【最近の新連載ショートレビュー】『長谷川無双』ザビエラー長谷川（イブニング）～身長183センチが戦国時代を無双！フィジカル一点突破が新鮮だ～

こんにちは、漫画の新連載を共有しまくりたい！ マンガフルライター中山今です。

↓こんな記事を書いています↓

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2021年10月8日

【一言レビュー】

巨躯い（きょくい）は強い。小細工なし、スーパープリミティブな戦国無双！

戦国時代の男性平均身長、実に155センチ。

つまり上杉謙信も！武田信玄も！だいたいそんなもん！！！

そこに183センチの現代人がタイムスリップしたら無双！無双！！

シンプル・イズ・強さ。いさぎの良い戦国無双モノの新連載です。

令和の現代から戦国時代へタイムスリップしてきたらしい主人公、長谷川。

持ちスキルはいまのところ不明。

異世界/タイムスリップ無双モノと言えば、スポーツの全国大会の上位者であるとか、医学の知識が深いとか、現代由来のスキルを持っていることが多いです。

しかし少なくとも１話目の段階では、『長谷川無双』の強さのパラメータは「身長183センチ」一点で語られます。

デカい奴が強い！その圧倒的、かつ原始的ともいえる説得力。

この令和の新連載において「でかさ」というプリミティブな能力を持ってきた潔さがすごく新鮮です。

身長～？それって強いの～？と思ったあなた、↓のビジュアルと軍隊のパラメータ（身長）を見れば一目瞭然。

『長谷川無双』ザビエラー長谷川 イブニング2022年４号　講談社より引用

こう一覧で表すと、あまりに小さいヒトビトの群れ。

文部科学省の調査によると、現代では身長155センチはだいたい中学１年生男子の平均身長のよう。

12歳男子の平均身長は154.3センチ。戦国時代の平均身長とほぼ同じのようです。

令和２年度学校保健統計調査の公表について　 文部科学省　令和３年７月28 日発表　より引用

子どもの中に！デカイがひとり！！

155センチの中に！183センチがひとり！！

まあ一対一で負けることは無いでしょう・・・・！

「巨人」として戦国時代に舞い降りた長谷川。しかし相手は戦国時代の猛者たち。デカいとはいえ、現代人の長谷川は太刀打ちできるのか。

フィジカル一点突破の無双モノ、この後どんな展開になるのか？期待しています！

なお、歴史（日本史・戦国時代）好きにもおすすめ。

１話目の舞台は永禄４年、川中島の戦い（第四次合戦）。

武田・上杉勢の著名な武将たちの身長が紹介されており、歴史好きの心がくすぐられます。

（私、上杉謙信と身長同じだ・・・！）