みなさんこんにちは、【今週の1冊】として毎週、直近に読んだ作品(時には古い作品も!)をご紹介するマンガフルライターの神門です。
皆さんが作品を購入するご参考にしていただければと思います。
今回ご紹介するのは
『ポーカーフェイス女装男子と。』
です。
女装男子ものも色々と増えています。
くらの先生は本作以外にも『女装してオフ会に参加してみた。』なんかを描かれておりますね。
『女装してオフ会に参加してみた。』も5巻で完結しており、ほどよい長さで読みやすいのでおすすめです。
そんなくらの先生の作品ですから、今回も安心、安定の(?)女装男子。
ですが、今回はまた少しテイストを変えて。
主人公のマサは男子校に通うごく普通の男子高校生。
ただし他の男子生徒と一つだけ大きく異なる点があり、それは服が大好きで服のコーディネートに対して異常に執着しているということ。
その趣味が高じて(?)、人を見るだけでその人の体格、スリーサイズが分かってしまうという変態的能力も保持しています。
そんなマサが今夢中なのが、SNSで人気のモデル・SEN。
マサからすれば、どんな服でもその魅力を最大限に引き出す体型をしており、常に最新の情報を追っかけています。
ところがある日、ちょっとした偶然から同級生の山中にSENを紹介してもらえることに!?
喜び勇んでSENと会うマサですが、そのSENは実は山中が女装した姿でした。
そこから始まるマサとSENの不思議な関係は・・・?
といった感じの物語となります。
『ポーカーフェイス女装男子と。』 くらの 1巻/KADOKAWA より引用
マサはとにかく真っすぐで正直で嘘がつけないヤツ。
服のことにしか興味がいかず、女の子に対しても体型と服しか見ないので、それによってキモがられたりしてしまう始末。
まあ実際問題、服のことが好きなだけなら良くても、相手の中を見ずに外のガワだけを見てこんな服を着せたいとか思われたら嫌ですかね??
ただ主人公としてはそれくらい突っ走ってくれないと、女装男子に突撃していけないからそれでOK。
一方の山中はタイトル通りポーカーフェイスというか、何を考えているのか分からない無表情系。
というか、存在感が薄くクラスメイトからもあまり認知されていないような状態。
それは単にコミュ障で人と何を話したらよいか分からない、というものなのだけど、そんな山中を気にすることなく正面から突っ込んでいくのがマサ。
静の山中に対して動のマサと、対照的な二人を組ませるのは王道。
マサに隠し事はなさそうだけど、山中は多くを語らないだけにバックには何やらありそう。
そういったところも、マサが少しずつ明かしていくのでしょうか。
『ポーカーフェイス女装男子と。』 くらの 1巻/KADOKAWA より引用
- マサと山中の関係性の変化。
- 山中がなぜ女装をするようになったのか、またそのコーディネートのこだわりに隠されたもの。
- そしてSENのことを追いかける新たなキャラ。
単に女装男子を楽しむだけでなく、そういった部分も気になってくるところ。
そこいら辺は2巻以降を読んでから、ですかね。
楽しみに待ちたいと思います!
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