚みのある謎解き物語を読みたい人には超絶おすすめ。
謎が謎を呼び、知らず知らずに伏線をどんどん落としていきながら進んでいく作品なんですが、2018年の10月に入ってから読者がずっと気になっていた根幹の部分が明かされ、コメント欄は阿鼻叫喚でした。
「ジャンプ+」は24時になると新しい話が配信されるんですが、10月に読んだ一連のストーリーは布団に入ってアプリを開き、横に嫁も子どもが寝静まる中、人知れず涙を流していました(笑)
絵が綺麗で、設定もものすごく作り込まれていますが、お話自体は難しいものではないので、骨太だけどサクサク読んで、あとから読み返すと色々スッキリ〜!という漫画を読みたい方にはイチ押しです。
1話ごとの話の展開も早く、配信から面白さが一切途切れない疾走感もたまらない作品なので、
いま出ている全4巻を読んで、連載を一緒に読みましょう!
(ちなみに「少年ジャンプ+」で連載中の『青のフラッグ』もオススメです。ジャンプで『クロス・マネジ』『バディストライク』を連載していたKAITOさんの作品。こちらは2018年とかの括りではなく、「人生で一度は読んでおけ漫画」なので、別に記事書いて紹介しようと思ってます。)
マンガタリを運営しているからこそ取材に行くことができましたし、ライターさんに記事を書いてもらうことで新たな漫画と出会うことができています。
2019年はマンガタリがあるからこそ「漫画をより一層楽しめるようになった」という人がもっともっと増えるように、面白い企画や記事を作っていきたいと思います!
まとめと「マンガタリ大賞2018」の開催!
以上、「マンガタリライターが2018年に読んだ面白かった漫画」の紹介でした!
この記事を参考に、漫画との新たな出会いを作ることができれば、とても嬉しいです。
気になる漫画は是非、手にとってみてくださいね!
そして、今年からは『マンガタリ大賞2018』を開催することになりました!
参加方法は2つあります!
1つ目は、
『#あなたが選ぶ2018年漫画ベスト3』
というハッシュタグを付けて、あなたが2018年に読んで面白かった漫画ベスト3をつぶやく
2つ目は、
こちらの投稿を『コメント付RT』であなたが2018年に読んで面白かった漫画ベスト3をつぶやく(ハッシュタグなしで投稿できます!)
『マンガタリ大賞』を開催しています!
1.このTweetをコメ付RTする
2.ハッシュタグ #あなたが選ぶ2018年漫画ベスト3 を付けてツイートする
いずれかの方法で参加できます!
2018年に読んで面白かった作品を必ず「1位〜3位」の順位を付けて、つぶやいてください!https://t.co/Kjt379xFKs
— マンガタリ (@mangatari_) 2018年12月26日
1位には5pt、2位には3pt、3位には1ptとポイントを付けて、最終的に編集部で集計させて頂き、ランキングを発表しますので、
必ず1位〜3位の順位を付けてツイートしてください!
『マンガタリ大賞2018』に輝くのは一体どの漫画なのでしょうか!!!
文字数が足りないかもしれないですが、選んだ漫画に対するコメントを頂けるとランキングのところに引用させて頂きます。
応募方法をもう一回おさらいしておきます!
1、ハッシュタグ #あなたが選ぶ2018年漫画ベスト3 を付けてツイートする
2、↓このTweetをコメ付RTする
https://twitter.com/mangatari_/status/1077881465977765888?s=19
いずれも、必ず1位〜3位の順位を付けてつぶやく
です!
ツイートお待ちしています!
マンガタリ編集長 堤
「第11回マンガ大賞大賞」「第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞」など、沢山の賞を受賞している「BEASTARS」ですが、私は最寄駅の本屋さんで特集されているのを見て、気になってまず1巻を購入しました。
帰宅して読み始めると、一気に完読し、続きが気になり、同じ本屋さんに戻って全巻購入したのが初夏のことでした。続きの巻が発売されるたびに購入して現在11巻まで発売されています。
ワクワクしながら続きを読み進める気持ちの良さが、とにかく抜群でしたから、今年のベストヒットとして選びました。
主人公レゴシ以外の動物たちも、それぞれの気持ちを持っていて、心情がしっかり描かれているので、彼らが自分の特性を活かし、または抑えながら生活しています。
人間社会ではないハズなのに、逆に人間社会を想像させます。
また、単純に「たくさんの動物たちが共存している世界」に癒されます。アクションは「さすがチャンピオン!」という感想を持ってしまうくらい、ガッツリ戦います。
とか、文字にすると想像しにくい戦いが、少年漫画の世界で描かれているのです!
しかし絵は優しく、そして強い線なので、男性にも女性にもオススメできる作品だと思います。
読み方は様々だと思います。多種多様な、何千匹の心を一度に揺さぶる作品です!!