新しい春がきました!なにをするかと言えば漫画を読みます!中山 今です。
このところ読んでいた漫画の感想をまとめました。各作品の参考までに(今週は3作品!)
目次
1、『BEAST COMPLEX』世界観バッチリのSFファンタジー。肉食と草食、捕食の関係が生む人間ドラマ(動物だけど)
捕食者、被食者の関係にある個人同士の気持ちを描くSFファンタジー。
【あらすじ】
動物青春群像バトル漫画、『BEASTARS』外伝。
動物が文明社会を築く世界。問題となっているのが「肉食と草食」二つの食性を持つ種族の共存。
『BEASTARS』連載前の作品と連載後の作品、短編6編を収録。
【レビュー】
デビュー作ながら独自世界観はすでに完成しています。異種族=異人種のメタファーはもちろんのこと、全寮制や進学の内申点を気にする様子など海外ドラマや映画の匂いがするマンガです。
『BEASTARS』の激熱バトルはなし。苦い恋愛から教室のいじめ問題まで、多種多様な「種族の壁」にまつわる人間(動物)ドラマです。
2021/4/8には第2集が発売!楽しみ。
2、『腸よ鼻よ』4巻 元総理と同じ難病の闘病エッセイは底抜けに明るいギャグ漫画
元総理と同じ病気、難病特定疾患「潰瘍性大腸炎」を患ったのはギャグ漫画家だった!
【あらすじ】
沖縄在住、マンガ学科に通っている最中に難病が発覚した著者。その後ギャグ漫画家としてプロデビュー、入退院を「取材」と称して闘病経験をギャグエッセイ化。決死と笑いの半ルポルタージュ。
【レビュー】
闘病モノなのにこんなに明るいのは全優先生のポジティブ思考のおかげッ!4巻にて重要な決断を下す全優先生ですが、その深刻さとさらっとした語り口に笑っていいのか泣いていいのか感情が迷子になります。
実際ものすごくしんどいはず。しかし家族や友達の全面バックアップや編集さんたちの協力体制など、全優先生の目から見た闘病世界がすごく優しくて温かくてその上笑えるという奇跡が起こってます。次巻、全優先生の決断がついに執行。がんばれ全優先生!
3、『ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル』約50Pの書きおろしマンガが面白いわ、緻密な設定にうなるわの超名作ガイドブック
大人気「ダンジョン探索→モンスターを倒す→調理して食べる」SFファンタジー漫画のガイドブック。
【解説】
本編設定集のほか、描きおろしによる約40点のキャラクター立ち絵、約50Pのマンガもついた超豪華ガイド。もちろんモンスターや種族、世界観の設定も網羅されています。また掲載誌・ハルタの特別企画マンガなども収録して大満足の一冊。
【レビュー】
漫画ではありませんがレビューさせていただきます。うならされるポイントが満載!
- 世界観やモンスター含む種族、個別のキャラの超緻密な設定!
- 各キャラクターや種族の解説ごとに該当する「よもやま漫画」を1~2Pを描きおろし
- ↑の「よもやま漫画」が単純に面白い・・・!
「よもやま漫画」、特に元迷宮の主「ミスルン」のページが素晴らしい。久井先生のショートショートの腕が冴える2ページ!これ読むだけでも買い!
あと久々に紙本で購入してこれが大正解。すごくいい紙、凝った紙も挿入されて「バイブル」の名にふさわしい。950円(税別)は完全に安いですぞ!
4、今週のまとめ。設定がしっかりした漫画の面白さがある
今週は「設定が凝っている」漫画を読んだなあと思います(ダンジョン飯のワールドガイドが設定に特化しているのは当たり前ではあるのですが・・・)。
『BEAST COMPLEX』は動物たちが文明を築いたら?という世界観ががっちり構築されていましたし、『腸よ鼻よ』の闘病設定・・・というか闘病リアリティは完璧です。本人の体験ですから!!
『ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル』の設定の緻密さに関しては、設定というカテゴリに興味があるならマストバイと言いきります。素晴らしいものでした・・・!
設定がしっかりしている漫画は読んでて安心感があります。職人技って感じですなあ。
(中山今)
↓次週の漫画レビュー記事はこちら↓
前回の漫画感想まとめは↓
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