【今週の一冊】『GOLDEN SPIRAL』感想。『うえきの法則』の福地翼先生が送るポスト・アポカリプス・ファンタジーが開幕!

 

みなさんこんにちは、【今週の1冊】として毎週、直近に読んだ作品(時には古い作品も!)をご紹介するマンガフルライターの神門です。

皆さんが作品を購入するご参考にしていただければと思います。

今回ご紹介するのは

『GOLDEN SPIRAL』 

です。

 

 

本作の作者は福地翼先生。

そう、『うえきの法則』の作者さんです。

今回も、『うえきの法則』のような特殊能力を持った人たちが物語では活躍するようです。

といっても今回の舞台は現代ではなくファンタジー。

というか、現代とは別の世界の地球、あるいは未来の地球、なのかもしれません。

かつて人類は科学も発展し巨大な文明を築いていたけれど、ある日突然、無数の”天使”が人類に鉄槌を下しわずか三日で文明を滅ぼしました。

わずかに生き残った人類も急激な海面上昇によって土地を奪われ、唯一残された陸地に”最期の国”であるベルソー王国を築きました。

人々に残された最後の地は、火口の中・・・

「GOLDEN SPIRAL」 1巻 福地翼/小学館 より引用

 

中が大きくくりぬかれたすり鉢状になっているベルソー王国は、周囲を壁に囲まれた閉ざされた国でもあります。

ベルソー王国が築かれてから1000年の月日が流れても、人々はすり鉢から出ることは叶いません。

”外の世界”は、今となってはただのおとぎ話、外に世界などないのがこの国の常識。

そんな世界で生きる主人公のザビはかつてこの王国の王子でしたが、10年前に父親である王が殺されて王の弟が王位についてから野にくだりました。

王子の身分を隠し、いまだ続いている海面上昇で滅亡を待つこの国を脱出して”外の世界”があると信じ立ち向かっていきます。

1巻の中で分かりますが、島の縁には”天使”がいて、人々が島から出られないよう見張っています。

  • 壁に閉ざされた国
  • 脱出を阻む謎の”天使”
  • 滅びに向かう中で戦う主人公のザジは”天使”から人々を守る護衛隊に所属

 

なんとなく、「進撃の巨人」を思い起こさせる物語設定です。

だけどそこは福地先生、特殊能力を付け加えてきています。

それが、人類が0.01%の確率で持って生まれる、体の一部を人工物化する能力の「マグ」です。

ザジの能力は、体の一部を”刃”に変えることができるもので、これを武器に戦っていきます。

もちろん、他にも異なる能力を持つキャラクターもいて、今後さらに多くの能力者が登場して活躍してくれるものと思います。

これが”天使”。すり鉢状の島の縁にいて人間が島から出ないよう見張っている

「GOLDEN SPIRAL」 1巻 福地翼/小学館 より引用

 

また本作はおそらく、バディものでもあります。

主人公の前に突如として現れた謎の少年、ガロ。

どこからやってきたのかも謎で、更に記憶も失っているガロですが、ガロの口からは「飛行機」や「ヘリコプター」といった言葉が出ます。

ザビの知らない、失われた文明の記憶を持っているガロこそが、世界を滅びから救い出してくれる鍵をもつと、ザビは信じます。

  • ガロは何者なのか?
  • ”天使”は一体どこからきたのか、誰が作り出したのか。
  • 国の外には何があるのか?

 

まだまだ謎だらけの1巻ですが、それだけに楽しみでもあります。

タイトルの『GOLDEN SPIRAL』とは、ガロの能力の名前。

ガロは身体を”ネジ化”することのできるマグを保有しているのです。

これがガロの能力であり、タイトルの由来

「GOLDEN SPIRAL」 1巻 福地翼/小学館 より引用

 

『うえきの法則』を送り出した福地先生です。

きっと、色々と考えたうえで作り出した作品だと思います。

あとがきでも言われていますが、本作は「ポスト・アポカリプス・ファンタジー」となります。

即ち、終末ものです。

まさに、ですね。

人類がなぜ、このような終末を迎えることとなったのか?

この手の作品に目がない人は是非、手に取ってみてください!

なお、本作はんでーうぇぶりで読むこともできますよ!

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ABOUTこの記事をかいた人

社畜として働きつつ、漫画と小説と野球に癒される日々。人生を変えた作品は「女神転生」。プロ野球を愛しベイスターズを愛する。 熱血王道もの、血飛沫舞うバトルものから美少女百合ものまでなんでも好む。特に「無限の住人」の美しい殺し合い、「はやて×ブレード」のバカバトルが好きです。