みなさんこんにちは、NO BOOK NO LIFEなマンガフルライターの神門です。
自粛が続いており、GWという長期休みではありますが行楽もままなりません。
私も、この時期はいつも野球観戦に行っているのですが、2020年は家に引きこもりです。
まあ、野球以外は出かけないので、そんなに変わらないっちゃ変わらないのですが。
さてさて、そんな時こそじっくり本を読むのがお薦めです!
そこで今回はちょうど(2020年4月に)発売された名著礼賛漫画、『バーナード嬢曰く』5巻のご紹介です!
本好きなら読まないわけがない本作、私もマンガフルにて2記事、書かせていただきました。
今回は、この5巻に収録されているエピソードの中から、個人的に胸に突き刺さった3点に絞ってご紹介します!
1.本屋に行く前に本屋に行くゼイタク!
欲しい本を買うため、電車に乗って大きな本屋に向かう神林嬢の行動です。
「バーナード嬢曰く」 5巻 施川ユウキ/一迅社より 引用
まさにそう!
といいますか、昔は結構、コレが普通でした。
というのも、まず出版業界も勢いがあって本屋さん自体が沢山ありました。
そして今のように大型書店に一点集中ではなく、町の小さな本屋さんも色々とありました。
その本屋さんによって何が強いか、どういうものが充実しているかというのも微妙に違っていたりしました。
だから、
- アノ本はあそこの店で買おう
- この本屋にも売っているけれど、この種の本はいつもあっちの店で買っていたから今回もそうしよう
- この店の書棚の並びが好きだな
なんて考えたりもしたものです。
私も、自分なりの本屋巡りルートがあって、本当に小さい町の本屋からデパートに入っている本屋、そして古書店まで含めて、7~8軒は普通に回っていました。
今は本屋さんが少なくなって1、2軒くらいしか行く店がなくなってしまったので、贅沢な行動になってしまったのがちょっと悲しいです。
(新宿とか大きな街に行けば別ですけれど)
2.処分する本を選ぶときの、”あるある”
本が増えすぎて処分することを親から命じられた神林。
「バーナード嬢曰く」 5巻 施川ユウキ/一迅社より 引用
家族に言われなくても、本を格納する場所がなくなれば、泣く泣く処分する本を選ばなければなりません。
そうしていざ選ぼうとして起きる、本好きのあるある!
「バーナード嬢曰く」 5巻 施川ユウキ/一迅社より 引用
そうなんですよねー。
なんなんでしょうね、コレ。
表紙が違うけれど同じ本!
でもこれ、
- 時代によって単に表紙だけが変わった
- 出版社が違う
- 翻訳が変わっている
- 新訳版
- 後書きの内容が違う
と色々なパターンがあります。
でも、他の人からすれば、なんで同じ本が何冊もあるのさ!
ってことになるんですよね。
私の場合、一番多いのは『銀河英雄伝説』です。コレ・・・
3.トンデモ本といえばコレ!
トンデモ本も好きだという長谷川さん。
そんなトンデモ本を読んでみたいという町田さわ子。
じゃあ、とっておきのトンデモ本があると長谷川さんがオススメしようとした作品は
「バーナード嬢曰く」 5巻 施川ユウキ/一迅社より 引用
(笑)
神林が止めるのも分かります
そして神林が壁に投げつけた気持ちも分かります!
なんたって、清涼院流水の『コズミック』ですから!
いや、これは、これ以上言うこと無いんですけど・・・・
読めばわかります!
まあ一言でいうと、1200の密室で1200の殺人が行われるという、”密室卿”なる人物からの予告状が届く。対するは各個人が超必殺推理技を持つJDC(日本探偵倶楽部)の個性豊かなメンバー達!
という物語で、読みたくなったことかと思います(さて、この紹介文にいくつツッコミどころがあるでしょう)
まとめ
ということで3つのエピソードを紹介いたしました。
この5巻も非常に楽しませてもらいました!
やはり個人的には『コズミック』の回に笑わせてもらいましたが、もちろん他にも色々な本の紹介や、登場人物同士の関係性を描いたエピソードも楽しめます。
本好き、読書好きの方も、そうでなくても本に興味のある方、、さらには百合が好きな方におすすめです!
『バーナード嬢曰く』はこちらでも読めます!
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