【土曜更新】『衛府の七忍』10巻『あおのたつき』5巻『姉の結婚』〜最近読んだ漫画感想~

もうすぐ緊急事態宣言明けるってね(2021/2/26現在)!中山 今です。

このところ読んでいた漫画の感想をまとめました。各作品の参考までに(今週は3作品!)

1、『衛府の七忍』10巻・・・怪作、完結。先生の次回作に期待だ!

慶長5年、関ヶ原の戦いを制した徳川家康は豊臣の残党に徹底的な粛清を行う。無残に殺された者の中から蘇った「怨身忍者」たちが幕府に挑む!

舞台は江戸、内容はスーパー能力戦隊&ロボットバトル。エロ、グロ、残酷絵、「誤チェストにごわす」などのネットミームの元にもなった怪作が完結。

 

形としては「打ち切りエンド」。先生ご自身の希望なのか?とにかくこれからいっちょやったるぜ!というところでぶつっと終わります。なぜ(泣)!

とはいえ残酷絵はド迫力、どこまで真面目なのか不明な怪ルビ(まじ降参→まじギブ)など唯一無二の魅力をおなか一杯堪能しました。先生、次回作は完結お願いします!


2、『あおのたつき』5巻・・・浮世絵とドレッドヘアが共存するデザインセンスに感嘆

江戸遊郭、吉原。売れっ子遊女のあおが迷い込んだのは浮世と冥途のはざま「鎮守の社」。あおと宮司の楽丸は、怨念から生霊や悪霊と化した遊女たちの魂と対話し解き放っていく。

日本画のような美しい絵柄と怨霊の取り合わせがバッチリはまる怪奇ホラー。時代考証しっかり×デザインセンス良しの令和の怪談物語。

最新刊5巻では首長女の怨念に向き合う。「寸(チョン)の間」の下級遊女の魂のさみしさが強烈。苦街における助けてくれなさ、這い上がれなさに「遊郭やべえって」という感想が漏れる。

怨霊、首長女はガチ浮世絵テイストなのに対し、楽丸の先輩宮司、喜丸はドレッド頭がイケてる今っぽいキャラデザ。

時代をまたぐデザインを馴染ませつつそれぞれのエッジも立てる画面は見てて楽しいー!早くも次巻が待ち遠しい。

3、『姉の結婚』・・・名作!極甘のちビターな大人の少女漫画

岩谷ヨリ、アラフォー。不倫に疲れ、故郷の中崎(モデルは長崎県)で独り静かに生きていこうと決心。しかし同級生にしてイケメン精神科医、かつ既婚者の真木に求愛され、そしていつしか惹かれてしまう。

長崎の美しい風景と40代のお疲れ女子(ただし美人で仕事もできる)、イケメン変態精神科医との壁あり恋愛という少女漫画・アダルトバージョン。

先日「地方を満喫できる漫画」の記事を書いた際に再読。
記事はこちら↓

旅×マンガ!地方が舞台のマンガ14作品で旅行気分に浸ろう

2021年2月13日
40代と言いつつスタイル抜群、仕事も男も引っ張りだこという大人のドリームを美味しくいただける本作。

しかしのんきに少女漫画超展開に酔っていると、つぼみがほどけるように明かされるヨリの恋愛遍歴の因果やタイトルの意味に鮮やかにぶん殴られる。名作!

 

4、今週のまとめ。江戸時代のコンテンツったっていろいろあるなあ

 

今回は、なぜか江戸時代が舞台の作品を2作読んでいました。

そういえば先日、ツイッターでまさに話題になっていた「遊郭」について、

『あおのたつき』は話の合間合間に江戸の大遊郭、吉原の豆知識が挟まる本格派。

対して同じく江戸時代(慶長)を舞台とする『衛府の七忍』にも女性が身売りする場所が出てきますが、その正体は「深海に沈む海底娼館・竜宮城」であります!

エンタメで扱う遊郭ったっていろいろあるよ!とにかく面白ければヨシ!

(中山 今)

 







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