こんにちは!実家は猫飼いの家だったマンガフルライター、中山今です。
毎週日曜連載「最近読んだ漫画感想」、本日は『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』の感想を書きたいと思いますー!
このレビューでは作品を以下の2つの項目でご紹介していきます。
- 簡単なあらすじ
- レビュー(ポイント2点)
日曜の昼下がり、漫画レビューをサラッと楽しんでもらえれば幸いです。
目次
1、『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』のあらすじ。20XX年、人類は猫に支配された・・・
著者 | 原作:ホークマン/作画:メカルーツ |
出版社 | マッグガーデン |
掲載雑誌 | 月刊コミックガーデン、MAG Garden(WEB) |
掲載期間 | 2020/10/05-(連載中) |
単行本巻数 | 既刊1巻 |
ジャンル | キャットフルホラー・ニャポカリプス |
世界は猫に支配された・・・!
品種改良によって生まれた猫からウイルスが発生。
そのウイルスは接触感染により拡散し、なんと人間を猫に変化させる!
猫に襲われた人間の手が・・・なんと猫に変わりゆく‥‥ッ!
『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』1 巻/ 原作:ホークマン/作画:メカルーツ マッグガーデンより引用
猫パンデミックが人類を襲った・・・
舞台は20XX年、なんとなくアメリカンっぽい国。
記憶をなくしたすごく猫好きな男が猫パンデミックに抗う・・・!
2、『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』レビュー!猫はひどい目に遭いません!超画力のゾンビパニック形式で猫愛を叫ぶ
『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』の特筆すべき点、それは超画力によるパニックSFであること。
陰影強めの卓越した絵で、人類が脅かされるアポカリプスを描く。
街にあふれる猫!人類を追う猫!
すごく王道なパニックもの!でも相手は猫!!!
画の構図はゾンビパニックそのものだけど猫。背後から猫!空から猫!
『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』1 巻/ 原作:ホークマン/作画:メカルーツ マッグガーデンより引用
そしてもう一つ、『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』の大きな魅力・・・それは猫愛にあふれ返っていること・・・
作中、人類の脅威である猫。
しかし人類は猫との戦いに「水」「水入りペットボトル」「マタタビ」などで対抗。猫はひどい目にあいません!
襲い来る猫に水入りペットボトルやトゲトゲシートで対抗する機動隊。
しかしウイルス保菌猫たちに効果なし!人類になすすべ無し!
『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』1 巻/ 原作:ホークマン/作画:メカルーツ マッグガーデンより引用
ディフェンシブな猫愛に収まらず、積極的に猫を愛する気持ちも炸裂。
猫豆知識や猫あるあるなど、猫飼いの気持ちをくすぐる猫描写を繰り広げます。
「猫は液体」!猫好き・猫飼いが激しく同意するパワーワードが舞う
『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』1 巻/ 原作:ホークマン/作画:メカルーツ マッグガーデンより引用
猫×パニック映画・・・
どんな企画会議で通ったのか。
しかし猫好きもSFパニック映画好きも満足の仕上がり。どちらも好きなら買って損なし!
3、今週のまとめ。本気の画力でギャグをやるから見応えがある
1巻の副題。「猫の牢獄」だけ元ネタがわかんないなあ・・・!
『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』1 巻/ 原作:ホークマン/作画:メカルーツ マッグガーデンより引用
それでは今回もお付き合いいただきありがとうございました!
次回はファンタジー世界のサメパニック漫画『異世界喰滅のサメ』のレビューを書きたいと思います。サメはいいなあ・・・!
(中山今)
(2021/6/5追記 『異世界喰滅のサメ』レビュー記事公開してます!↓)
↓前回のレビュー記事はこちら↓
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